ウィトゲンシュタイン的日々

日常生活での出来事、登山・本などについての雑感。

浄土平キャンプ場滞在記 ~8月12日・栂平園地散策~

2012-08-17 22:53:52 | 登山(東北南部)

【8月12日(日)】
浄土平キャンプ場→栂平園地→浄土平キャンプ場



前日11日(土)の夕方自宅を出発したぴすけとダーリン
途中、羽生のモン○ル=ショップで用具を購入し、羽生ICから東北道に入った。
夜間走行だったため渋滞もなく、本宮ICで東北道を下り
岳温泉経由で兎平駐車場に着いたのが23時50分。
折りしもペルセウス座流星群の出現と重なり、駐車場には星を見る人もいたが
ぴすけもダーリンもそのまま車内で寝ることにした。
眠りに就いて約1時間半後、息苦しくて目覚めたぴすけは、外の空気を吸おうと自動車のドアを開けた。
すると、駐車場にいた男女が言い争っている声が聞こえたため、ドアを閉めた。
星を見に来ている間に、何かの加減で口論になってしまったようだ。
それからは、ドアを開けるに開けられず、外に出ることもできないまま、夜明けを迎えた。
むしろ、ドアを開けて外に出たら、バツの悪さに口論が収まったかもしれなかったのだが…



まずは吾妻小舎に、浄土平キャンプ場の受け付けをしに行く。

浄土平キャンプ場での指定席であるA2は空いていたため、まずはテントとタープを設営。

その後、吾妻小舎のベンチとテーブルをお借りして、ゆっくりと朝食をいただく。
今回、バーナー用の焼き網を購入し、初めて使ってみたのだが、これがなかなかいい

この日宿泊のお客様は3名で、熊爺はこれから管理人の雅子さんを迎えに行くという。
テントに戻り、ぴすけは栂平(つがだいら)散策へと向かい、ダーリンは「眠る男」になった。

栂平園地への入り口は、兎平駐車場の西側にある。

林床には、さまざまなキノコが生えていた。





マイヅルソウのなかには、実がかなり赤くなりかけている個体もある。

ヤマハハコ

20分ほど緩やかな道を登れば、栂平園地に出る。
木道を歩いてぐるりと1周できるようになっているが、まずは木道から外れて東側部分の散策へ。

アサギマダラの食草でもある、ヨツバヒヨドリ。

こちらは外来種のコウリンタンポポ。

木道の敷かれたエリアに戻り、時計回りにぐるりと1周。

シラネニンジンのほかにも、ミヤマアキノキリンソウやイワオトギリが咲いている。

場所によっては、ミネザクラが紅葉している。
兎平駐車場から、20分ほど緩やかに登ってきただけなのに、吹く風はずっと涼やかだ。
のんびり園地を散策後、来た道を戻る。

これは…、オンタデ?クロヅル?

登ってきた時はモワッとした空気に包まれて見えなかった吾妻小富士が、姿を現した。

下る時には少しずつガスも晴れてきて、一切経山も見える。

浄土平駐車場にはたくさんの自動車やバイクがあり、賑わっているようだ。

コバノイチヤクソウは、2輪の花がかろうじて残っているだけだった。

ツルリンドウの変種とされるテングノコヅチは、花後に赤い実が成る。


約1時間15分のゆったり散歩。
キャンプ場に戻ると、椅子で寝ていたダーリンは、テントの中に移動して寝ていた
「ぴーちゃん、おかえり。」
テントの中から声はしたものの、一向に起きてくる気配がない。
椅子に座って待っているうちに、夜に熟睡できなかった疲れからか、ぴすけもそのまま寝てしまった
ダーリンがテントから出てきたので、昼食を作って食べていると
雅子さんを迎えに行って、戻ってきた熊爺が通りかかり、夕食の手伝いにおいでという。
夕食の手伝いまで、まだ時間があるので、今夏発売の一切経山バッヂを求めにビジターセンターへ。

自然公園財団浄土平支部のブログで写真を見ていたものの
実物の色合いは、ほかのバッヂではあまり見かけないような色合いで、大変カッコイイバッヂだった
たしか「7月中に発売」だとビジターセンターにいる友人から聞いて
7月29日に伺ったのだがまだ発売されていなかったため、友人に愚痴を言ったら
「7月はあまだ2日あります
と、言い返されて、渋々引き下がったのだった。
が…、実際は8月1日発売だったのではないのかな~?



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