この三日間、昼御飯は全てラーメンであった。
しかも、狙っていたわけではなく、偶然である。
何はともあれ、せっかくなので、ラーメンレポート。
○山手別館
一昨日、朝に駒場で用事があって、昼の授業まで時間があったので、
以前から行こうと思っていた山手の別館に歩いて行った。
山手通りをてくてく歩いて北上、井の頭通りで左に曲がって少し行くと、
ちょうど11時半の開店直後に店に着いた。
「社長こんにちはー」
「おー」
「潰れる前に食べに来ましたー」
「失礼な。あと一週間は持つぞ! まぁ、とりあえず、今日はお代は要らないよ」
「ありがとうございます」
「オススメは何個かあるけど、とりあえず、色々適当に混ぜてみるよ」
「わーいw」
社長特製のラーメン、何ラーメンかとは言いがたいが、なかなか美味しかった。
山手の本店の味と較べると、麺や具の味はほぼ同じだが、スープが違う。
私自身は、食べ慣れてしまったせいか本店の方が好きだが、
これは好みの問題であろう。
手間のかかった特製ラーメンをご馳走になって、
話もたくさんしてもらったが(もっとも、あまり忙しくはなさそうだったが)、
2日後に人手不足の山手本店にバイトに行く約束をしたので、
結果的にはギブアンドテイクだった気がする。
○大勝軒
昨日は、友人と駒場にいて、昼ごはんをどこで食べようかという時に、
近くにある東海大学の学食が充実しているらしいので、そこに行ってみようという話になった。
しかし、到着して、守衛さんに食堂の場所を訊くと、
「今日は営業してるけど、土日は学生がいないから、メニューもたいしたことないよ」
と言う。
とりあえず、行って見てみたが、守衛さんの言う通り、本当に大したことはなかった。
そこで、東海大の学食で食べるのはまたの機会にして、別の店に行くことにした。
数日前に東京人さんのブログで南池袋の大勝軒が紹介されていたこともあり、
(http://blog.goo.ne.jp/waspring/e/0ed2a3d90cb97d77bb76b9cbaf19db76)
代々木上原の大勝軒で食べることにした。
店をのぞいてみると、山手別館とは大違いの客の多さ、満員じゃないかなと不安ながら入ってみると、
「お二階へどうぞ」
……さすが繁盛している店は違う。二階まであるとは。。
メニューは非常に多く、ラーメンやつけそばのヴァリエーションはもちろん、
御飯の定食やピラフまであって、常連を飽きさせない品揃えである。
とりあえず、せっかくなので、つけそばを頼み、
それから、何のことだか分からない「ルースラーメン」を注文して、
二人で分け合って食べることに。
つけそばは、やはり美味しい。
麺は、ラーメンともそばともうどんとも違う、独特な感じで、
スープは普通のラーメンスープよりも塩味が濃く、つけ麺によく合う。
そして、驚いたのは、「そば湯」が出てきた。
つけ麺へのこだわりを感じる。
ルースラーメン、「ルース」とは何のことかと店員に訊いてみると、
中国語の発音で「青椒肉絲」という言葉が返ってきた。
……日本語にはない音だから「肉絲」を「ルース」と書くのも間違いとは言えないが、
しかし一般に「青椒肉絲」をカタカナで表記する場合は「チンジャオロース」であり、
「ルース」と書かれても「肉絲」のこととは分からない。
もっとも、「ロースラーメン」と書くと、チャーシューのロースのことだと思われるから、
これもいけない。
思うに、「チンジャオロースラーメン」という命名にすべきであっただろう。
ともあれ、少々脂っこいが、ルースラーメンもなかなか美味しかった。
繁盛するわけである。
ちなみに、先程の「ルースラーメン」の話でもお分かりの通り、
どうやら、中国人の店員がかなり多いようである。
今回、オーダーを取った人、料理を運んだ人、会計をした人、
私たちが会話をした店員は全て中国人であった。
もちろん、日本語が非常に流暢な人たちなので、店自体には全く問題はないが、
その多さに少しびっくりした。
○山手らーめん
そして、今日は、一昨日別館で社長に頼まれたので、山手の本店でバイト。
昼にまかないでラーメンを食べるわけであるから、
これで一昨日から三日連続で昼食ラーメン。
今日は雨も降っているし、客は少ないだろうと油断していたら、客がどんどん来る。
開店2時間で100人を超えた。
店員・バイト合わせて三人いたので、さばくのは不可能ではないが、なかなか忙しかった。
うーん。。まさに社長に「一杯食わされた」というヤツである。
ようやく店内も空いた頃にまかないを食す。
まかないは好き勝手に作って良いので、麺を通常の三倍入れて食べる時もあれば、
メニューにない味付けをしたり、そもそもラーメンじゃなくて油そばにして食べることもあるが、
今日は、野菜を山ほど入れて作って、奥のテーブルで食べた。
山手のラーメンは、具はいまいちで、メニューも少なく、
客観的には大勝軒の方が美味しいのかもしれないのだが、
私にとっては、やはり、食べ慣れた山手のラーメンが一番良い。
落ち着いて食べられる。
3軒の店をレポートしておいて、
結局、「食べ慣れたものが良い」という月並みな結論になってしまった。
まぁ、事実であるから、仕方ないか。
ちなみに、バイトをしている最中、TBSから電話があって、
山手でバイトをしている女の子の一人を取材することになったという。
企画名は「東大生らしくない東大生」。
つまり、ラーメン屋でバイトしている女の子というのは、
世間一般での「東大生」イメージとは違うらしい。
ラーメン屋でバイトするのって、そんなに特殊なことなのであろうか。
しかも、狙っていたわけではなく、偶然である。
何はともあれ、せっかくなので、ラーメンレポート。
○山手別館
一昨日、朝に駒場で用事があって、昼の授業まで時間があったので、
以前から行こうと思っていた山手の別館に歩いて行った。
山手通りをてくてく歩いて北上、井の頭通りで左に曲がって少し行くと、
ちょうど11時半の開店直後に店に着いた。
「社長こんにちはー」
「おー」
「潰れる前に食べに来ましたー」
「失礼な。あと一週間は持つぞ! まぁ、とりあえず、今日はお代は要らないよ」
「ありがとうございます」
「オススメは何個かあるけど、とりあえず、色々適当に混ぜてみるよ」
「わーいw」
社長特製のラーメン、何ラーメンかとは言いがたいが、なかなか美味しかった。
山手の本店の味と較べると、麺や具の味はほぼ同じだが、スープが違う。
私自身は、食べ慣れてしまったせいか本店の方が好きだが、
これは好みの問題であろう。
手間のかかった特製ラーメンをご馳走になって、
話もたくさんしてもらったが(もっとも、あまり忙しくはなさそうだったが)、
2日後に人手不足の山手本店にバイトに行く約束をしたので、
結果的にはギブアンドテイクだった気がする。
○大勝軒
昨日は、友人と駒場にいて、昼ごはんをどこで食べようかという時に、
近くにある東海大学の学食が充実しているらしいので、そこに行ってみようという話になった。
しかし、到着して、守衛さんに食堂の場所を訊くと、
「今日は営業してるけど、土日は学生がいないから、メニューもたいしたことないよ」
と言う。
とりあえず、行って見てみたが、守衛さんの言う通り、本当に大したことはなかった。
そこで、東海大の学食で食べるのはまたの機会にして、別の店に行くことにした。
数日前に東京人さんのブログで南池袋の大勝軒が紹介されていたこともあり、
(http://blog.goo.ne.jp/waspring/e/0ed2a3d90cb97d77bb76b9cbaf19db76)
代々木上原の大勝軒で食べることにした。
店をのぞいてみると、山手別館とは大違いの客の多さ、満員じゃないかなと不安ながら入ってみると、
「お二階へどうぞ」
……さすが繁盛している店は違う。二階まであるとは。。
メニューは非常に多く、ラーメンやつけそばのヴァリエーションはもちろん、
御飯の定食やピラフまであって、常連を飽きさせない品揃えである。
とりあえず、せっかくなので、つけそばを頼み、
それから、何のことだか分からない「ルースラーメン」を注文して、
二人で分け合って食べることに。
つけそばは、やはり美味しい。
麺は、ラーメンともそばともうどんとも違う、独特な感じで、
スープは普通のラーメンスープよりも塩味が濃く、つけ麺によく合う。
そして、驚いたのは、「そば湯」が出てきた。
つけ麺へのこだわりを感じる。
ルースラーメン、「ルース」とは何のことかと店員に訊いてみると、
中国語の発音で「青椒肉絲」という言葉が返ってきた。
……日本語にはない音だから「肉絲」を「ルース」と書くのも間違いとは言えないが、
しかし一般に「青椒肉絲」をカタカナで表記する場合は「チンジャオロース」であり、
「ルース」と書かれても「肉絲」のこととは分からない。
もっとも、「ロースラーメン」と書くと、チャーシューのロースのことだと思われるから、
これもいけない。
思うに、「チンジャオロースラーメン」という命名にすべきであっただろう。
ともあれ、少々脂っこいが、ルースラーメンもなかなか美味しかった。
繁盛するわけである。
ちなみに、先程の「ルースラーメン」の話でもお分かりの通り、
どうやら、中国人の店員がかなり多いようである。
今回、オーダーを取った人、料理を運んだ人、会計をした人、
私たちが会話をした店員は全て中国人であった。
もちろん、日本語が非常に流暢な人たちなので、店自体には全く問題はないが、
その多さに少しびっくりした。
○山手らーめん
そして、今日は、一昨日別館で社長に頼まれたので、山手の本店でバイト。
昼にまかないでラーメンを食べるわけであるから、
これで一昨日から三日連続で昼食ラーメン。
今日は雨も降っているし、客は少ないだろうと油断していたら、客がどんどん来る。
開店2時間で100人を超えた。
店員・バイト合わせて三人いたので、さばくのは不可能ではないが、なかなか忙しかった。
うーん。。まさに社長に「一杯食わされた」というヤツである。
ようやく店内も空いた頃にまかないを食す。
まかないは好き勝手に作って良いので、麺を通常の三倍入れて食べる時もあれば、
メニューにない味付けをしたり、そもそもラーメンじゃなくて油そばにして食べることもあるが、
今日は、野菜を山ほど入れて作って、奥のテーブルで食べた。
山手のラーメンは、具はいまいちで、メニューも少なく、
客観的には大勝軒の方が美味しいのかもしれないのだが、
私にとっては、やはり、食べ慣れた山手のラーメンが一番良い。
落ち着いて食べられる。
3軒の店をレポートしておいて、
結局、「食べ慣れたものが良い」という月並みな結論になってしまった。
まぁ、事実であるから、仕方ないか。
ちなみに、バイトをしている最中、TBSから電話があって、
山手でバイトをしている女の子の一人を取材することになったという。
企画名は「東大生らしくない東大生」。
つまり、ラーメン屋でバイトしている女の子というのは、
世間一般での「東大生」イメージとは違うらしい。
ラーメン屋でバイトするのって、そんなに特殊なことなのであろうか。
大勝軒って各地にあるみたいですが、全部が全部、東池袋直系なのかが疑問です。
どこもつけ麺をウリにしているようですが。
「食べ慣れたものが良い」は核心を突いていますよ、ラーメンを食うとなると大体同じ店に行ってしまい新規開拓が覚束ない日々です・・・
上原にあるのが最初で、そこから東池袋や祖師谷、高島平の大勝軒が暖簾分けでできて、
東池袋店からの暖簾分けで西池袋など30店舗以上ができたみたいです。
つまり、「大勝軒」と銘打っている店は、
上原店、上原からの暖簾分け、上原から暖簾分けされた東池袋からの暖簾分けの三種類あるようですね。
おお、つまり私の行ったのは、本家親元なんですね!
しかし、大勝軒自体が、荻窪の「丸長」という店から暖簾分けで生まれたようですね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8D%BB%E7%AA%AA%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%B3