piebald's blog

ポニーと馬と私が作るブログです。

基本が大切でした。

2008-12-30 22:29:26 | インポート
 さあ、では、訓練に戻ります。

 この日の課題は、これです。



 真っ先に、アポロンが来ましたが、進んでくる事は出来ませんでした。

 どうしたの?難しいのがいいんでしょう?

アポ 「どうしたらいいのか、わからないよ。」



 みんな来ましたが、木々の中央を進んで来られません。
 マルクが、両側を塞がれて、いい所まで来ましたが、途中で、リタイア。

 そんな中、



アル 「こうするのよ。」

 アルちゃんが挑戦して来ました。



 一本の木を跨ぐことから始めて、毎回、コツコツ練習して来たアルちゃんは、ちゃんと、真ん中を、進んできます。
 まじめに、コツコツ。これが、基本です。

 すると、



 次に、一生懸命やってきたアポロンが、上手に出来ました。やる事を理解しているようです。

アポ 「みんなは、一本の木から、ちゃんとやらなきゃね。」

アル 「そうよ。
    みんな、まだ、若いんだから、出来るようになるわよ。」

 みんな、ふたりの言う事、ちゃんと、聞いてる?

モニカの抗議。

2008-12-29 21:35:02 | インポート
 無事、花子を部屋に入れて、ポニー達の所に戻り、直売所に行こうとしたら、



モニカ 「私が、花子を育てるの!
     花子を返して!」

 と、騒ぎ始めました。



 こんな顔をして、私の方に向かってきます。

モニカ 「花子を、返して!」



 そう言われても・・・、

アポ 「モニカ、そんな事言わないで。」

 アポちゃんが、助けに来てくれました。



モニカ 「花子は、私が育てるの!」

アポ  「駄目だよ。花子は、モニカの子供じゃないでしょう。」

 そうなのです。昨日の問題は、これが答えです。
 花子は、モニカの子供ではないのです。1枚目の写真で、モニカの右上に寝転んでいる、白い牛が、花子の母親です。
 ですから、GUMさんのコメントも、正解です。子供を産んでいないので、お乳も張らず、初乳も、Hさんが与えていたのです。
 本当の母牛、モーリーは、子育てをしない牛なのです。モニカは、子供好きなおばさんなのです。



モニカ  「だから、私に任せて欲しいのよ。」

マルク  「だけど、モニカはお乳でないでしょ。」

モニカ  「・・・・・。」

 モニカは、今、牛乳を搾っていません。どんなに頑張っても、花子を育てられないのです。
 
 がっかりしないで。すぐに、自分の子が出来るわよ。

 付け加えさせて下さい。
 今年のお正月。私は、死んだ子牛を見つけました。モーリーの子でした。そして、暮れには、同じモーリーの子供の元気な花子を見つけました。偶然でしょうが、不思議な気がしました。
 

花子です。

2008-12-28 22:27:53 | インポート
 私は、Hさんを呼んできました。



 子牛の所に行くと、モニカが、寄り添っていました。

 ここで、気付いた人は、いますか?いたら、名乗り出て下さい。ささやかなプレゼントですが、お送りします。

 Hさんは、出産後の処理を始めました。



 へその緒を消毒したり、初乳を飲ませたりしました。



 モニカだって、一生懸命に、子牛の世話をします。



 その後、子牛は、モニカの元を離れます。子牛用の部屋に移動するのです。
 Hさんは、このように、タイヤローダーに乗せて運びます。私も隣に乗せてもらいました。子牛は、わかっているかのように、大人しく運ばれます。



 パイは、ずうっと、こうして見守っていました。

 パイ、可愛いくて、大きな女の子だよ。

花子 「お世話になりました。
     もう少ししたら、出てきますので、よろしくお願いします。」

パイ 「元気に育ってね。待ってるよ。」

 まだまだ、続きます。核心は、明日。

「さあ、直売所に行こう。」「いや。」

2008-12-27 22:15:38 | インポート
 今日は、強風の中、この冬一番の寒さの中、まきばに行きました。



 池にも氷が張りました。

 みんな、どうしているでしょう?



 いたいた。アルちゃん、またまた、ひとり、柵越しです。

 でも、なぜか、カラスがたくさん飛んでいます。?????



 さあ、直売所に行こうよ。

 でも、いつもと違います。
 どうしたの?

アポ 「母さんが、動かないんだよ。」

リラ 「パイが、駄目だって・・・。」

 パイ?

 この写真の上の方にいるのがわかりますか?
 呼んでも、来ません。じっと、遠くを見ています。

 なぜ?



 視線の先には、

 牛の親子?



 放牧中の牛が子供を産んだのです。
 生まれたばかりのようで、全身濡れています。

 パイ!
 わかった。Hさんを呼んで来るね。

 続く・・・。