piebald's blog

ポニーと馬と私が作るブログです。

和。

2010-07-30 22:05:27 | インポート
ブログ友のバロンさんが、先日、遠野で仕入れてきた情報によると、日本の馬には、『和芝』という、牧草?がいいそうです。日本の馬と言っても在来種を指すわけではなく、日本に暮らす馬ということです。
遠野は、今は、乗用馬の立派な産地です。外国の品種も取り入れられています。
『和芝』というのがどういうものなのかわかりません。ネットでは高麗芝に対して日本の芝を指している様な感じです。

まきばには、いろいろな草が生えています。Hさんがかって牧草の種を撒いたので、中には、牧草らしき草もありますが、ほとんど、イネ科の雑草と呼んでいいと思います。

草を食べるポニー達を見ていて、ここに、『和芝』が生えているのだろうか?と思いました。



牛も一緒に草をはんでいますが、可愛そうに、この長さの草を牛が食べるのは大変なんです。
牛は、前歯が下顎にしか生えていないのです。
草を食べる時は、長めの草を舌で巻き取り、口の中に運びます。だから、短い草は食べ難いのです。
馬は、前歯で千切って口の中に入れます。ですから、このように短めの草の方が食べやすいのです。

この草は『和芝』なのでしょうか?



アポ  「そうかもね。ムシャ。」

『和』ということで、もうひとつ。



今、私が使っている机兼作業台です。
これは、和裁の裁ち板だったものです。
栃木のある有名な建物を作った大工の棟梁が、娘さんが嫁ぐ時に持たせたものです。この娘さんの娘さんが私の友人で、使い道があるのなら、と譲ってくれました。恐れおおい気もしたのですが、捨てたくない気持ちをわかってくれるだけでよいという友人の言葉に甘えて、使わせてもらうことにしました。
長さは150cm位あり、先のほうは、棚の中に入れてます。



この足は取り外し可能です。
しかも、入れやすく、外し難いんです。高さを調節するために、材木を2本、足の下に敷いてます。
足の右の方に、黒っぽい点が見えるでしょう?これは、木の釘を埋めてあるんです。一枚板なので、反るのを防いでいるのかも?両側面に4本ずつ打ち込まれています。



棚の中に入っている側には、こんな裂け目があります。
大きな木の表面に近い所から取られた材木のようで、これは、元々木にあったものです。作業をする面が完璧ならば、裏まで平らな必要はないわけです。
木の性質を知っている大工さんだからこそ、こんなギリギリの取り方が出来るのでしょう。



棟梁の娘さんが裁縫をした跡です。隙間なくヘラの跡があります。
裏の裂け目は、何十年使われても、全く問題ありません。

南側の日が強く当たる所に置いても、反りもしなければ、ヒビ割れる事もありません。
私にとって、大切な宝物です。

プチ自慢話でした。











汗。

2010-07-29 21:17:42 | インポート
私は、この時期、まきばでは、ジーンズ、長袖、長靴、帽子、軍手で、ポニー達と過します。
日差しと虫と草の棘対策です。ほぼ1年間同じです。
なので、汗びっしょりになりますが、いたしかたありません。
考えてみれば、モーもポーも毛皮を着ているわけですから、私と一緒です。

でも、



ポニー達は、サラリとしています。

もちろん、鬼ごっこや、喧嘩をした時は、汗ばみます。
私は立っているだけで、汗びっしょりになります。

一番動く子供達も、



顔もさっぱり、



お尻もさっぱり。

アル  「そうね。」



日向で、こんなに固まっていても、さっぱり・・・。

ウラン  「何頭で、おしくら饅頭しているでしょうか?」




アトム  「アルネエのは、汗じゃなくて、汚れで~す。」

アル   「こら!」

汗は体温調節のための機能です。馬は汗っかきです。でも、かかずに済めばその方がいいのかも?水もたくさん飲まずに済むのかも?
この炎天下の小高い乾いた地面にいるのは、まきばで、一番、ここが乾燥しているからでしょうか?

まきばの元気印。

2010-07-28 21:12:44 | インポート
炎天下の放牧場にたたずむポニー達の周囲では、



雲の動きも活発です。



どんどん流れて行き、



どんどん大きくなります。
雷雲と思しき雲もたくさんあります。
この日は、夕方から深夜まで、雷様が大活躍しました。

今、一番の元気印は、雷様。

そして、




これは、アメリカヤマゴボウ。
秋には葡萄のような実になります。ここには柵があり、牛にもポニーにも踏まれないので、こんな風に生垣みたいになってしまいました。



炎天下もいつの間にか薄暗くなるくらい雲が元気に頑張ります。
アメリカヤマゴボウだけでなく、いろいろな植物もこんなに元気です。
モクモクと湧き上がる雲みたいに、植物も成長してます。
ここの植物は、全くと言っていいほど、人の手を借りていません。Hさんが植えたものもたくさんありますが、その後の管理はポニーと牛がしています。まきばの状況に強い植物が、どんどん大きくなってます。

ポニー達は、まきばの環境に強い植物の中から、好きなものを選んで食べてます。
ポニー達がまきばの環境に強いのは、その為だと思えるのですが・・・。

お水。

2010-07-27 22:00:35 | インポート
先週、炎天下で、7頭のポニーは、みんなで、バケツに半分の水しか飲みませんでした。
いくら、草を食べた直後とはいえ、あの暑さの中では、ちょっと信じられませんでした。本当に草の水分で充分だったのか・・・。気になるところです。

この日は、お昼寝の最中に私が行きました。しばらくの間、飲まず食わずだったはずです。
ニンジンをあげましたが、ひとりに1本位です。

バケツで水をあげました。



まず、おチビさん達に、

美味しい?

ウラン、アトム  「ゴク、ゴク。」

そして、他のポニー達も



順番にみんな飲みました。
7頭で、3杯弱。そんなところでしょう。
やはり、夏場はお水が欠かせないことと、草の威力を再確認しました。

そして、もうひとつ感心したのは、子供達の飲み方です。
一気にゴクゴク飲まないのです。
少しずつ、分けて飲んでました。人も一度に飲むのではなく、分けて飲むように注意されますが、この子達は、誰に言われるでもなく、ちゃんと、分けて飲んでました。

そして、この子も、誰に言われるでもなく、ちゃんと、自分で工夫して、



バケツを楽しんでいました。

アル  「フムフム。」

日課でした。

2010-07-26 21:07:11 | インポート
今日は、雷様は、3時のおやつに来ました。
一番暑くなる時に、ゴロゴロ、ザァーと雨と共にやって来てくれたので、過しやすい日になりました。
今も、県内のどこかにいるかもしれません。

さて、昨日はいつもより、ちょっとだけ遅めにポニー達のところに行きました。

すると、



とても暖かそうに、日向ぼっこでお昼寝中でした。
先週は、たまたまポニーの丘の帰り道に、みんなで日向ぼっこ、かな?と、淡い期待を抱いたのですが、

日課

となっていたようです。

はぁ~・・・・・。

モー軍団は、



こんな風に、日陰に張り付いています。




写真右の方で、ドロの中に埋没しながら涼をとっているモー達もいます。

マルク  「もうそろそろ、お昼寝は終わります。

        楽しく遊びましょう。

        みんな、起きなさ~い!」

ここで?
私もここにいなきゃいけないの?