大？。

意気揚々と風ちゃんは、みんなを引き連れて遠足に出かけました。

みんなも、なんとなくウキウキしているようです。



天気の変化が激しくて、朝鮮朝顔の花も付いていけず、閉じたり開いたり・・・。

風ちゃんは、ご機嫌で・す・・・、のはず・・・が・・・、



気が付くと、みんなは先に行ってます。

風　　「ねぇ～、どこまで行くのぉ～。」




みんなには、何か、お目当てがあるようです。

風　　「ねぇ～ってばぁ～。」




これです。

アケビです。
特に、ウランちゃんは、大好きです。

でも、残念。
今年は、アケビが不作のようです。
モー軍団が、何とかアケビを取ろうとして、みんなで引っ張ったので、木が倒れてしまったのでしょうか？



アケビに興味ないポニー達はお昼寝を始めました。

風ちゃん親子に、マルクパパ。そして、パイ親子？

パイ　　「アルは、私の子じゃない！」

でも、そうしていると、親子みたい。

お天気になりましたが、なぜか、みんなにとって、ちょっと違うかな？と言う感じでした。

大空。

この日は、午前中、とても寒く、雲も厚く今にも降り出しそうなお天気でした。
夕方に開く、



朝鮮朝顔の花まで開いています。
なぜか、今は、薄紫の花になっています。

でも、

変り易いことの代名詞にもなっている『秋の空』

急に晴れてきました。

すると、



リラの心も変わって、やっと、風ちゃんはお出かけです。

すると、



なぜか、みんなも着いて行きます。

でも、足りないなぁ。



パイ　　「マルクに友達ができたよ。」

ほんとだ。
これも「秋の空」かな？
牛も女性だし・・・。



こんなに晴れて、お出かけ日和になりました。

そしてアルちゃん。大サービス！

リラはバケツから、なかなか離れようとしません。

風ちゃんは仕方なく、今度はアルちゃんの所に行きました。



風　　　「アルネエ。」

アル　　「なあに？」



風　　　「この角、ふたつある方がいいかな？」

アル　　「角もいいけど、風ちゃんは、顔で勝負した方がいいと思う。」




風　　　「こんな感じ？」

アル　　「そうそう！」

アルちゃんたら、そんなこと言って・・・。




風　　　「ねえ！見て！見て！

　　　　　大サービスよ。」

ウラン　「そんな顔しないの！

　　　　　せっかく、可愛い顔してるんだから。」

そうよね。




アポ　　「風ちゃんの角の正体、わかったでしょう？」

　　　　　

大一番。

アトムと仲良く遊んでいた風ちゃんですが、ふと、気付きました。



風　　　　「母さん。

　　　　　　もう、みんな食べ終わっているよ。

　　　　　　遊びに行こうよ。」

リラ　　　「もうちょっと。」

リラは、バケツに張り付いたカボチャの種を必死に取ろうとしているのです。
なかなか取れそうにありません。

風ちゃん、更に気付きました。



風　　　「メイちゃんも私と同じ角があるのね。」

メイ　　「私は２本あるから、私の勝ちね。」




風　　　「なぬ！」

風ちゃん、ちょっと考えました。



風　　　「見よ！

　　　　　私の方が、たくさん歯が生えてる！」

牛には、上の前歯がないのです。

メイ　　　「・・・・・。」




風　　　「やったわ。」

勝ち誇る風ちゃんと、見守るアポちゃん達です。

大事件、その２．珍獣発見

昨日もニンジンとカボチャのおやつでした。
大パーティーのさなか、覚めているのは、



風　　　「ニンジンとカボチャかぁ～。

　　　　　美味しいのかなぁ？」

アトム　「まあまあね。


　　　　　スイカの方が美味しいよ。」

風　　　「フゥ～ん。」

このふたりは、蚊帳の外のようです。

写真撮ろうか？

風、アトム　　「うん。」



いい感じ。



可愛い！

ブタさんは、褒めると木に登りますが、ポニーの仔馬は、褒めると、



珍獣に変身します。




風　　「違う！

　　　　私は、ユニコーンよ。」

そうでした。