旬。

旬を迎えているのは、ポニーだけではありません。

実は、この日、Hさん達は出かけていました。

伝言を残して。

「タケノコ、掘ってって。」

掘りますとも。

でも、

ランコ　　「次は、何を食べようかな？」

う～ん。

こっちに、美味しそうな草があるよ。

ランコ　　「どこ、どこ？」

こっち、こっち。

ランちゃんの後ろの柵、わかりますか？

ココでも跨いで出られそうです。私が、タケノコを掘りはじめたら、集団脱走になりかねません。まずは、ポニーを遠ざけなくては・・・。

素直なランちゃん、ノリのいいランちゃん。

遠くに行きました。

が、

ココ　　「なんか変だなぁ～。」

今度はココ。

脱走名人ならぬ、脱走名ポニーです。

しかたがありません。

さあ！オカラタイムだよ。

みんな、喜んで戻ってくれ、私は、タケノコを収穫しました。

 

今のうち。

いろいろな草が伸びると、ポニー達も、いろいろな草を食べるようで、

今まで、咲いても咲いても食べられていた、

タンポポの花が、目立つようになりました。

ココ　　「ちゃんと、食べてるよ。」

食べきれないようです。

タンポポにとっては、つかの間の勝利です。

ココ　　「もうすぐ、ジャングルになるからね。」

みどり。

一昨日のまきばは、

ココ　　「新緑だよ～ん。」

去年よりも、葉っぱの成長が早い気がします。

当然、樹木だけでなく、

草もどんどんのびて、

ココ　　「何を食べようかなぁ～。」

迷います。

あるいは、

ランコ　　「手当たり次第。」

という方法もあり。

ココ　　「良い季節ですねぇ～。」

ねぇ～。

まきばのはな。

昨日、まきばに行きました。

１本だけ、

名前はわかりませんが、桜が満開でした。

変わった、

ポポの花も咲き始めました。

こちらのはなは、悪いはなです。

ランコ　　「怒られちゃった。」

ランコ　　「悪戯ポニーのしるしだって。」

ウランちゃんの包帯を巻くのを邪魔したので、紙テープで印をつけました。

（鼻の上だけです。口は開きます。）

お手伝い。

ポニーの丘を下りて、しばらく草を食べていました。

そこへ、Y子さんが、山椒を積みに来ました。

さっそく、

ランコ　　「私、手伝う。

　　　　　　この箱は何？」

Y子　　　「あとで、山椒を入れるの。」

ランコ　　「じゃあ、空っぽだね。」

何を手伝うつもりだったのか。

次に、

リボン　　「本当に空かな？」

ランコ　　「空だってば。」

Y子　　　「空だよ。」

しょうがない子達です。

やっとの思いで、山椒の木に向かうと、

スー　　「お手伝い、お手伝い。」

ココ　　　「頑張ろう！」

だから、何を？

スー　　「何が入っているんだろう？」

ランコ　「確かに何か入ってるよ。」

それは、Y子さんのお茶。

これでは、お仕事の邪魔です。

良い子のポニーは、こっちにおいでぇ～。

ポニー達　　「は～い。」

ポニーを撤収しました。