スポーツの秋

私の動画のサイト←を見ていただければわかりますが、まきばのポニー達の運動量はなかなかのものです。

でも、スポーツというからには、運動は運動でも、ちょっとだけ高度な技術を必要とします。
まきばのポニーの中で、それが出来るのは、アルちゃんです。

アルちゃんは、冬に怪我をしてから、ずっとこの練習をしていませんでした。
横木通過の練習です。4,5本位ならスイスイ跨いでいたのですが、肩、足、アバラ等、ずっと怪我が絶えず、練習できませんでした。

先日、Gon-Tanさんご夫妻が見えたとき、久しぶりにやってみたら、すんなり出来ました。
しかも、長さ30cm位の短い木なのに、避ける事無く跨ぎました。

何ヶ月もやっていなかったのに、ちゃんと覚えていました。

アルちゃん、これできるかな？



アル　　「もちろん！」

高い所を通ってくれる？



アル　　「こうかな？」

そうそう。
上手い、上手い。



アル　　「でも、動画で撮ってほしかったなぁ～。」

あっ！そうだ！
もっと、早く言ってくれなきゃ！

実りの秋

ブルーベリー、彼岸花、イチジクとまきばの名物の中で、ポニー達が一番楽しみにしているのは、

これです。



栗は、栗でも山栗です。小粒でも濃い味がします。
でも、イガに入っているので、思うように食べられません。

これから、私は、栗拾いの時間を取らなければなりません。
まきばには、何本も栗の木があるので、順番に回ります。

この日の成果です。



みんなの分としては充分だったのですが、ウランちゃんは、初めての栗を口から出してしまいました。
噛めば中味を食べられたのに、そのまま出して、もう、口にしませんでした。

一番喜んだのは、←

アル　　「みんな、今日は、栗、食べたくないんだって。」

うそつき。
独り占めしようとしてもだめ。みんな、あっちで、ちゃんと待っているんでしょう？
待ちきれないのは、アルちゃんだけです。
こっそり、ひとりで様子を見にきたのです。

じゃあ、せっかくだから、ちょいっと、訓練でもしようか？

マルク復活？

実は、私、昨日もまきばに行ってしまいました。
小砂にいろいろ用事があったのです。この話は、後ほど。

金曜日にGon-Tanさんご夫妻と行ったばかりなので、ポニー達、特にアポちゃんとマルクがビックリしたみたいです。
見て下さい←

今まで、こんなに速いマルクを見た事ありませんでした。
ピョンピョン飛び跳ねて、うさぎみたいです。



だいぶ、隈も取れてきました。
秋になって、動きが活発になりました。
しかし、男がふたり揃って飛んできていいものでしょうか。
か弱い女、子供を残して・・・。



パイ　　「最近、少し太っちゃって・・・。」

ウラン　「もう少し距離があったら、絶対追い越したのに・・・。」

それぞれの秋です。

仲良し

皆さんの牛のイメージは、どのようなものですか？

人の食を支えているのに、牛そのものを見る事はあまりないですよね。
私もそうでした。わざわざ、牛に会いに行く事はありませんでした。

でも、牛も、馬や犬のように、人に、とても良く懐くし、頭もいいんです。自分の名前もちゃんと覚えるし、遊ぶ事も好きで、好奇心も旺盛です。

私は、それを花子に教えられました。
Gon-Tanさんと、花子のことを話題にしていたら、自分が話題になっているのをちゃんと理解して、そばに来ていました。
そして、我々がポニー達と遊んでいるのをじっと見つめていました。
しかも、ニンジンをあげたら、メイちゃんを連れて来ました。



メイ　　「ポニーは、ほんと、よく走るわね。」

花子　「ニンジンを食べるからかも？」

花ちゃん、その先は考えないでね。



このふたりは、姉妹ではありませんが、とても仲良しで、よく似ています。
Gon-Tanさんご夫妻にサービスして、こんなポーズをしてくれました。
賢いでしょう？



こちらは正真正銘の兄妹です。
　
ウラン　「ふたりが大きくなったら、見分けられるかしら？」

アポ　　「難しいね。」

花子　　「そっちもね。」

救いの女神

パイとウラン親子が連れ去られるかと思った時、柵の中にひとりのポニーの姿が・・・。



アル　　「全く、世話が焼ける親子なんだから。」

こっそりと近付き、無事救出しました。

そして、



今度は、Gon-Tanさんを拉致してしました。

その上、ありったけのニンジンを奪うと



みんなでぺろりといただいて、



すっかり、仲良くなりました。

半日ほど、楽しく過ごしました。

やがて、お別れの時です。←

アポ　　「きっと、また、来てくださぁ～い。

　　　　　待ってまぁ～す。」

と、いう気持ちをこめて、プッと、走り去るポニー達でした。