これでも、一生懸命に食べたんです。

　さて、スイカとカボチャを食べたので、今度は、草を食べねばなりません。



　いつもと、周囲の感じが違うでしょう？牛もいます。
　


　実は、ポニーの放牧場に雑草がはびこってしまいました。ポニー達は、おいしい牧草ばかり食べるので、おいしくない雑草が伸び放題。このままでは、おいしい牧草が、益々、育ちません。そこで、Hさんが、助っ人に、牛を導入したのです。この辺りは、もう、草がなくなりました。


　我々は、牧草を求めて、移動します。


　これは、先週。確かに、これでは、放牧場ではありません。


アル　「はい。Pちゃんの分、採ってきてあげたわ。」

　私にも、食べろと言うのです。

　ありがとう・・・・アルテミス・・・・。

フリーパス。

　これは、誰の歯型でしょうか？
　簡単ですね。アルテミスです。アルは、おしとやかに、ひと口かじっては、もぐもぐと、味わうようにゆっくり食べます。スイカは、私に持たせたままです。そこで、ひと口食べたところを、パチリ。
　では、どうして、撮れたのでしょう？他のポニーが、置かれたスイカをそのままにしておくはずがありません。



　アルテミスは、放牧場の外に出ているので、スイカを、他のポニーに盗られずにすんだのです。
　手前に線があります。これは、電流が通っていて、牛が出られないようにしています。他のポニーも、牛も、それを知っているので、近寄りません。私も一度触ってみましたが、かなりショックです。

　なぜ、アルテミスは平気なのかというと、線の下を、くぐるのです。頭を下げて、すうっと、くぐり抜けます。アポロンには出来ないようです。アルテミスは、みんなの傍から、あまり離れないので、出てしまっても、誰も気にしません。ひとりぼっちでいられないのです。まだまだ、フリーパスは、使えそうです。



アル　　「今度、一緒に出ようよ。
　　　　　　下の田んぼのお米、美味しそうよ。」

アポ　　「やだよ。ビリってするもん。
　　　　　アルは、鈍感なんだね。」

アル　　「神さまが、私を特別に作ってくれたのよ。」

リラ　　「確かに、特別、さみしがりやだね。」

カミナリの色。

　おはようございます。

　夕べも、カミナリで、おまけに停電もあり、ブログは諦めて寝ました。その分、早く起きられました。

　昨日のカミナリは、水色でした。一昨日のカミナリは、ピンクでした。
　私は、ピンクのカミナリは、気分爽快になり、水色は、まあまあ。黄色は、あまり相性がよくなく、頭痛がするときもあります。色によって、放出される成分の違いでもあるのでしょうか。

　今日は、まきばに行きます。このところの嵐の中、あの子達は、どうしていたでしょう？
　先週は、小砂に行ったので、あまり、ゆっくりはできませんでした。



　じゃあね、私は、もう行くからね。



　アポロンが、寄ってきました。これでは、池の方に向かうと、勘違いされるので、ブルーベリーの畑から戻ることにしました。



　パイも、アルテミスも来るようです。柵まで、送ってもらいましょう。



　パイを先頭に、三頭一緒なら、さよならするのに心配はありません。
　一頭だけ、残して別れるのは、辛いですが、三頭一緒なら、さみしく、群れに戻ることはないでしょう。



　送ってくれて、ありがとう。仲良く戻ってね。
　
　今日、会いに行くからね。（なんか、おかしな文章になりました。）

あ～あ。

　アルテミスが、リラの所へ行ったきりです。
　どうしたのでしょう？行ってみると・・・。



　リラの影に隠れているようです。
　はて？

　近くで、太郎とアポロンが何か言っています。



アポ　「ここに居たんだ。随分探したよ。
　　　　さあ、勝負！」

太郎　「何、言ってるの？僕は今、忙しいの！」



アポ　「柔道するんじゃないの？」

太郎　「僕は、雨が止んでいる間に、草を食べたいんだよ。」

アポ　「えっ？
　　　　　話がちがう！アルテミス！　どこ！」
　
　アルちゃん、ちゃんと、謝っておいで。



アル　「アポロン。私、ここよ。」

アポ　「太郎は、柔道したくないって！うそついたでしょ！」

アル　「ごめんね。どうしても帽子が欲しかったの。」

アポ　「なら、そう言えばいいじゃない！」



アル　「だって、アポロンの方が、帽子似合っているんだもん。」

アポ　「そうかな？」

アル　「ほんと、ごめんね。」

アポ　「しょうがないなあ。」

おいおい。

くわえていたのに・・・。

　私は、ポニー達の所には、切れても、汚れてもいい支度で行きます。帽子も、その類の物なので、かじろうが、踏もうがかまわないのですが、



　口で振り回している割に、随分濡れて、泥だらけです。

アル　「今日は、時々雨だから、仕方ないのよ。」



　濡れて、重くなって、アルの頭にも、収まりやすくなりました。
　トンガリ帽子も、似合います。



アル　「でも、汚れが目立ちすぎる！」

　そうだね。じゃあ、こっちかな？



アル　「ちょっと、耳には重いけど、いい感じ。母さんに見せてくる。」

　はい、行ってらっしゃい。帽子失くさないでね。