piebald's blog

ポニーと馬と私が作るブログです。

良かったね。

2013-10-31 19:38:29 | インポート
栗のイガはたくさん落ちていましたが、ころころした栗の実は、全く落ちてませんでした。
ポニー達が入れない、柵の外側には少し。拾ってココにあげると、当たり前のように食べました。
でも、リラのお土産は拾えそうにありません。ジュリーも気になるので戻ることにしました。



スー  「もうちょっと遊んでいたいのに・・・。」

ココ  「そうだよ、そうだよ。」

文句を言いつつ、このふたりは付いて来ました。
ウラン達は、来そうにありません。

まあ、それぞれの意志を尊重しましょう。

ジュリーだって遊びたいでしょう。

私が、走ると、




ココ  「待って!」

スー  「お先にどうぞ。」

ココも走りますが、スーちゃんは走りません。



ココ  「あっ、ジュリーだ!」

スー  「えっ?」



リラとジュリーが中央広場で草を食べていました。

今度は、スーちゃんが走ります。



スー  「迎えに来たよ。」

ココ  「あれぇ~。あんなこと言ってる。」

ハハハ。

そこを通るの・・・。

2013-10-30 19:38:12 | インポート
昨日の写真では、小さくて誰かわからないですね。

この子です。



栗拾いは?



ランコ  「もう終わり。

       全部食べちゃった。

       次は、ニンジンだ!」

他のみんなは?



奥にいます。

やはり、栗拾いは終わっているようです。

スーちゃん!

ダメだよ。



スー  「えっ?

      何が?」

何も、そこを通らなくてもいいのに・・・。

ヒッツキムシが旬をむかえてます。

栗はたくさん食べたのでしょうか?



ココ   「ほらね。」

たくさん食べたようですね。
台風の後は、イガから、実が落ちやすいので、ポニーでも食べやすいようです。

この後、2,3個、食べ残しを見つけただけです。このイガの量だと、充分食べたでしょう。
ココも、食べられるようになりました。

ヒッツキムシに栗。実りの季節ですね。

こんな時だから。

2013-10-29 19:50:46 | インポート
ひとりで、出てきたジュリーは、私に追いつくと強気になったようで、



ジュリー  「さあて、どこで、草を食べようかな。」

違う、違う。
栗拾いしているみんなの所に行くの。

でも、聞く耳持たず、



ジュリー  「それとも、鬼ごっこしようか。」

元気いっぱいです。

が、

遠くで、リラの声がすると、

「はい!」

と返事して、




馬小屋の方へ走って行きます。




寄り道せず、母の元にまっしぐら。

この時期、ポニー達はヒッツキムシだらけ。
放牧場を広くお見せします。



ココ達がいるのはここ。
もう、栗拾いは終わったようです。

この、放牧場と森の境に、栗の木が数本生えてます。
ポニー達は、どこに何が生えているのか、ちゃんと知ってます。

またしても。

2013-10-28 20:59:20 | インポート
昨日は、久々の晴天。
やはり、出掛ける時は、青空がいいですね。

放牧場に入ると、まず、



ドル  「やあ!」

やあ!
良い天気だね。みんなは?



ぎゃ~。
あ~あ~。今年も、こうなりました。

ドル  「まあね。

     リラ親子は馬小屋。他は栗拾い。」

そうか。

リボンちゃんに食パンをあげるので、リラ親子の方に、まず、ご挨拶。

最近、ジュリーもニンジンをちゃんと食べるようになりました。
でも、ほとんどリラが食べちゃいました。

他のみんなの所に行くけど、一緒に行く?






リラ     「行かない。」

ジュリー  「・・・・・。」

じゃあ、また後でね。

と、

しかし、歩き出した私を呼ぶ声が、



ジュリー  「待って!

        一緒に行くよ。」

そう。
リラは?



ジュリー  「来ない。」

へえ~。
ひとりで平気なの?

ジュリー  「う…ん・・・。」

むかし、むかし。

2013-10-26 19:51:25 | インポート


太郎とアトムという2頭のポニーが旅をしていました。

いつも一緒で、一瞬も離れることなく、仲良く道草を食いながらの旅でした。

ある日、ふたりは、




小さな家を見つけました。
誰も住んでいません。

太郎  「ここに住もうよ。」

アトム 「もっと旅を続けようよ。」

ふたりの気持ちは別れてしまいました。



アトム  「じゃあね。

       元気でね。」

太郎   「行くの?

       体に気を付けてね。」

ふたりは、離ればなれになりました。




太郎  「アトムは、今頃、どこにいるのかな?」



アトム 「太郎は、今頃、何してるんだろう?」

離れていても、お互いの事ばかり考えてしまいます。

アトム  「太郎と一緒に暮らしたい!」

アトムは、太郎の住む家に戻る決心をしました。

その頃、



太郎  「アトムといたい。」

太郎は、アトムを探す旅に出てしまいました。



アトム  「太郎、ただいま!

       もう、どこにも行かないよ。」

でも、太郎はいません。

アトム  「た~ろぉ~!」

懸命に呼んでも返事はありません。
途方に暮れ、アトムの声もだんだん小さくなりました。

その時、



カラスA  「そんなに泣かないで。」

カラスB  「僕たちが、太郎を探してあげるよ。」

カラスC  「アトムはここにいるんだよ。」

大空を自由に飛び回るカラス達。数に物を言わせ、あっという間に太郎を見つけて、アトムの事を伝えました。



太郎   「探したよ。」

アトム  「もう離れないよ。」



それから、ふたりは、ずっと一緒に、カラス達も一緒に幸せに暮らしました。