この袋はどちらも、ガサガサ音がして、みんなの注意を引きます。
まず、注目するのは、太郎の次に若いパイ。今は、空腹ではないので、好奇心が先立ちます。袋の方に寄って見れば、青い袋からは、ニンジンの残り香。好奇心から、食い気に。口を入れて、中を確かめずにはいられません。音などきにせず、一生懸命に探します。ないと判ってもやめないのは、袋をいじって、面白がっているのかもしれません。
太郎は、仕方なく白い袋へ。他のみんなは、ガサガサする音は、あまり好きではないので、興味は示しませんが、中身があれば、話は別。横目で、様子だけは気にしていました。
パイにとっては、ニンジンの匂いが残っていれば、興味の対象となり、おもちゃとなります。太郎にとっては、変ったものであれば、おもちゃとなります。他のポニーたちは、ニンジンそのものが、興味の対象です。好奇心は年とともに・・・・・。
かな?