台風の中行われた衆議院選挙の結果が出た。
結果として与党が継続して議席を確保したが、よく見ると自民党は7議席、公明党は5議席を失っていて議席が増えたわけではない。
それに対し枝野が一人で公示日の直前に立ち上げた立憲民主党は、15議席から54議席に大躍進している。小池百合子の希望の党は200人を超える候補者を擁立したが現有議席も守れず惨敗した。
これは日本のリベラルを支持する有権者は健在であり、かつ良識ある投票行動を行ったと考えてよいだろう。ただ、非常に気になる点は、このリベラル支持者は50代以降の中高年に偏っていることだ。若者層はなんと自民支持が多い。これは一体なぜなんだろうか?
おもうに、最近の若者は内向き志向が強い。昔なら若者は海外に出て何でも見てやろうといった気風が満ち溢れていたが、最近の若者はとんとそんな気概は無く、スマホばかり弄っている。そんな気風と現状維持を望む気分が自民支持に繋がっているのだろうか... なかには就職に有利だから自民支持なんてのも居るようだが、それでは社畜として一生を過ごすことになりそうだな。
いづれにせよ、今回の選挙で立憲民主党は確固とした地位を打ち立てた。これを軸に正統なリベラルが自民と対峙できる構図になれば、日本の民主主義も捨てたもんじゃないだろう。
それにしても今度の台風は結構すごかったね、一晩中暴風が吹き荒れてあまり寝た気がしない。
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