クオリア:感覚質、という概念があります。例として赤い色、●これです。あなたはこれを今赤色と感じていますが、この赤いという感じが他人も同じように感じている保証は無いし、これを言葉で表現する事は出来ない。もっと言えば、この感じを科学的に評価する術は全く無く、他人のクオリアと自分のクオリアは比較不可能、という極端な意見があるのです。
確かに0.7umの光の波長を視神経が検出して脳が赤という感覚を生み出しているその過程は全くの謎ではあります。しかし、その謎は将来解けると考えるか、これは永遠の謎である、と考えるかで貴方の科学に対する立位置は変わって来ます。
この問題は、なかなか面白いのでしばらく考えてみたいと思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます