徒然なるまゝによしなしごとを書きつくる

旧タイトル めざせ、ブータン

EURO危機

2011年12月01日 | 経済

 いま欧州経済と世界経済は破滅の崖っぷちに立っています。これからの10日間でその結果がでます。 http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/31144

 問題は、ドイツがインフレリスクを犯してもECBの増資を認め、その見返りとして主にフランスがEUの国家主権への介入を飲む、という妥協が成立するかどうかです。この二つは各々の国内で強烈な反対があり、それをうまく逸して妥協ができない限り、EUROは崩壊し世界経済は破局に向かうでしょう。他人事でも無いのですが、欧州政治指導者の老獪なお手並み拝見です。


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9 コメント

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Unknown (TAXI)
2011-12-01 20:57:00
そう言えばみずほ銀がヤバいですねえ、額面前後を行ったり来たり、は相当ユーロ国債物を抱えているんじゃないでしょうか、陰で日銀が必死に支えているようにも見えます。

これで日本国債購入を渋り出したらタチドコロに金融危機伝播なんですが、相変わらず護送船団は危機を表面化させませんねえ。

最近の株式売買額が1兆円そこそこってのも、相当海外投資家は逃げちゃったように見えます、内需株が上がって来ないのも日本の将来を予言しているようで、、不安ですね全く
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Unknown (まさ)
2011-12-01 21:17:21
為替は所詮相対的なものですからユーロ、$より円が今のところ全然マシですから当分円高は続くのではないでしょうか。個人的には所有資産がほっておいても増えていくので悪くないと思っています。ただ、9日のEU首脳会議次第で跳ね上がるかもしれませんが...

日本国債は日本高齢層の巨大な貯蓄資産の行き場所がないのの受け皿になっているので、パニック売りにはならないでしょうね。日本国債を売ったところでそれ以上の安心な投資先などこの世界には無いのですから。(金は上がりすぎ)
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Unknown (TAXI)
2011-12-03 13:29:56
12/02付日経夕刊の見出しは【今後、数ケ月以内に日本国債が危機に陥る可能性がある】だったらしいです、また日銀当座預金が去年同月に比べ99%増加、マネタリーベースも20%増加してます、まさにリフレ派が求めたような動きですが国民はこれでもパニックにならないでしょうか?

次に来るのは日本の数段階の格下げ、某大手銀行の大格下げ(フィンランドの銀行では7段階)でもパニックにならない行動を求められるのでしょうね
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Unknown (TAXI)
2011-12-03 13:36:19
失礼しました、フィンランドではなくノルウェーの輸出金融公社でした
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK067023820111124
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Unknown (まさ)
2011-12-03 13:59:08
日本人の貯蓄好きはとてもユニークな文化です。いくらHFが危機を煽ってもピクリともしませんよ。

以下参照

世界最大の借金を抱える政府が先週、新しい債券を発行した。償還期限は2051年3月というあり得ないほど遠い将来で、表面利率は年2.2%というあり得ないほど低い水準だ。しかし応札倍率はほぼ4倍に達し、今年一番の好調な入札となった。....

発行予定額4000億円の40年債の入札への参加など、日本の銀行にとってはごく普通のことだ。そうでもしなければ、貸出残高(9月末における3メガバンクの貸出残高の総額は204兆円)と預金残高300兆円のギャップをどうやって埋められるのか? http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/29425


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Unknown (まさ)
2011-12-03 14:12:51
こういう記事もありますね、消費税10%の議論を今頃している日本は平和ですよ。

「現在の金融環境下では、日本国債は資産の安定度で金を上回るのではないか」と話すのは、ある外資系証券の債券関係者だ。

http://jp.reuters.com/article/mostViewedNews/idJPJAPAN-24349720111125
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Unknown (TAXI)
2011-12-03 16:27:29
この手の議論には興味があります、でもできるのは日本を見守るだけですが

http://jp.reuters.com/article/jp_column/idJPTYE7AT07420111130?pageNumber=2&virtualBrandChannel=0
格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は先週、民主党の野田佳彦政権による債務軽減に向けた取り組みに進展が見られず、格下げが近いかもしれないと示唆した。
イタリアも6週間前はかなり健全とみなされていたのだ。
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Unknown (TAXI)
2011-12-03 16:45:28
ちなみに「日本の三大メガバンク」のうち2つは株価低迷してますよ、更にそのうち1つは額面割れるたびに不思議な買い支えにより復活してます、もはや日本の政策投資銀行と化しており国債も短期証券もどんどん引受けていることでしょう

あと、私が不安なのはここ一週間の動きです、その前は貴殿のおっしゃる通りだと思いますが、ともかく先週あっという間に0.15%国債が安くなり同時に株安、そしてじわっと円安のトリプル安が続いていることです
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Unknown (まさ)
2011-12-03 17:19:52
イタリアやスペインの国債長期金利が6%だとか7%だとかで騒がれているのに、日本国債は1%前後で0.15%位しか変動しない。以前も同じような事が有りましたがS&Pが格付けを下げたところで日本国債はピクリとも動かないことを請け合いますよ。

ヨーロッパ人もアメリカ人もおまけに中国人までキリギリス化して夏を謳歌して来ましたが、太陽黒点の低下に伴い冬の時代になってくると、うさぎ小屋だとか働きアリだとか馬鹿にされながらもせっせと貯蓄に励んできた我が日本人が勝者となる日も近いのかもしれません。

冬になってアリとキリギリスがどうなったか、誰もが知っていますからね...
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