世田谷で放射能スポットがあって、すわ福島原発の影響かと騒いだのですが、よくよく調べると戦前の夜光時計などに使うラジウム塗料が古い民家の床下に収納されていて、それが放射線を発していたという落ちでした。この件には続きが有って、このラジウムの上で50年以上暮らしてきた女性(92歳)がピンピン長生きをしている事実が確認されたと言うことです。このラジウム線量は年間30mSv、50年でなんと1500mSvもの放射線を浴び続けてきて、武田教授なんかが白血病になって当然だとおっしゃる線量のはずです。 http://news.infoseek.co.jp/article/postseven_66165
放射線の人間に対する影響に関しては現在、閾値が無いという考えで上限が決められていますが、これには学術的な反論があり当ブログでも何回か取り上げています。
http://blog.goo.ne.jp/pgpilotx/e/951c343f820774e3fd02d442a75b8d60
http://blog.goo.ne.jp/pgpilotx/e/62e23312eb6868db66f4605cc388aea7
今回の例で見れば線量率3.5x10E-6Sv/h(uGy/h), 線量1.5Sv(Gy)で上記チャートの左上、まさに生体に有効な領域の外縁条件に相当します。世田谷の放射能おばあさんが、92歳でピンピンしておられるのは、あながち偶然では無いのかも知れません。
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