徒然なるまゝによしなしごとを書きつくる

旧タイトル めざせ、ブータン

車いじり その壱

2015年01月24日 | 

車を色々いじってるので防備録代わりに記録しておきます。 

まず、購入直後に気になったのがこのカーナビのノイズ。

パイオニアのビルトインタイプで使わないときはごらんの通りキレイに収納されていて見栄えが宜しいのだが、このように収納していても走行中電源が入りっぱなしでキーンという高周波の気になるノイズを出す。電源オフのスイッチが無いのだ。だいたいカーナビなんてものは普段は使わないで長距離の旅行とか知らないところへ行くときだけ使うのだから普段は電源は切れるべきだ。しかし、メーカーとしては常にGPSでポジショニングしておく事でレスポンスを良くしたいのだろう。まあ、電流は大して喰わないから問題は無いのだがノイズは気に出したら気になるものだ。どうも冷却ファンが発する音のようだ。ウエブでググルとやはり同じ悩みを持った人がいる。調べてみるとカーナビのACC電源にスイッチを直列にかまして強制的にオフるという手が見つかった。で早速内装をべリベリ外して取り付けたのがこのスイッチ。

内装パネルにドリルで穴を開けてカーナビの電源ラインをぶった切って半田付けした。これが絶好調、当たり前だがこれを切っておけばカーナビはウンともスンとも言わない。使いたいときはこのスイッチを入れればニュルニュルと操作パネルが出てくる。この改造は大当たりでしたね。

次に気がついたのがクーラントのスローリーク。リザーバータンクのエンジン冷却水が1ヶ月で2-3cm減っている。このリザーバータンクは曲者でエンジンが冷えた状態では水位が下がり、温まると水位が上がる。もちろんこれは冷却水が熱膨張するからだが意外と水位の定義がはっきりしていない。正しいタンクの見方は冷却状態でMAXとMINの間にあればよい。つまり冷却水補充はエンジンが冷たい状態でMAXまで追加するのが正しいと言う事になる。さて、問題のスローリークだが漏れている箇所は見つからない。冷却水は加圧されていて106℃程度まで温度が上昇する。これは圧力鍋と同じくらいの温度だから冷却系にはかなりの与圧が加わる。恐らくどこかにピンホールなりカシメの弱い部分があり温度上昇で加圧状態になったとき水蒸気としてもれているのだろう。こういうスローリークを直す強力な助っ人がこれ、

ホルツはたしか英国のメーカーだと思うが英国車なんてラジエターの水漏れなんてしょっちゅうだからこんな添加剤が普及してるのだろう。これを入れると冷却系が詰まる、なんて与太を飛ばす奴もいるが管径5mmのラインがこんなもので詰まるはずが無い。これはリザーバタンクではなくラジエータに直接入れる必要がある。くれぐれも熱い加圧状態でラジエーターキャップを外さないで下さい。突沸して大火傷しますよ。これを投入後クーラントの減少はピタリと止まりました、効果ありですね。

ところで、冷却系を調べていて面白い事を知りました。ターボの冷却です。ターボタービンは排気で回していて高負荷状態では赤熱するくらいの高温になる。この状態で車を止めると冷却水の供給が止まりターボベアリングが焼き付くという問題が昔はあった。そこでターボタイマーといって車を止めたあともしばらくアイドリング状態を続けるアタッチメントが売られている。ところが、最近の車、もちろんこのレガシィもですがターボ冷却に関して新しい冷却方式が採用されている。それは軸受部で冷却水を蒸気に気化させて熱を奪い、コレクタータンクで水に戻す冷却方式だ。エンジンルームの冷却系を見てみるとラジエーターとは別のタンクがあり高圧のラジエーターキャップが付いている、これがコレクタータンクでターボで沸騰した冷却水を復水する装置だ。世の中色々と進歩してる。


 


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