モンセラッチの丘を下りたペケママ、さて、次にどこに行こうかな?
コーヒー博物館か、ボンジ―ニョ(路面電車)乗り場か。
どうしましょうと歩いていると、さすが歴史地区、素敵な建物がこかしこ。
ポルトガル文化センター
(Centro Cultural Português)
コーヒー交易で栄えたサントスの街には、早くから多くのポルトガルからの移民の方達が渡ってきました。
その方達が1900年に建設したのがポルトガル文化センター(Centro Cultural Português)だそうです。
通りすがりで「あら素敵な建物!!」と写真を撮っただけで、通り過ぎてしまいましたが、内部も一般公開していて、窓やドア、天井などの作り、そして装飾品なども素晴らしいそうです。
残念でした、次回はぜひ行ってみたいな!!
さらにトコトコ歩いていくと、緑の屋根の尖塔が目に入りました。
後ろには同じ緑色のドーム型の屋根が...
モンセラッチの丘から見た、ここ?
Paróquia de Nossa Senhora do Rosário ノッサセニョーラ ホザーリオ大聖堂
1909年から建設が始まり、1924年に完成したのだそうです。
赤ちゃんを抱くマリア様の表情が優しく...
黒いマリア様モンセラッチの像の周囲は
薫り高い生花で囲まれていました。
内部は天井が高く、美しい大理石で覆われています。
とても明るい!!
そしてここには、アフリカ出身の女性として
初めて「聖人」とされた「聖ジョゼフィーヌ・バキッタ」が祀られていました。
彼女はスーダンから奴隷として連れ出され、その後数奇な運命をたどり、キリスト教に帰依し、1978年にローマ教皇ヨハネ・パウロ2世により列聖されました。
美しい聖堂を楽しんで、さてそろそろ移動しましょうか。
歩いていると「コーヒー博物館」の表示が現れてきます。
表示に従って進んでいくと...
立派な市役所の前に出た!!
この市役所の6階には「展望カフェ」があるんですって。
何だか日本のお役所みたいね。
心が動きましたが、入り口には回転式のバーが取り付けられていて、やっぱりちょっとハードルが高い。
この後まだ行きたいところも山ほどあるしね。
ここの前の広場には、お昼休み??の人がくつろいでいます。
昔の広場の様子があちらこちらに写真で展示してありました。
バスの型も時代を感じさせられて面白い!
広場中で写真を堪能してから...さあ、次に向けて出発!!