娘のへゼンジ旅行 2

昨日、荷物を片付けていた娘、２階から降りてきて「ママ、スーツケースのキャスターが取れたー」。
すっぽり取れてしまいました、キャスター。
もともと高いスーツケースではないし、日本へも行ったし、毎年学校の旅行へも行っているし。
よく働いてくれました。
仕方がないです、また買いましょう。
夫がゴルフから帰ってきて、このことを言うと、「そうかそうか、仕方がない、じゃあ、お父さんが日本に行ったときに、壊れない頑丈な「キャスター」を買ってきてあげよう。」
はい？
「キャスター」買ってきてどうなります？
娘と突っ込むと「だって壊れたのは「キャスター」だろう？頑丈なのかって、付け替えなさい。」
夫よ、それができれば、取れてしまった「キャスター」そのままつけますってば！
スーツケース買ってください、スーツケース！

というわけで、娘のへゼンジ旅行、二日目です。
娘たちが到着した日は気温はかなり暑かったそうですが、次の日からは冷えこんだそうです。
寒いときには１０度以下に冷え込むような場所です。
毎朝布団から出るのがつらかった、なにより朝のシャワーは勇気がいったそうです。



この写真、端っこの男の子がいかにも寒そうで、おかしい…いえいえ、かわいそうになります。

この大会には、全国１２校のコレージオミリタールが集まります。
なので、転校してしまったお友達や、ほかの場所で知り合ったお友達と知り合える、良い機会。
今回も…



TV　GLOBO　の　SOLETRANDO　で２年間一緒に出場したバイア州代表、サルバド－ル校のエニーちゃんとか…



今年、レシフェへ引っ越していったマリアーニとか…



SOLETRANDO　で娘が出場する前の年に準優勝したクリチバ校のタフィネなどなど…

普段は遠く離れていて会いに行くこともできない友達にいっぱい会えます。

でも、みんな簡単にここにきているわけではないのです。
各校の参加定員は80人。
スポーツで活躍していることはもちろん、成績も平均が7点以上（10点満点）でないと、出場できません。
特に今年転校したばかりのマリアーニは、普通では出場が難しいところ、すごくがんばって出場資格を得たらしいです。
がんばったね！


開会式のあった次の日から娘たちのチェスの試合が始まりました。
会場は図書館。
こんな感じ。



頭を抱え込む娘。



今年はかなりの苦戦のようでした。

個人戦で娘は24人中11位、団体で娘たちのマナウス校は12港中6番目だったそうです。

戦い済んで…



クリチバ校のお友達と。



この写真の真ん中のおじさん、どう見ても生徒じゃないよね！

娘「来年こそは！」って相変わらずですが、来年は高校3年生ですぜ。
出場する余裕はあるのか？！

こうやっていろいろな場所から集まってくると、各校のカラーが見えて面白いそうです。
気が合うのは、やっぱり東北ブラジルの学校（フォルタレーザ、サルバードール、レシフェ）の生徒たち。
普段から北伯・東北伯大会などで交流もありますしね。
意外にも南部のクリチーバの生徒さんともたくさん話したとか。
学校で固まっているのが、ベロオリゾンチ、カンポグランジ、リオデジャネイロ。
ジュイズジフォーラ、ポルトアレグレの生徒さんはまあまあ。
南部、パラグアイとの国境のサンタマリアの生徒さんは「そういえば、来ていたのかなあ？」だって。
どこの学校からも敬遠されていたのがブラジリア。
理由は「プライド高すぎ！」なのだそうな。
首都ですからね、一応。

そんなわけで、目的の試合は無事に終了しました。
あとは、楽しみな「Passeio！」（小旅行！）。
それは、またあした！