2日前、発表会がありました。
この日は大雨で、しかも会場が世田谷区のホール。
この日都内で最も降雨量が多かったのが世田谷区。
ホールを出ると雷と凄まじい雨・・
風圧さえ感じる雨の量にひるみましたが、この日はこの後江戸川区に移動してレッスンをしなければならず、電車が遅れるかもしれないし、ひるんでいる場合ではないと駅に向かいました。
発表会は、コロナ禍なので希望者のみで、しかも土曜日開催でしたので学校がある生徒さんもいて参加者は4人のみ。
昨年は急に発表会が無くなってしまった生徒さんたちでしたので、大雨だろうが無事にこの日を迎えられて良かったです。
さて、移動先の江戸川区の生徒さん。
この日は半分の生徒さんだけレッスンをして、残りの生徒さんは翌週にレッスンをします。
レッスンの開始時間までに移動できるかが気になっていて、いつも大人の生徒さんに使っているフォルマシオン・ミュジカルのテキストを持ってくるのを忘れていました。
テキストを忘れたことにしばらく気付きもしませんでした・・
到着して一息つき、時間があったので練習でもするかと弾き始めた時に「あっ、忘れた」とやっと気付きました。
困った、あの生徒さんはピアノの曲だけではもたない・・
45分レッスンの大人の生徒さんです。
タブレットは持っていたので、なにか初見で使えるものはあるか探しました。30分くらいあれこれ弾いて探したものの見つからず・・
そして最後にあったのが、グネーシナの「ピアノのABC」
おっ、こういう発音練習をしていないので、案外いい機会かもと思いそれに決めました。
その大人の生徒さんは中学2年生からレッスンをしています。他の教室から移動してきた生徒さんでした。男の子です。
頭脳明晰ですが、基本的に練習はしてきません。
12年位レッスンしていますが、ずっとそうです。しかし、音が綺麗で初見が利きます。
自分で弾きたい曲は家で弾いているようで、年に3~4曲聴かせてもらっています。
趣味で好きな曲が一人で弾けるのであれば、それで十分かと思い基本テクニックも一切やらずにきました。
さてさて、「外国語に発音の仕方があるように、スタッカートやアクセント、スラー、テヌートというのは音楽の発音記号のようなもの。ピアノではそれを手首、肘、肩を使って発音する」と話しました。
発音の仕方を覚える楽譜があると言って、見てもらいました。
スタッカートとノンレガートの弾き方を説明して、2曲だけ弾いてもらいました。
「面白いですね」と言ってくれました。
左右で異なる動きが必要で、結構頭を使います。
「全部で50曲あるけど、こういうのやってみる?」と訊きましたら
「はい」と。
全く予定しておりませんでしたが、その生徒さんにグネーシナを使うことになりました。
フォルマシオン・ミュジカルも最初の頃はピアノ以外の楽器の音をほぼ知らない生徒さんでした。
それが今ではいくつか重なった音でも何の楽器で演奏しているかわかるようになっています。
ということは、音楽が立体的に聞こえる耳が作られたということです。
さぁ、今度はピアノで異なる発音の組み合わせを弾き分けられる技術を身に付けてもらいます。
技術というより脳トレでしょうか・・
私にとっては、脳トレ。
この日は大雨で、しかも会場が世田谷区のホール。
この日都内で最も降雨量が多かったのが世田谷区。
ホールを出ると雷と凄まじい雨・・
風圧さえ感じる雨の量にひるみましたが、この日はこの後江戸川区に移動してレッスンをしなければならず、電車が遅れるかもしれないし、ひるんでいる場合ではないと駅に向かいました。
発表会は、コロナ禍なので希望者のみで、しかも土曜日開催でしたので学校がある生徒さんもいて参加者は4人のみ。
昨年は急に発表会が無くなってしまった生徒さんたちでしたので、大雨だろうが無事にこの日を迎えられて良かったです。
さて、移動先の江戸川区の生徒さん。
この日は半分の生徒さんだけレッスンをして、残りの生徒さんは翌週にレッスンをします。
レッスンの開始時間までに移動できるかが気になっていて、いつも大人の生徒さんに使っているフォルマシオン・ミュジカルのテキストを持ってくるのを忘れていました。
テキストを忘れたことにしばらく気付きもしませんでした・・
到着して一息つき、時間があったので練習でもするかと弾き始めた時に「あっ、忘れた」とやっと気付きました。
困った、あの生徒さんはピアノの曲だけではもたない・・
45分レッスンの大人の生徒さんです。
タブレットは持っていたので、なにか初見で使えるものはあるか探しました。30分くらいあれこれ弾いて探したものの見つからず・・
そして最後にあったのが、グネーシナの「ピアノのABC」
おっ、こういう発音練習をしていないので、案外いい機会かもと思いそれに決めました。
その大人の生徒さんは中学2年生からレッスンをしています。他の教室から移動してきた生徒さんでした。男の子です。
頭脳明晰ですが、基本的に練習はしてきません。
12年位レッスンしていますが、ずっとそうです。しかし、音が綺麗で初見が利きます。
自分で弾きたい曲は家で弾いているようで、年に3~4曲聴かせてもらっています。
趣味で好きな曲が一人で弾けるのであれば、それで十分かと思い基本テクニックも一切やらずにきました。
さてさて、「外国語に発音の仕方があるように、スタッカートやアクセント、スラー、テヌートというのは音楽の発音記号のようなもの。ピアノではそれを手首、肘、肩を使って発音する」と話しました。
発音の仕方を覚える楽譜があると言って、見てもらいました。
スタッカートとノンレガートの弾き方を説明して、2曲だけ弾いてもらいました。
「面白いですね」と言ってくれました。
左右で異なる動きが必要で、結構頭を使います。
「全部で50曲あるけど、こういうのやってみる?」と訊きましたら
「はい」と。
全く予定しておりませんでしたが、その生徒さんにグネーシナを使うことになりました。
フォルマシオン・ミュジカルも最初の頃はピアノ以外の楽器の音をほぼ知らない生徒さんでした。
それが今ではいくつか重なった音でも何の楽器で演奏しているかわかるようになっています。
ということは、音楽が立体的に聞こえる耳が作られたということです。
さぁ、今度はピアノで異なる発音の組み合わせを弾き分けられる技術を身に付けてもらいます。
技術というより脳トレでしょうか・・
私にとっては、脳トレ。