最近、待ち望んでいた低年齢の生徒さんの体験レッスンがぼちぼち続いております。
不思議な音の国の教本もだいぶ使い慣れ、ピアノという楽器は腕を使って弾くから、こう習い始めた方が断然良い、ということが何十人もの生徒さんに試して私自身が結果を知っているので、当たり前、普通のこととして教えられています。
この教本を使い始めた頃は、説明が細かかったのか、わかりにくかったのか、体験でよく断られていました。
3の指から始めることが納得できない、正当な教え方ではないと信用してもらえませんでした。
ところが、現在は体験後に月の途中であろうと入会。
不思議です。
最近のお子さんの指ですが、とても良い指をしているお子さんが多いです。
以前はピアノを習う前から手に癖がついているお子さんがとても多かったのですが、今はそのようなお子さんはあまりいません。
少しだけ力むお子さんはいますが、数年前と比べたら全く問題ありません。
これは、あれしか原因が考えられません。
保育園、幼稚園での「鍵盤ハーモニカ」
おそらくコロナ禍で息を使うものが控えられたおかげです。
子どもたちの手が、何もせずにモンスターのカギ爪になることはないと分かりました。
体験レッスンで既に1の指で弾き始めるお子さんがいますが、まわりでピアノを習っている人がいて教えてもらったのだと思います。
その手は既に力み、指が突っ張り、伸びた指で鍵盤を押しています。
皆、悪気があってしていることではないのですが、保育園・幼稚園での「鍵盤ハーモニカ」は、このままなしでお願いします。
指を動かすことが脳に良いなら、私はもっと記憶力も思考力も良いはず・・