おとのくに♪♪

生徒さんのピアノレッスンで感じたこと、考えたこと、コンサートの感想などポツポツ綴っています。

チャイコフスキーコンクールⅩⅥ ファイナルの前に

2019年06月25日 | コンサート情報
セミファイナルをやっとゆっくり聴くことが出来ました。(それでも全員はまだ聴けていません)
シシキン、あんなに上手いと思っていませんでした。
失礼なっ、です。

音に広がりがあり、色々な音を持っていて抜群にコントロールされています。
エキサイトするかと言われれば、ん~、ですが最後までじっくり聴いてはしまいます。
それにプログラムの流れも上手く構成されていて疲れさせません。
良いピアニストだと思います。リサイタルに行ってみたいと思います。
ヴィルサラーゼのお弟子さんのようで。

フランスのカントロフが結構好きです。
ロシアのピアニストも好きですが、フランスのピアニストも私は好きで、コンクールを聴いても自分の好みが出るものだと思いました。

彼の演奏は内面が伝わってきます。
ロシア人が音そのもので聴かせるのに対し(ギレリスやリヒテルの時代はそうとは限らなかったと思いますが··。音+α。サムイル·フェインベルクのバッハなんて本当に素晴らしい)、カントロフはパッションがあります。内面深くから伝わるものがあります。
ストラヴィンスキーの色彩感溢れる演奏、ワクワクしました。
最後のフォーレはうっとりしてしまいました。
今回のコンクールで聴いた中では一番満足感が得られました。
Akexsandre Kantorow semi-final

彼はドゥバルクと同じレナ·シェレシェスカヤのお弟子さんです。
フランス人の音は香りがあっていいです。 
コンチェルトもブラームスを弾きます。

楽しみ~
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