今年の4月に日本でラフマニノフの前奏曲24曲を演奏したギルトブルグですが、今月はドイツでスクリャービン、プロコフィエフ、ラフマニノフの練習曲23曲をリサイタルで演奏しました。
リサイタルはラジオで生放送されました。
今現在も聴くことができます。(配信がいつまでかはわかりませんが)
SWR2 Abendkonzert - LIVE | Schwetzinger SWR Festspiele 2017
(生放送でしたのでコンサートの休憩中は事前に録音された電話インタビューが放送されています。途中でなぜか「水の戯れ」が演奏されていますが、ギルトブルグの演奏ではありません。ショパンのマズルカの演奏もありますがこれも別の方のものです。なぜ・・)
ヨーロッパではコンサートを生放送してくれることがよくあります。
何が起きるかわからないのでドキドキして聴いてしまいます。
ご本人たちも「何が起きるかわからない。興奮する。」そうですが・・
実際に「ドキッ」とする演奏も何度か聴きました・・
しかし演奏する歓びが勝っていることの方が多いようで、演奏家を職業に選ぶ人のタフさといったら・・
もう、別世界です。
ちなみにギルトブルグはこのリサイタルの前にタスマニアでモーツァルトのk.488とグリーグのコンチェルトを演奏しました。
グリーグは放送されたので聴きました。
リハーサルの前日は、午前3時までホールで練習をしていたようです。
「明日のリハーサルまでホールにいるかも」とfacebookに投稿されていて笑いました。
そんな時間までホールを自由に使わせてくれるタスマニアの大らかさも素晴らしい。