おとのくに♪♪

生徒さんのピアノレッスンで感じたこと、考えたこと、コンサートの感想などポツポツ綴っています。

ギルトブルグ、一体何曲練習を・・

2017年05月17日 | コンサート情報

今年の4月に日本でラフマニノフの前奏曲24曲を演奏したギルトブルグですが、今月はドイツでスクリャービン、プロコフィエフ、ラフマニノフの練習曲23曲をリサイタルで演奏しました。

リサイタルはラジオで生放送されました。
今現在も聴くことができます。(配信がいつまでかはわかりませんが)
SWR2 Abendkonzert - LIVE | Schwetzinger SWR Festspiele 2017

(生放送でしたのでコンサートの休憩中は事前に録音された電話インタビューが放送されています。途中でなぜか「水の戯れ」が演奏されていますが、ギルトブルグの演奏ではありません。ショパンのマズルカの演奏もありますがこれも別の方のものです。なぜ・・)

ヨーロッパではコンサートを生放送してくれることがよくあります。

何が起きるかわからないのでドキドキして聴いてしまいます。
ご本人たちも「何が起きるかわからない。興奮する。」そうですが・・

実際に「ドキッ」とする演奏も何度か聴きました・・

しかし演奏する歓びが勝っていることの方が多いようで、演奏家を職業に選ぶ人のタフさといったら・・
もう、別世界です。

ちなみにギルトブルグはこのリサイタルの前にタスマニアでモーツァルトのk.488とグリーグのコンチェルトを演奏しました。
グリーグは放送されたので聴きました。

リハーサルの前日は、午前3時までホールで練習をしていたようです。
「明日のリハーサルまでホールにいるかも」とfacebookに投稿されていて笑いました。

そんな時間までホールを自由に使わせてくれるタスマニアの大らかさも素晴らしい。

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