「ロシアンメソッド」はノンレガートから始めますが、ただ切ればいいのがロシアンメソッドだと勘違いされている先生がいらっしゃるかもしれません。
先月1カ月だけ年長の生徒さんがお母様が実家に帰るというのでそちらの教室に移動してレッスンを受けました。
昨年10月からレッスンを始めたので、まだノンレガートで弾いています。
不思議の教本はご存知ない先生のようでしたので、レガートだけ避けていただければあとは自由にレッスンしていただいて構わないと伝えました。
教本は持たずに帰省されたので、その先生が手持ちの楽譜をお持ちくださりレッスンしてくださったようです。
さて、1カ月ぶりに今週レッスンがありました。
ロシアンメソッドのノンレガートでレッスンしましたとその先生からのコメントにありました。
不思議な音の国の「おうさま すんでる まんなかの ド~」と「ぼくらは へいし~ おとのくにを まもる~」をやりました。
指先がふにゃふにゃになっていました。
これは珍しいことではないので手を持って一緒にやりました。
「おうさま すんでる~」は指を「234」と変えていきます。音は「ド」だけです。
一音弾いたら必ず手をリラックスさせて次の音でまた重さを載せて弾きます。
指をただ変えればよいのではなく、一音ずつ手首から手を持ち上げます。
ここまで進んでくるとほとんどの生徒さんは鍵盤上でただ指を変えることはしないのですが、1カ月ぶりに会ったこの生徒さん、指をただ変えていただけでした。
まずい・・
この弾き方で1カ月間OKだったってことかな・・
それとも、ちゃんとしてくださったのにこう弾いてしまうのか・・
結局、ずっと手を持ってこの日はレッスンしました。
「1こひいたら、てくびダラ~ンだよ」
指先もふにゃふにゃにしていたのでイリーナ先生直伝の「指ぬき」を使いました。
イリーナ先生は「指のブーツ」とおっしゃっているとか。
これをしたままピアノは弾けないのですが、指ぬきの中で自分の指がクネッとしていないのを知ってもらうのです。
このクネッとしない指でピアノを弾くんだと知ってもらうのです。
前回ご紹介した「3びきのこぶた」を弾いている生徒さんもずっと指先がクネッと反り返っていました。この生徒さんにも気になった時に指のブーツをつけてもらいました。
1カ月ぶりの生徒さん、ずっと手を持ってレッスンをしていたら最後の方で弾き方が戻ってきました。
今回のことでもしやと思ったのは、ロシアンメソッドがノンレガートでレッスンを始めると話だけご存知の方が、実際にどう手を使うかを教えているのをご存知なく、一音一音弾けばいいと単純に思っている可能性があるのではないか、と。
Piano Lesson in Progress.
指のブーツ。子供はこのサイズNo.0で第1関節も余裕で入ります。 私はムリッ
Clover シンブルNo.0 クロバー(Clover)
画像をクリックしていただくとamazonサイトが見られます。
追加:
ロシアンメソッド ノンレガート
先月1カ月だけ年長の生徒さんがお母様が実家に帰るというのでそちらの教室に移動してレッスンを受けました。
昨年10月からレッスンを始めたので、まだノンレガートで弾いています。
不思議の教本はご存知ない先生のようでしたので、レガートだけ避けていただければあとは自由にレッスンしていただいて構わないと伝えました。
教本は持たずに帰省されたので、その先生が手持ちの楽譜をお持ちくださりレッスンしてくださったようです。
さて、1カ月ぶりに今週レッスンがありました。
ロシアンメソッドのノンレガートでレッスンしましたとその先生からのコメントにありました。
不思議な音の国の「おうさま すんでる まんなかの ド~」と「ぼくらは へいし~ おとのくにを まもる~」をやりました。
指先がふにゃふにゃになっていました。
これは珍しいことではないので手を持って一緒にやりました。
「おうさま すんでる~」は指を「234」と変えていきます。音は「ド」だけです。
一音弾いたら必ず手をリラックスさせて次の音でまた重さを載せて弾きます。
指をただ変えればよいのではなく、一音ずつ手首から手を持ち上げます。
ここまで進んでくるとほとんどの生徒さんは鍵盤上でただ指を変えることはしないのですが、1カ月ぶりに会ったこの生徒さん、指をただ変えていただけでした。
まずい・・
この弾き方で1カ月間OKだったってことかな・・
それとも、ちゃんとしてくださったのにこう弾いてしまうのか・・
結局、ずっと手を持ってこの日はレッスンしました。
「1こひいたら、てくびダラ~ンだよ」
指先もふにゃふにゃにしていたのでイリーナ先生直伝の「指ぬき」を使いました。
イリーナ先生は「指のブーツ」とおっしゃっているとか。
これをしたままピアノは弾けないのですが、指ぬきの中で自分の指がクネッとしていないのを知ってもらうのです。
このクネッとしない指でピアノを弾くんだと知ってもらうのです。
前回ご紹介した「3びきのこぶた」を弾いている生徒さんもずっと指先がクネッと反り返っていました。この生徒さんにも気になった時に指のブーツをつけてもらいました。
1カ月ぶりの生徒さん、ずっと手を持ってレッスンをしていたら最後の方で弾き方が戻ってきました。
今回のことでもしやと思ったのは、ロシアンメソッドがノンレガートでレッスンを始めると話だけご存知の方が、実際にどう手を使うかを教えているのをご存知なく、一音一音弾けばいいと単純に思っている可能性があるのではないか、と。
Piano Lesson in Progress.
指のブーツ。子供はこのサイズNo.0で第1関節も余裕で入ります。 私はムリッ
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