おとのくに♪♪

生徒さんのピアノレッスンで感じたこと、考えたこと、コンサートの感想などポツポツ綴っています。

早く気付いておけば良かった··

2020年02月11日 | コンサート情報
海外の名門バレエスクールのガラ公演があるそうです。

次の6校の生徒さんたちが来日するとのこと。

ロイヤルバレエスクール、ハンブルクバレエ学校 、ベルリン国立バレエ学校、サンフランシスコバレエスクール、ローザンヌバレエアカデミー、ワガノワバレエアカデミー

きっと国によって特徴があるのだと思います。
どんな美がそれぞれの国にあるのか興味があります。

なのにレッスンがあるので行けません··

サンクトペテルブルクのワガノワバレエアカデミーは、10歳で入学18歳で卒業なのだそうです。進級試験に合格しなければ即退学。創設1738年、ロシア最古のバレエ学校だそうです。

1738年··
そんな昔からバレエ学校があったとは驚きました。
ハイドンが1732年生まれです。

ついでにバレエの歴史を調べてみましたら、発祥はイタリア。
宮廷でバロと言われていたもののようで、フィギュアスケートのコンパルソリーのようなものかと。床に図形を描くのをバルコニーから貴族たちが眺めて楽しんだそうで。

100年位経ってメディチ家からフランスにお嫁に行ったカトリーヌさんによってフランスにバレエがもたらされたそうです。フランス革命辺りで妖精や悪魔が登場するロマンチックバレエができ、それが現在踊られているバレエの最古の形式だそうで。「ラ·シルフィード」「ジゼル」「コッペリア」がそれです。しかし、バレエは低俗化しフランスでは衰退。

ロシアにはフランスから宮廷バレエが伝わり、ロマンチックバレエが踊り続けられ、その後独自の発展をしクラシックバレエができたそうです。技法が複雑になり、これが現在のバレエ構成となっているそうです。チャイコフスキーの一連のバレエ曲がそうです。

モダンバレエもアメリカ人に刺激を受け、確立したのはロシア人。
ニジンスキーの「牧神の午後」「春の祭典」の振り付けは有名です。

バレエでもロシアは後進国だったとは··
真似るだけではなく、そこから発展させる才能がこの国にはあるようで。
音楽もフランスやドイツから学び、独自の芸術を発展させました。自分達のものを持ちたいと思ったのかもしれません。


「ワガノワ・世界一過酷で美しいバレエ学校の世界~ロシアが誇る伝統の“くるみ割り人形”が日本へ~」Bunkamura オーチャード・バレエ・ガラ特別映像
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