「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

山口県下関市  「 赤間神宮 」

2020-06-14 16:59:30 |  滝 ・ 名所 ・ 神社仏閣

 

鳥居をくぐると 「 水天門 」 に迎えられる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

赤間神宮 ( あかまじんぐう ) は、山口県下関市にある神社である。

旧社格は官幣大社。

壇ノ浦の戦いにおいて幼くして亡くなった安徳天皇を祀る。

江戸時代までは安徳天皇御影堂といい、仏式により祀られていた。

平家一門を祀る塚があることでも有名であり、

前身の阿弥陀寺は 『 耳なし芳一 』 の舞台であったが、

廃仏毀釈により神社となり現在に至る。 

 


貞観元年 ( 859年 ) に阿弥陀寺として開闢。

文治元年 ( 1185年 ) の壇ノ浦の戦いで入水した

安徳天皇の遺体は現場付近では発見できなかったが、

赤間関 ( 下関 ) に建久2年(1191年)、勅命により御影堂が建立され、

建礼門院ゆかりの尼を奉仕させた。

以後、勅願寺として崇敬を受ける。

明治の神仏分離により阿弥陀寺は廃され、神社となって 「 天皇社 」 と改称した。

また、歴代天皇陵の治定の終了後、

安徳天皇陵は多くの伝承地の中からこの安徳天皇社の境内が、

明治22年( 1889年 )7月25日、「 擬陵 」 として公式に治定された。

天皇社は明治8年 ( 1875年 ) 10月7日、赤間宮に改称し、官幣中社に列格した。

昭和15年 ( 1940年 ) 8月1日、官幣大社に昇格し、赤間神宮に改称した。 

 


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