「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

大分県院内の石橋 19 「 渡谷橋 」

2013-04-17 04:57:03 | 大分の石橋










新橋と平行して架かる石橋の橋脚部に降りる階段







輪石の頂部が薄いやや扁平なアーチ








さまざまな大きさの自然の栗石で積まれた壁石







橋裏の輪石部分はしっかりと組まれている







新橋が出来た今でも現役として活躍している







「 岩戸橋 」 と刻まれた親柱




所在地 /  大分県宇佐市院内町下船木 ・ 高並川
架橋  /  大正末期
石工  /  不明
長さ   /   16.7m    幅   /    3.6m
拱矢  /    2.3m    径間  /    7.4m
環厚  /    50㎝    
単一アーチ



渡谷橋は下船木集落と小稲集落の中間に位置する橋で、
県道664号線から左に100mほど入った高並川に架かっている。
橋はまだ現役として活躍しているが、横にはすでに新しい橋が架かっている。
橋は段差違いで平行しているが、まだまだ活躍しそうな造りである。
また、橋の袂には親柱が立っており、そこには 「 岩戸橋 」 と刻まれていた。
確認はしていないが、おそらく別名で 「 岩戸橋 」 と呼ばれていたに違いない。


渡谷橋へのアクセス
渡谷橋へは、県道664号線 ( 円座中津線 ) を神通橋から400mほど行って
左に100mほど入ったところに新橋と平行して架かっている。
駐車は、橋の近くの広くなった場所に駐車した。


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