今度の部屋

授業でできなかったことや出版物についてフォローします(できるだけ^^)

附属学校の研究会(2015.6.18)

2015-06-23 07:37:35 | 日記

(授業風景は、生徒の顔が出ちゃうから・・・今日はネコです)

 こんにちは。
 
 6月18日、附属中学校で研究会がありました。
 
 一つは、これからの日本社会で大切なものは情報化か、グローバル化か、伝統文化かについて話し合われていました。生徒達は根拠をあげて意見を主張していました。(中学校 公民的分野)。
 もう一つはトゥールミンモデルを援用した授業でした(地理的分野)。これはタブレット型端末を使って、他者の意見を手許で確認しながら、意見交換していました。

 いずれの授業も、先生方が日頃から「学ぶためのしつけ」を指導し、しっかりとそれが定着していることが伝わってきました。教員が主役ではなく、生徒達が主役として学んでいることがわかりました。
 もしかしたら、授業を見慣れていない人がこの附属学校の授業をみると、附属の先生は生徒の意見を板書しているだけに見えるかもしれません。しかしながら、授業は先生が用意してきたものを教え込むのは簡単ですが、生徒が調べてきたことや生徒の意見をいかして臨機応変に授業をつくりあげるのはとても難しいのです。附属学校の先生方の力量はさすがでした。

 6月、9月にこうした研究会を行い、10月に公開研究大会が行われます。その10月の公開研究大会で、私は助言者を務めさせてもらいます。


 今日も来て下さってありがとうございました。