「あなたが好きなイタリアの歌」、教えてください♪

2008-07-02 | Music
Please let me know, Which Italian song do you like?

先日、Canzone(カンツォーネ)の楽譜をまたまた買ったんです。
ナポリターナからイタリアン・ポップスまで、イタリアの名曲が100曲載っていました。
「カンツォーネ」というイタリア語は、フランス語で「シャンソン」というのと同じく
「歌」を意味していることは皆さんもご存知ですよね。

カンツォーネにはいろいろなとらえ方がありますが、
長い歴史を持つ「Napolitana(ナポリターナ)」が母体だと言われています。
ナポリターナ、いわゆるナポリ民謡は、
Patrizioの「Home to Mamma」でお馴染みの「Funiculi-Funicula(フニクリ・フニクラ)」や、
「O sole mio(オー・ソレ・ミオ)」「Santa Lucia(サンタ・ルチア)」等が
日本でも特に有名ですね。

1900年頃から、イタリアの中心地がナポリからミラノに移り、
伝統的なナポリターナに対し、標準語による新しいカンツォーネが作られるようになりました。
そして、サン・レモ音楽祭などを通じて日本にも紹介されていきました。

日本でのカンツォーネ・ブームは、
1959年のMina(ミーナ)のヒット曲「Tintarella di Luna(月影のナポリ)」
きっかけと言われています。
その後、数々のカンツォーネが日本人歌手によって日本語でカバーされるようになり、
日本人にとってどんどん身近な存在となっていきました。
この「Un Buco nella Sabbia(砂に消えた涙)」も、日本で最も愛された曲の1つです。

1990年代に入る頃にブームが下火になっていきましたが、
1997年、Andrea Bocelli(アンドレア・ボチェッリ)と
Sarah Brightman(サラ・ブライトマン)のデュエットによる
「Time to say goodbye(タイム・トゥ・セイ・グッバイ)」、記憶にも新しいですが、
これはイタリアの曲「Con Te Partirò(コン・テ・パルティロ)」の歌詞の一部とタイトルが
イタリア語から英語に書き変えられたもので、
この爆発的なヒットにより再びカンツォーネが注目されるようになったとも言われています。
またこれがいわゆるクロスオーバー・ブームの始まりでもあります。


そしてパトリツィオ
おととし来日したときの「題名のない音楽会」で、
「また日本にくる機会があったら、今度は日本語で歌います」って言ってくれてました。
どんな歌をどんなふうに歌ってくれるのか、今からとてもとても楽しみ!




そこで・・・・

(来日の予定はまだまったくないですが、いざというときにために、)
ぜひ、皆さんのお声をお聞きかせいただければと思います

日本人歌手により日本語でカバーされたイタリアの曲の中で、
お好きな曲またはパトリツィオに日本語で歌ってもらいたい曲、
何曲でも構いませんのでお知らせください!

ブログのアドレスまでメールで。 pat_kaori@mail.goo.ne.jp

7/10(木)くらいまで。

コメントやメールをくださったことのない方も、特に大歓迎!



ご参考までに、代表的なところを書き出してみました。
この中から選んでくださってもいいですし、こちらにもたくさんあります。
試聴もできますので参考になさってくださいネ。

日本人歌手により日本語でカバーされたイタリアの曲
(日本語の歌詞があるイタリアの曲)

砂に消えた涙
夢見る想い
月影のナポリ
花咲く丘に涙して
君に涙とほほえみを
ナポリは恋人
ロマンティカ
ささやく瞳
愛は限りなく

カーザ・ビアンカ
今宵あなたが聞く歌は
恋する瞳
ヴォラーレ
ほほにかかる涙
恋よまわれ
花のささやき
アリベデルチ・ローマ
アル・ディ・ラ
愛のわかれ
アモーレ・ミオ
サンタ・ルチア
チャオチャオバンビーナ
帰れソレントへ
マンマ
ケ・サラ

・・・等など

カンツォーネって、滑らかで美しいメロディーがとても心地いいです。
日本の曲かと思っていたものも中にはあったくらい、
日本人にも親しみやすいメロディですよね。
タイトルを見ただけでもロマンティック

Bobby Solo(ボビー・ソロ)の「Se Piangi, Se Ridi」(君に涙とほほえみを)

ちなみにこちらは布施明の「君に涙とほほえみを」

Bobby Solo(ボビー・ソロ)の「Una lacrima Sul Viso」(ほほにかかる涙)



たくさんのメール、お待ちしてますネ~~!


La mia canzone favorita è 'Se Piangi, Se Ridi'..

7 コメント

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Unknown (misato)
2008-07-02 12:13:37
こんにちは!
元気いっぱいのmisatoです!

わくわくしますね!!!!!!
そのパットの約束、しっかり覚えてます
パットもきっと覚えてますよね~~!
kaoriさん、今メールしました!
何曲でもいいとのこと、
きっとまたメールしちゃう!
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Unknown (Toshimi)
2008-07-02 12:51:45
kaoriさん、また素敵な記事をありがとうございます!

カンツォーネ大好き! 私にとって洋楽好きの原点みたいなもの。
ここに出ている曲、みんなみんな涙ものです

思うのですが、日本ほどカンツォーネやシャンソンを多く受け入れている国って、そうはないんじゃないかしら。
アメリカでも昔から多くカバーされていますが、自国の歌と思っている人が多いみたい。

昔から大好きだったこれらの曲の中から、パットがまた何か新しく選んで歌ってくれたら・・・
嬉しいです、本当に!

しかも、それが日本で、だったら・・・もう言うことないのですが
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Unknown (asami)
2008-07-02 19:09:08
kaoriさん、初めて書き込み致します。
こういった所へお邪魔すること自体、あまりないのでちょっとドキドキですが、思い切って出てまいりました。

Patrizioの名に惹かれて読ませて戴いてから、こちらに伺うのが私の大きな楽しみになりました。
本当に素晴らしい内容、そして皆様のお話がいつも楽しくて。

テレビで一度観たPatrizioのカンツォーネが忘れられずに、一人で毎日聴いております。

Patrizioにとっても近くていらっしゃるのですね、kaoriさん! いつも新しいニュースや話題をお知らせくださって、陰ながら楽しませて戴いております。

今回、突然大好きなカンツォーネが、それも昔の憧れだったボビー・ソロの歌まで出ていて!
本当に感激でした!
懐かしいカンツォーネの曲名とボビーの歌まで聴けるなんて!・・
こう書くと、年が知れてしまいますね!

あまりの嬉しさにお礼が言いたくて、つい書き込み致してしまいました。

Patrizioがこのボビーの歌を歌ってくれたら、こんなに素敵なことはありません。

昔は日本でも流行ったカンツォーネ、今日は懐かしい思い出がいっぺんに蘇った気が致します。
今では普段めったに聞くことのなくなった、イタリアの美しい歌の数々。

kaoriさん、どうぞPatrizioにもっと歌ってくださいと、お伝えくださいませ。
美しい歌を、あの美しい声でもっと聴けたら、本当に幸せです。

長い書き込みになってしまいました、すみません。
kaoriさん、本当にありがとうございます。
これからもPatrizioのこと、色々お聞かせください。よろしくお願いいたします。

リクエスト曲、早速送らせて戴きますので、こちらもどうぞよろしくお願いしますね。

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Unknown (Toshimi)
2008-07-02 20:41:11
asamiさん、初めまして!
今夜はkaoriさんが、まだちょっと忙しく、こちらに戻ってこられません。
で、代わりに先にご挨拶させてください。

kaoriさんとパットの世界へようこそ!
ずっと観ていてくださったのですか?
そんな、ドキドキなんておっしゃらず、もっと早くにいらしてくださればよろしかったのに

パットがお好き、ああ、そうでした!それにカンツォーネがお好きなら、もうお仲間です!
いつでも遊びにいらしてくださいね。
kaoriさんのパットへの熱い想いに感染してもよろしいのなら(笑)

asamiさんと同じく、私もその昔カンツォーネに夢を追った身、同じ世代かもしれません!

パットに歌って欲しい曲、沢山!
希望をkaoriさんに託して、これからのパットに期待しましょうね

これからどうぞよろしくお願いします!

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Unknown (Kaori)
2008-07-02 23:36:42
misatoさん、
メール、たしかにいただきました。
どうもありがとうございました!
この曲、私も一番Patrizioに歌ってもらいたいなって思ってる曲なの
しかもナポリ語で
1曲とおっしゃらず、何曲でも何回でもメールしてくださいネ


asamiさん、
はじめまして!よくいらしてくださいました
いつもブログを楽しみにしてくださってありがとうございます。
メールもたしかにいただきました!
カンツォーネって、私はPatrizioを知るまではほとんど聴く機会がなく過ごしてきたんですけど、
Patrizioを通して聴く機会が増えてくると、
どんどん好きになってきてよくCDを聴いたりしています。
それまでは、ボビー・ソロの名前すら聞いたことありませんでした
こんな私がcanzoneを堂々と語っちゃって・・
そうじゃないよっていうところがありましたら、
遠慮なく教えてくださいネ。
こういうところって一度思い切ってお顔出しちゃうと、
案外平気でしょう?またいらしてくださいネ!


Toshimiさん、
今日のうちにやっと来られました
ありがとうございました!
イタリアの歌なのに、アメリカではアメリカの歌と思われてることが多いって、
「You Don't have to say you love me」とか、典型的ですよね。
それにカバーの方がヒットすることも多いみたいですけど、
でも原曲をイタリア語のままじっくり聞いてみると、
それが一番いいって思います
Toshimiさんも、カンツォーネ、お詳しいんですよね!
なのに、私なんかが堂々と語ってしまってお恥ずかしいです。
訂正あったら遠慮なく突っ込んでくださいネ



ブームって再来するもの、
日本でももっともっとブームになるといいですね!
Patrizioが歌ってくれたら大いに盛り上がりたいですね!
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Unknown (ai)
2008-07-02 23:51:08
asamiさん、こんばんは!
はじめまして。どうぞよろしくお願いします
イタリアの音楽、オペラの素晴らしいですが、
私はナポリの雰囲気が大好きです
海、空、太陽、
パットが大空に向かって歌う図(kaoriさん、大好きですよね)を思い出します!
今思えば、この中の曲のいくつかは、教科書なんかにも載ってました。
日本に古くからなじみがあったわけですね。
Time to say goodbye、これをはじめて聞いたとき、とても不思議な気持ちがしました。
幻想的というか、こんな美しい曲があったのかって正直思いました。

イタリアの音楽、もっともっと日本で流れてもらいたいです。
kaoriさん、パットによ~~~くお願いしておいてくださいネ

メール今から送りま~す
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Unknown (Kaori)
2008-07-03 21:52:40
aiさん、よくご存知で
その図、私にとって最高のPatrizioです
Patrizioって、身も心も何もかもイタリアンね~~~!
でも、前も言ったけど、前世はアジア人だったかもって
緑茶も大好きですって

イタリアの歌って、タイトル見ただけじゃわからなくても、
小さい頃から何気に耳にしていた曲もあったりしますよね!
CMなんかでも使われてたり。
もっともっと注目されてほしいですネ。
メールいただきました!ありがとうございました



メールくださって皆さん、どうもありがとうございました!
まだの方もどんどんメール、くださ~~~い
まだまだ少ないです。
どうかどうか、みなさんのご意見、お聞かせくださいね!
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