続きですが・・・
では「○○までは安全」だろうと専門家は何故宣言しないのか?
医療でも同じことだと考えていただければ簡単です。
例えば予防接種や麻酔などは100%安全ではないですよね?
合わなくて命を落とす可能性はあります。
先進国で母体が命を落とす確率や、交通事故死の確率は0.01%です。
どこまでなら健康な人と大して差がないくらいになるか?というところで安全基準っていうのは決められています。
もう差もわからないくらい低く見積もって見えないくらいになってるのが1ミリシーベルトということです。
決してそれを少しでも越えると多くが病気になるというものでもない。
放射線治療なんてとんでもない数値を浴びてますし、病気が治っていますしね。
統一する基準を作らないとどうにもならないから1ミリにしています。
だって日本の放射線量の平均は震災前でも2.4ミリだし(笑)
自然放射線と天然放射線を体内で識別なんてできないです。
低線量でも長期間浴びると被害が大きいというペトカウ効果というのがありますが、これも原文を読むと現在の東京の放射線量の1000倍をあてた実験となっています。
低線量ってどのくらい?というと人それぞれ違うから誤解を生みやすいんでしょうね。
更に放射線技師は年間50ミリまで認められているということで、なんだかもう桁が違いますよね(^^;)
現在WBCの結果ではこのようになっています。
福島県は、2月までに県民に実施したホールボディーカウンター(WBC)による内部被曝(ひばく)検査の結果をまとめた。
昨年6月27日から今年2月29日まで、警戒区域や計画的避難区域の市町村の4~9歳と 10歳代を中心に2万2717人を検査。
体内に取り込んだ放射性物質により、成人の場合は50年間、子供は70歳までに 被曝する累積線量を推計した。
その結果、99%にあたる2万2691人が1ミリ・シーベルト未満だった。
1ミリ・シーベルトは浪江町や大熊町などの住民14人、2ミリ・シーベルトは
浪江町や楢葉町などの住民10人だった。
最高は3ミリ・シーベルトで、双葉町の2人。県地域医療課は、「全員、健康に 影響が及ぶ数値ではない」としている。
・南相馬市の検査
2011年7月11日より検診を開始し、2012年1月27日で検診者数は10,000名を超えました。
今回は2011年9月26日から12月27日までキャンベラ社製WBCで行った検診結果を公表いたします。
キャンベラ社製WBCで測定した小・中学生579名の結果
検出限界以下が361名(62.35%)、検出者が218名(37.65%)で、検出者中214名(36.9%)と大部分は20Bq/kg以下であり、
20Bq/kg以上4名0.69%、30Bq/kg以上1名0.17%、40Bq以上はみられませんでした。
キャンベラ社製WBCで測定した高校生以上4,745名の結果
検出限界以下が2,802名(59.05%)、検出者が1,943名(40.95%)で、検出者中1,774名(37.39%)と大部分は20Bq/kg以下であり、20Bq/kg以上169名(3.56%)、30Bq以上68名(1.43%)、40Bq以上31名(0.65%)、50Bq以上は16名(0.34 %)でありました。
最高値は110.7Bq/kgでありました。50年預託実行線量で1mSvを超えたのは1名のみで1.069mSvでありました。
子供は大人より厳しい基準にしないといけないですが、それでもべらぼうに高い人は少ないですね。
時々高く出る人は地元で自給自足をして震災前と変わらない食生活の人が多いそうです。
食事に気をつければ、子供の場合100日程度で排出されることは(尿から出ますし)研究でも分かっていますので、これから減らしていくことができるでしょう。
内部被曝はどれだけかというのは、下記に計算ツールもありますので、どれだけの数値のものを食べるとどのくらい被曝するか計算されるといいですよ。
もちろん気をつけなければいけないことはたくさんありますが、予測できることもたくさんあります。
寝る間を惜しんで現場で活動されている方を応援しています。
チェルノブイリで医療活動もされた鎌田實医師も同じようにおっしゃっていて「どこまでだと安全宣言は出せない」とNHKの番組でおっしゃっていました。
100万人に一人でもそれは被害になりますから無責任なことは言えませんから。
「一人でも被害が出るなんて~~!」とおっしゃる方もいるのでしょうけど、それでは薬や他の病気も同じこと。
そして今までの病気にかかった人数と比較しなきゃいけないし、統計学の世界ですね。
つまり確率の問題で、99.9999%でも100%と言えないから宣言しないということです。
例えば99%なら個人の判断で選択できるだろうし、50%なら逃げるし。
だから「危険だー」という人の方が楽チンなんですよね。
99%安全でも1%の危険を言うことができるし、万一安全でも責任をとらなくていいから。
どれだけの確率なのか?というのを導きだすのが重要。
1%でも嫌ならそれは個人の判断だから自由でもあるし、そういう人は支援すればいいと思うし。
資料として一部載せておきます。
呼吸による内部被曝に関する福島民友新聞の記事を検証する
イギリスの権威ある科学雑誌ネイチャーの論文「福島の線量計算される
英語はわからないと思っていたら訳してくださっている方が。
イギリスの権威ある科学雑誌ネイチャーの論文「福島の線量計算される」
これは便利!
ベクレル・シーベルト換算ツール
では「○○までは安全」だろうと専門家は何故宣言しないのか?
医療でも同じことだと考えていただければ簡単です。
例えば予防接種や麻酔などは100%安全ではないですよね?
合わなくて命を落とす可能性はあります。
先進国で母体が命を落とす確率や、交通事故死の確率は0.01%です。
どこまでなら健康な人と大して差がないくらいになるか?というところで安全基準っていうのは決められています。
もう差もわからないくらい低く見積もって見えないくらいになってるのが1ミリシーベルトということです。
決してそれを少しでも越えると多くが病気になるというものでもない。
放射線治療なんてとんでもない数値を浴びてますし、病気が治っていますしね。
統一する基準を作らないとどうにもならないから1ミリにしています。
だって日本の放射線量の平均は震災前でも2.4ミリだし(笑)
自然放射線と天然放射線を体内で識別なんてできないです。
低線量でも長期間浴びると被害が大きいというペトカウ効果というのがありますが、これも原文を読むと現在の東京の放射線量の1000倍をあてた実験となっています。
低線量ってどのくらい?というと人それぞれ違うから誤解を生みやすいんでしょうね。
更に放射線技師は年間50ミリまで認められているということで、なんだかもう桁が違いますよね(^^;)
現在WBCの結果ではこのようになっています。
福島県は、2月までに県民に実施したホールボディーカウンター(WBC)による内部被曝(ひばく)検査の結果をまとめた。
昨年6月27日から今年2月29日まで、警戒区域や計画的避難区域の市町村の4~9歳と 10歳代を中心に2万2717人を検査。
体内に取り込んだ放射性物質により、成人の場合は50年間、子供は70歳までに 被曝する累積線量を推計した。
その結果、99%にあたる2万2691人が1ミリ・シーベルト未満だった。
1ミリ・シーベルトは浪江町や大熊町などの住民14人、2ミリ・シーベルトは
浪江町や楢葉町などの住民10人だった。
最高は3ミリ・シーベルトで、双葉町の2人。県地域医療課は、「全員、健康に 影響が及ぶ数値ではない」としている。
・南相馬市の検査
2011年7月11日より検診を開始し、2012年1月27日で検診者数は10,000名を超えました。
今回は2011年9月26日から12月27日までキャンベラ社製WBCで行った検診結果を公表いたします。
キャンベラ社製WBCで測定した小・中学生579名の結果
検出限界以下が361名(62.35%)、検出者が218名(37.65%)で、検出者中214名(36.9%)と大部分は20Bq/kg以下であり、
20Bq/kg以上4名0.69%、30Bq/kg以上1名0.17%、40Bq以上はみられませんでした。
キャンベラ社製WBCで測定した高校生以上4,745名の結果
検出限界以下が2,802名(59.05%)、検出者が1,943名(40.95%)で、検出者中1,774名(37.39%)と大部分は20Bq/kg以下であり、20Bq/kg以上169名(3.56%)、30Bq以上68名(1.43%)、40Bq以上31名(0.65%)、50Bq以上は16名(0.34 %)でありました。
最高値は110.7Bq/kgでありました。50年預託実行線量で1mSvを超えたのは1名のみで1.069mSvでありました。
子供は大人より厳しい基準にしないといけないですが、それでもべらぼうに高い人は少ないですね。
時々高く出る人は地元で自給自足をして震災前と変わらない食生活の人が多いそうです。
食事に気をつければ、子供の場合100日程度で排出されることは(尿から出ますし)研究でも分かっていますので、これから減らしていくことができるでしょう。
内部被曝はどれだけかというのは、下記に計算ツールもありますので、どれだけの数値のものを食べるとどのくらい被曝するか計算されるといいですよ。
もちろん気をつけなければいけないことはたくさんありますが、予測できることもたくさんあります。
寝る間を惜しんで現場で活動されている方を応援しています。
チェルノブイリで医療活動もされた鎌田實医師も同じようにおっしゃっていて「どこまでだと安全宣言は出せない」とNHKの番組でおっしゃっていました。
100万人に一人でもそれは被害になりますから無責任なことは言えませんから。
「一人でも被害が出るなんて~~!」とおっしゃる方もいるのでしょうけど、それでは薬や他の病気も同じこと。
そして今までの病気にかかった人数と比較しなきゃいけないし、統計学の世界ですね。
つまり確率の問題で、99.9999%でも100%と言えないから宣言しないということです。
例えば99%なら個人の判断で選択できるだろうし、50%なら逃げるし。
だから「危険だー」という人の方が楽チンなんですよね。
99%安全でも1%の危険を言うことができるし、万一安全でも責任をとらなくていいから。
どれだけの確率なのか?というのを導きだすのが重要。
1%でも嫌ならそれは個人の判断だから自由でもあるし、そういう人は支援すればいいと思うし。
資料として一部載せておきます。
呼吸による内部被曝に関する福島民友新聞の記事を検証する
イギリスの権威ある科学雑誌ネイチャーの論文「福島の線量計算される
英語はわからないと思っていたら訳してくださっている方が。
イギリスの権威ある科学雑誌ネイチャーの論文「福島の線量計算される」
これは便利!
ベクレル・シーベルト換算ツール
私の身の回りでは、過剰に反応して行政や学校などをやり玉にあげる方々がいてとても困っています。何でも公表を縦に主張をゴリ押ししてくるような方々で、活動家の域に達している感じで手が付けられなくなりつつあります。
もう少し冷静に情報収集されればよいのですが、ある種のフィルターが掛かっているようで、「問題無い=御用学者」「危険=正義の味方」になっている感じです。カルト的な異様ささえ感じてしまいます。
とても残念な世の中ですね。
さて、紹介頂いたNatureの記事ですが、こちらの訳がより正確な感じですので、紹介させて頂きます。
http://d.hatena.ne.jp/uneyama/20120525#p16
論文はこちらの方が詳しいですね(^^)
お名前はあの漫画からですか?(笑)
一部の過剰な方々には困りますね。検査している方も家族がいるし、近隣住民なのですから同じ状況なんですけどね。
そうそう、安全だと御用、危険だと正義としか思えないのはおかしいですね。
データはデータなのだし、何故そんなに危険がいいのか?(笑)
ノイローゼか騙されているか、カルト活動家なんでしょうね。
こちらの自治体では給食まるごと検査をしているのですが、九州の野菜まで検査していて…
しないとうるさい人がいるんだろうな。
税金の無駄だと思いますし、職員の方も時間を割かれて大変だと思います。>R_田中一郎さん