ゲゲゲの女房もあと1話!
もう終わりかと思うと悲しい…
風間杜夫さんの歌舞伎うんちく語りが好きでした。
当時の演劇背景もしっかり調べてあるよねぇ。
つかこうへいのことを知らない設定にされていたのには笑えました(笑)
視聴率もトップクラスで関連施設も大人気ですね。
主婦が共感したからとか、働く女性が頑張りすぎて疲れているから専業主婦に回帰だとか、トンチンカンな評論がいくつもあって呆れましたが…
なんでも評論家って一部を除いてなんでこんなにずれているんだろうねぇ。
専門的なことばかり勉強してると案外そこに答えはないのよねぇ。
視野が狭くなるというか。
こんな感じ
↓
好調の理由について、ドラマ評論家のペリー荻野さん(47)は「ヒロインが無理やり、自分探しや冒険をしない」点を挙げる。
従来の朝ドラ主人公の大半は、元気で自分の人生を切り開いていく女性。荻野さんは「朝一番で『元気を出そう』というメッセージを体現したヒロインだが、
今は視聴者の女性の多くは既に頑張っていて、さらに『前へ前へ』では見る方は疲れてしまう」。
また、「女性には雇用不安もあって専業主婦願望が高まっている。
ヒロインが家庭の中で幸せを見つける様子も、『そういう生き方もいいよね』と好感されているのでは」とも話す。(産経新聞)
人気の要因はいろいろ挙げられる。放送時間の15分繰り上げ、夫婦を演じる松下奈緒と向井理の清新さ、山本むつみの繊細な脚本……。
そしてもう一つ思い当たる要因がある。それはヒロインが専業主婦である点だ。
「おはなはん」(1966年度)の昔から、朝ドラのヒロインは仕事を持つ明るい女性と相場が決まっていた。
専業主婦のヒロインは記憶にない。
予兆は07年度からあった。女性の落語家を描いた「ちりとてちん」の最終回。
頑張って修業していたヒロインが、さあこれから、という時に落語家を辞めて専業主婦になると宣言したのだ。
今回のヒロインは、最初から働きに出ない。仕事一筋の夫の才能を信じ、家庭を守るという典型的な良妻賢母タイプである。
古い家族像は公開中のアニメ映画「借りぐらしのアリエッティ」にもみられる。
こちらも500万人を超える観客を集めている。小人の少女アリエッティと人間の少年の物語。この少女の家族が古くさい。
父が仕事に行き、母が家事を仕切っている。一方、少年の母は仕事で海外出張中。彼は寂しく思っている。
こうした家族像が現代人をホッとさせているのだろう。
男女の役割が流動化した社会では、男も女も激越な競争にさらされる。
何にでもなれるということは何にもなれない可能性を含んでいる。
保守化する若者が増えているのも、そんな現代社会への「疲れ」が背景にあるのではないか。
昭和ブームの背景には、男女の役割が固定化していた時代への懐古がある。
昭和30年代を再現してヒットした映画「ALWAYS 三丁目の夕日」の家族も、
「男=仕事=強い」「女=家庭=優しい」というステレオタイプで出来ていたが、当時の家族はまさにあんな感じだった。
戦後の昭和とはつまり「専業主婦の時代」であった。
正直に言えば私自身、現代社会に疲れている。
「ゲゲゲの女房」や「アリエッティ」の家族観に癒やされないわけではない。しかし、だからと言って「昭和」に戻るべし、とは思わない。
性差別のない社会を目指して、やっとここまで来たのだ。
現代の平等は、女性が男性と同じように企業戦士になることで成立している。
ワークシェアリングをもっと進めるなど、人々を「昭和」に戻りたいと思わせない工夫がないと、本当に時計の針が逆回転を始める。(朝日新聞)
えー働きに出ようとしたら妊娠がわかって流れた話はスルーなの??
30年代くらいまでは家業の商店や農家=共働きでサラリーマンの妻は少ないから、女性=家庭っていうのもおかしくない?
女性が強く男性化しすぎたから男女ともバランスがおかしくなっていると思うしね。
男性=強い、女性=優しいっていうのも逆だろうね。
美輪明宏も「強い男と弱い女なんて見たこと無い。女らしいとは強くてスパッとしてて肝が据わってるのが本当の女」と言ってたぞー。
(確かにそのバランスを取るためか、女性らしいファッションや行動の人って逆に強いよねー。)
性差別の無い社会とか、ワークシェアリングとかは全然このドラマとは視点がずれてて関係ないし~。
やっぱり人気は水木しげるファンと、その時代の有名漫画家達の時代背景でしょうね。
時代考証もしっかりしていたし。
男性も働く若い人もかなり見ているのだよー。
地方だったら出勤前でも間に合う時間だろうし。
それにゲゲゲの女房は自営業だからサラリーマン家庭の専業主婦とはかなり違うでしょう。
仕事のこともサラリーマン家庭よりずっと近くでわかっていますもんね。
編集者やら仕事関係の人がしょっちゅう来て、アシスタントもいるのだからその対応だけでも雑用がいっぱいだろうし、強力な義父母も同居してるし。
一番強力なのは奇人な夫だろうけど(笑)
昭和30年だと今の20倍、30倍も家事労働がありましたから。冷蔵庫も洗濯機も掃除機も炊飯器もなくて、外食も惣菜もほとんどないのだから男女共今よりずっと働いていたと思います。
水木しげるさんも今ね若い人は働かないで文句を言い過ぎとおっしゃってました。
今の日本人は根気がないのでしょうね。
インスタントに結果を求めてしまいますものね。
腕が1本なくても人の3倍働いた水木さんですからー。
今日は昼のスタジオパークに水木夫妻、ぴったんこカンカンに松下奈緒さん。
キンスマは水木夫妻の特集を2時間…
調布や境港の旅特集など、民放はどんだけゲゲゲに便乗してるんだ~(笑)
もう終わりかと思うと悲しい…
風間杜夫さんの歌舞伎うんちく語りが好きでした。
当時の演劇背景もしっかり調べてあるよねぇ。
つかこうへいのことを知らない設定にされていたのには笑えました(笑)
視聴率もトップクラスで関連施設も大人気ですね。
主婦が共感したからとか、働く女性が頑張りすぎて疲れているから専業主婦に回帰だとか、トンチンカンな評論がいくつもあって呆れましたが…
なんでも評論家って一部を除いてなんでこんなにずれているんだろうねぇ。
専門的なことばかり勉強してると案外そこに答えはないのよねぇ。
視野が狭くなるというか。
こんな感じ
↓
好調の理由について、ドラマ評論家のペリー荻野さん(47)は「ヒロインが無理やり、自分探しや冒険をしない」点を挙げる。
従来の朝ドラ主人公の大半は、元気で自分の人生を切り開いていく女性。荻野さんは「朝一番で『元気を出そう』というメッセージを体現したヒロインだが、
今は視聴者の女性の多くは既に頑張っていて、さらに『前へ前へ』では見る方は疲れてしまう」。
また、「女性には雇用不安もあって専業主婦願望が高まっている。
ヒロインが家庭の中で幸せを見つける様子も、『そういう生き方もいいよね』と好感されているのでは」とも話す。(産経新聞)
人気の要因はいろいろ挙げられる。放送時間の15分繰り上げ、夫婦を演じる松下奈緒と向井理の清新さ、山本むつみの繊細な脚本……。
そしてもう一つ思い当たる要因がある。それはヒロインが専業主婦である点だ。
「おはなはん」(1966年度)の昔から、朝ドラのヒロインは仕事を持つ明るい女性と相場が決まっていた。
専業主婦のヒロインは記憶にない。
予兆は07年度からあった。女性の落語家を描いた「ちりとてちん」の最終回。
頑張って修業していたヒロインが、さあこれから、という時に落語家を辞めて専業主婦になると宣言したのだ。
今回のヒロインは、最初から働きに出ない。仕事一筋の夫の才能を信じ、家庭を守るという典型的な良妻賢母タイプである。
古い家族像は公開中のアニメ映画「借りぐらしのアリエッティ」にもみられる。
こちらも500万人を超える観客を集めている。小人の少女アリエッティと人間の少年の物語。この少女の家族が古くさい。
父が仕事に行き、母が家事を仕切っている。一方、少年の母は仕事で海外出張中。彼は寂しく思っている。
こうした家族像が現代人をホッとさせているのだろう。
男女の役割が流動化した社会では、男も女も激越な競争にさらされる。
何にでもなれるということは何にもなれない可能性を含んでいる。
保守化する若者が増えているのも、そんな現代社会への「疲れ」が背景にあるのではないか。
昭和ブームの背景には、男女の役割が固定化していた時代への懐古がある。
昭和30年代を再現してヒットした映画「ALWAYS 三丁目の夕日」の家族も、
「男=仕事=強い」「女=家庭=優しい」というステレオタイプで出来ていたが、当時の家族はまさにあんな感じだった。
戦後の昭和とはつまり「専業主婦の時代」であった。
正直に言えば私自身、現代社会に疲れている。
「ゲゲゲの女房」や「アリエッティ」の家族観に癒やされないわけではない。しかし、だからと言って「昭和」に戻るべし、とは思わない。
性差別のない社会を目指して、やっとここまで来たのだ。
現代の平等は、女性が男性と同じように企業戦士になることで成立している。
ワークシェアリングをもっと進めるなど、人々を「昭和」に戻りたいと思わせない工夫がないと、本当に時計の針が逆回転を始める。(朝日新聞)
えー働きに出ようとしたら妊娠がわかって流れた話はスルーなの??
30年代くらいまでは家業の商店や農家=共働きでサラリーマンの妻は少ないから、女性=家庭っていうのもおかしくない?
女性が強く男性化しすぎたから男女ともバランスがおかしくなっていると思うしね。
男性=強い、女性=優しいっていうのも逆だろうね。
美輪明宏も「強い男と弱い女なんて見たこと無い。女らしいとは強くてスパッとしてて肝が据わってるのが本当の女」と言ってたぞー。
(確かにそのバランスを取るためか、女性らしいファッションや行動の人って逆に強いよねー。)
性差別の無い社会とか、ワークシェアリングとかは全然このドラマとは視点がずれてて関係ないし~。
やっぱり人気は水木しげるファンと、その時代の有名漫画家達の時代背景でしょうね。
時代考証もしっかりしていたし。
男性も働く若い人もかなり見ているのだよー。
地方だったら出勤前でも間に合う時間だろうし。
それにゲゲゲの女房は自営業だからサラリーマン家庭の専業主婦とはかなり違うでしょう。
仕事のこともサラリーマン家庭よりずっと近くでわかっていますもんね。
編集者やら仕事関係の人がしょっちゅう来て、アシスタントもいるのだからその対応だけでも雑用がいっぱいだろうし、強力な義父母も同居してるし。
一番強力なのは奇人な夫だろうけど(笑)
昭和30年だと今の20倍、30倍も家事労働がありましたから。冷蔵庫も洗濯機も掃除機も炊飯器もなくて、外食も惣菜もほとんどないのだから男女共今よりずっと働いていたと思います。
水木しげるさんも今ね若い人は働かないで文句を言い過ぎとおっしゃってました。
今の日本人は根気がないのでしょうね。
インスタントに結果を求めてしまいますものね。
腕が1本なくても人の3倍働いた水木さんですからー。
今日は昼のスタジオパークに水木夫妻、ぴったんこカンカンに松下奈緒さん。
キンスマは水木夫妻の特集を2時間…
調布や境港の旅特集など、民放はどんだけゲゲゲに便乗してるんだ~(笑)
私も鬼太郎を観て育った世代だから、あの貧乏生活は少し共感できます。
物やサービスが溢れ過ぎると、感謝の気持ちが薄らぐのかな~
系列の京王なので乗れば何かしらゲゲゲの類を見ますよ・笑。今朝もありました。当分なくなりそうにないですね・笑
。
評論家ってトンチンカンですね・笑
実は世の中を良く知らない机の上だけの人たちなんだからでしょうね。。
水木しげるさんも…おっしゃってました
>水木先生のおっしゃるとおりですね。
世の中なんでもインスタントラーメンみたいですね。。味噌に梅干に田んぼになんでも1年はかかりますもんね。
それにしても同居の義父母は強烈でしたね・笑。
日本人は幸せ基準が高いようですね。>マーフィーさん
評論がどんなものか載せてみました(笑)
ゲゲゲの聖地はまだ行ったことがないです。
出雲と神々もルーツにあるようなので行ってみたいです。
義父母は強烈なエピソードがもっとあるみたいです~。>BR_GIRLさん