新ヤッターマン

2008-01-18 00:08:18 | Weblog
いろいろ騒がれている新ヤッターマン。
旧作の作詞作曲歌っている山本正之さんのコメントが波紋を呼んでいますが・・・
新作の内容以前に作曲者に対してひどくない?
山本さんは自分の曲をとても大事にしていると思います。
そのために少し気難しいと思われるのかもしれません。
昔ライブに行ったことがありますし,CDも過去に何枚か買いました。
オリジナルではとてもよい詞を書かれています~。
真っ直ぐなところのある人だなぁと思いますので,大人の諸事情にうまく乗って渡っていくタイプではないのでしょう。

オリジナルの「ヤッターマンの歌」を、歌手を変えて、新たに録音したいとのことは山本さんも了解していました。
読売テレビ側の「歌手も、新しい、若い人、 たとえばアイドルなどを起用して、ヤッターマンをまだ知らない、現役の高校生や、いやもっと、 小学生、こどもたち、を虜にしたい」という熱意も伝わり、大切な「ヤッターマンの歌」を、他者に委ねることを快諾したそうです。
しかしこの時、もうひとつの別の提案も発表されます。
「ヤッターマンの歌」は第一期、9話まで。
その後は、誰の作品によるものかは未定。
「では10話から後は山本正之以外の 作家が作った主題歌が流れるのですか?」、読売テレビ「そうです。」
山本さん「このお話し、 成立しません。」
しばらく、意見の交換があったあと、テレビ側「わかりました、最後まで山本正之の 作品でいきましょう、新曲を作っていただくか、もしくは、ヤッターマンの歌、をクールごとに歌手を変えて。」ということで了承。

尚、EDについては山本正之とは無関係ということ。これは納得されていたそうです。
近今のテレビアニメ、主題歌はタイアップで切り売り。制作費の一端を賄うのは、しかたがない。

その後インターネットに「ヤッターマン主題歌を歌いたい有名人募集!」の記事が載ります。
もちろん山本さんは全く知らず。
このことに怒り、会議の席上で抗議したそうです。
しかし記事は掲載されてしまったのでどうしようもない。
いつのまにか作られていたデモCDを聞かされたそうです。
驚きながらもところどころ メロディーが間違っていることを指摘。
「メロ、まちがってますね」
「ええ、なおします」「この歌手(世良正則&野村義男)でいこうと思います。」と、現場プロデューサー。
若い世代を虜にするんじゃなかったの?
「かねてから山本さんがおっしゃっているように、オールドなファンにも注目していただきたいので」。
??????
(この日聴いたこのデモテープを,山本さんはデモテープだと思い込んでいた)
続いて、BGMを手伝っていただく「若い音楽家」のデモを渡される。
これも決定されていた。
しかしこれは後で聞いて良かったと山本さんの感想。
(今の音楽制作というのは,特に挨拶などなく,現場プロデューサーひとりの判断で自由に録音し、完成というのが多いようです)
その後新作「ヤッターマン」のオープニング主題歌を受け取ったそうですが,それは山本さんががデモテープと思い込んでいた、あの録音物のメロディーのまちがったところが直されたもの・・・
「もう放送にまにあいません。これでいきますので。」

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「ぼんち」を読む | トップ | やっぱりこれだ! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事