経皮毒について3~合成洗剤ってよく落ちる?

2006-12-13 00:26:20 | Weblog
TVCMでも白さをうたった洗剤のCMがたくさん流れていますね。
本当に合成洗剤はよく落ちるのでしょうか?
ほとんどの合成洗剤には蛍光増白剤が含まれています。
これは洗濯物に付着し、青紫色の光を発し白く見せます。
あと漂白剤で白くしているだけというものもあります。
粉石鹸だとそういう成分は入っていませんから、白すぎる白にはなりません。
でも、やたら黄ばみが目立つというものでもないです。
黄ばみが目立つ頃はその衣類がそろそろ古くなってだめになってきたかなぁという時ですし。
なんの加工もしていない木綿は本当はきなり色ですしね。
酵素パワーも、体温以上の温度でないと効果を発揮できませんし、洗濯の短時間では汚れは取れません。
見た目でごまかされているだけなんですねぇ。
植物成分配合という商品もありますが、一部に使われているだけで、
合成界面活性剤は入っています。

CMなどで有名な商品名のものを購入しているとしたら、それは合成洗剤です。
これは石油から作られ、自然界に流れてもなかなか分解されません。
表示の例としては、
品名が洗濯用合成洗剤、
成分はいろいろなのですが、長いカタカナの名前が書いてあります。

石鹸の場合は、洗剤売り場の隅に地味~に粉せっけんと書いて売っています(笑)。
動植物の油脂から作られ、自然界では分解されなくなります。
品名は洗濯用石鹸、
成分は脂肪酸ナトリウム(純せっけん分○%)、炭酸塩などと書いてあります。
コメント (5)
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