四里四方に病なし

2006-12-06 03:25:19 | Weblog
たまたまつけたら「サンデーモーニング」でやっていました。
昔の日本人と現代の日本の食料自給率の話でした。
「四里四方に病なし」という言葉があるそうです。
四里(15kmくらい?)以内で採れるものを食べていると病気にならないということだそうです。
身土不二とも繋がる部分がありますね。
昔からその土地で食べられてきたものが一番体に合っているということになります。
今の日本ではなかなか難しいことですが、野菜などは東京や大阪の都市部でもなければ結構手に入れられると思います。
輸入食材や季節はずれのものばかり食べていると体によくありませんね。
今の時期にきゅうりやトマトを食べると(実感がなくても)冷えます。
栄養素も夏に比べてとても少ないです。
昔の日本人の食事は穀物と野菜、小魚、そして小食。
フランシスコ・ザビエルが来日して、日本人の体力に驚いたとか。
当時の人の中にはとても長生きする人もいたようです。
今は寿命が長いと言われていますが、医学の発達などで伸びているだけで、
実際どこかしら不調な人や寝たきりの人が多いですね。
数字の面で長く見えるだけなのかもしれません。
体の大きさばかり気にする現代人ですが、持久力はありませんよね。
昔の人はそういう面ではとても丈夫だったのでしょう。
今のように医者もしょっちゅう行くこともできないでしょうから、
簡単な病気は自分で治す力くらいはないといけませんしね。

更に日本の食料自給率の話題に。
40%しかない日本ですが、輸入がストップするとどのような食事になるかというのをやっていました。
ごはんと芋と漬物くらいだったでしょうか?
晩御飯には焼き魚が出ます。
乳製品や卵は飼料が足りませんので1週間に1回程度になるそうです。
肉は9日に1回。
味噌汁は大豆が不足するので2日に1回なんだとか。
TVでは「これは困ります」というコメントをする人ばかりでしたが、
スポンサーの顔色もありますから、こういう発言しかできないのでしょう。
「え、余裕」と思った我が家でした。
大豆が不足するのはちょっと寂しいけど、マクロビアンならいけますよね?
輸入が減った方がみんな健康になるんじゃないの?と思いました。
とはいえ、第一次産業に従事している人の半分以上が60代以上なので、
後継者がいないとこれも厳しくなってきますから、やっぱり問題ですよね。
コメント (2)
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