影富士

夕方になるころ下界を見渡すと影富士を発見！！！
雲のキャンパスに富士山の影がくっきりと映っていました。

道のり

普通の登山道はジグザグしながら登っていくルートなのですが、ブルトーザ道はほぼひたすら頂上に向かってまっすぐ。。。そのため勾配がかなり急なところも多いのです。

お仕事中・・・

そう、まるでシェルパのよう。グレッグの普段用の車椅子を背負ってます。
コツをつかめばなんのその！
オリャ～～～～～
ストイックに頂上を目指す・・・

7合目を通過

ハンドサイクルではどれくらいのペースで上がれるか分からなかったので、当初7合目の宿を予約していた。そして、翌日に山頂を目指すコースを予定。

しかし意外と早く、昼過ぎには7合目に到着！
アスリートの血が騒いだのか「今日行けるところまで行く！」の一声。
周りもきっと夜には頂上に着けるのではないかとの判断から7合目の宿を通過することに・・・

休憩・・・

グレッグの近くにはアメリカのスタッフが付っきり。タイヤが空回りしないよう車体を下に押してあげるのだ。これまた重労働だろう。

自分のペースではなく、ハンドサイクルに合わせてなので余計に疲労も溜まるはず。
僕らがあまりにもグレッグのそばで歩いているとプレッシャーになるのでかなり後ろの方でゆっくりと登山することにした。。。

『ウサギと亀』の話じゃないけれど、平らなところを見つけてはごろ寝zzz・・・

ブルトーザ道で・・・

実は今回、アメリカからの一行の中には、ハンドサイクルの世界チャンピオンで2004年アテネで開催されたパラリンピック大会にも出場したスゴイ選手が参加しているのだ！

その名は、グレッグ・ホッケンスミス。

彼は、特殊なハンドサイクルを使って、なんと富士山登山に挑戦するのです（驚）！！腕の力のみで・・・

そのため一般の登山道ではなく、特別に山小屋に物資を運ぶためのブルトーザ道を使わせてもらっている。

しかし、いかんせん急な上り。その進む速さはめちゃめちゃスロー。何十回も手を漕ぎ回して数センチといったところか・・・

道のりは果てしなく遠い・・・

近いようで遠い頂上。
歩いても、歩いても大きさがまったく変わらず早くも疲労困憊・・・
なかなか近づいてくれません、、、

赤富士

朝日を浴びて富士山が次第に赤く染まっていく・・・なんとも幻想的。
今日は天気が良さそうだ。

五合目からの御来光

スタート地点から見た御来光。
富士山頂上を眺めると御来光を見ようとする人の列がはっきり分かる。ヘッドライトがチカチカと光っているのだ。

8月7日 富士山登山

夜中に河口湖のリゾートホテルから須走口に移動。
いよいよ初富士山登山！眠い目を擦りながらいざ出発！！
準備はバッチリ。

ケニアへの渡航が延期になりました・・・その結果

毎年この時期にはケニアにいるんですが、現地の都合で延期になりました。9月か12月に行くことになりそうです。ケニアでいったい何を？って思った方は過去の日記を見てみてくださいね。

この3年、梅雨明けして夏真っ盛り、蒸し暑い熱帯夜にうなされる前にケニアへ逃げていたのですが・・・う～～～ん。

ケニアは赤道直下の国。とっても暑いイメージがあるかもしれませんが、首都のナイロビに関しては標高が高いため朝晩は冷えるんですよ。僕にとっては避暑地、とってもすごしやすいのです。

4年ぶりにムシムシする日本の夏を迎えるにあたり気分は憂鬱。夏生まれなのに暑いの嫌い。あぁ早くケニアに「帰りたい・・・」（笑）

話しはかわりますが、今GSAにはアメリカからお客さんが来ています。毎年この時期に日本に来ては、富士山に登っている人たちです。今回僕が海外出張に出ていないために「初」富士山登山ツアーに駆り出されることになりました・・・

登山は何年ぶりだろう。というか記憶がありません。
さぁ富士山登山どうなることやら・・・これから河口湖に移動します。

明日の早朝から登りだします。