大津日記 since 2004

雨ニモ負ケズ風ニモ負ケズ…
GSA大津克哉が送る愛と感動の現場日記

無事にセッションを終え・・・

2007-11-18 | JOA (オリンピック関連)
2日間の日程で開催されたJOAセッション。18日のシンポジウムに登壇しました。
「オリンピックが結ぶ『伝えたい想い』と『叶えたい夢』-2016年東京オリンピックに向けた世代間対話-」というテーマの下、1964年の東京オリンピックを体験された方々と、2016年に今一度東京にオリンピックを誘致しようとする動きの中で、その頃にはいい歳を取っている今の若い(?)世代がお互いの世代を超えて「こうして行こうじゃないか!」といった意見交換をしました。

シンポジストがまたそうそうたるメンバーで終始緊張でした。。。
1964年世代を代表し、小野清子さん(東京オリンピック体操競技団体銅メダリスト、JOA副会長)と伊藤公さん(オリンピック評論家)。そして、ヤングチームは、豊田直紀さん(2016年東京オリンピックを望む学生の会代表)と私の計4名。

今後さらに「オリンピック競技大会」でキーワードとなるのは、「レガシー(遺産)」。
誘致~開催~イベント後まで、一体その都市に何を残せるのか、そして何が残せたのか、インフラ整備に代表される有形のレガシーと、教育・文化面など無形のレガシーが重要になります。

また、ドーピングの問題もありますね。検査をする側とプレーヤーとのイタチごっこの様相がいつまで経っても・・・。それに、テロの問題。大会の安全管理の費用がとんでもなく莫大に膨れあがっているようです。IOCのロゲ会長は、「外からのテロ、内からのドーピング問題がオリンピック・ムーブメントの最大の課題」だと表明しています。

それに、環境問題も抜きには考えられません。

いよいよ来年は北京五輪イヤー。
大会に向けて、環境問題や人権、食の問題など数多くの問題を抱えていますが、上記の問題含め一体どのような大会になるか注視です・・・

ひとまず大役を終えてホッとしています。