基調講演の後、休憩をはさみ3つのパネルディスカッションが行われました。テーマは以下の3つ。
①『企業の環境責任』
②『スポーツと環境-そのコンセプト ~現実と行動~』
③『学校・産業界・スポーツ団体・アスリート間におけるより良い環境作りの為のパートナーシップ』
質疑応答では、各セッションともにフロアーからの活発な意見や質問が出され、パネラーとの意見交換も積極的に行なわれました。
中でも興味深かったものは、セッション②で登壇した、2006年ドイツW杯の大会組織委員の一人であるハルトムート・シュタール氏のお話。環境に大きな影響を及ぼす可能性を否定できない巨大なスポーツイベントを開催するにあたり、オリンピック大会では既に環境問題への取り組みが行なわれてきましたが、サッカー界でもついに、ドイツ大会組織委員会によって、環境問題に配慮した大会運営にするコンセプト「グリーンゴールプロジェクト」が掲げられ取り組みを行なっています。その大会誘致から現在に至るまでの取り組みを具体的に述べられました。
また、同セッションのパネリストGreen Foot Ball Franceのディレクターであるアレクシス・ギャリース氏による、彼の所属するサッカークラブでの青少年を対象とした環境プロジェクトについて、
セッション③の、2012年マドリッド五輪招致委員会環境ディレクター、アントニオ・ルシオ氏による、五輪誘致を目指し、各セクターとパートナーシップを結び、特に環境面をアピールしている様子、
UNEP・GSAとパートナーシップを結んでいるケニア ナイロビのSadili Ovalスポーツクラブ代表のエリザベス・オデラ氏による“Nature & Dream Camps”での子ども達への教育の効果、報告
・・・などなど大変勉強になったフォーラムでした。
詳細は是非、
G-ForSEのサイトをご覧になってくださいね!!(近日更新予定)