近事変々

思いつくまま、気の向くまま綴る「おとりん」のサイトです。
※表題の「変々」は字面の遊びです。(念のため)

徳丸北野神社の献菊は厚物が多い。

2007-11-06 08:44:28 | 花好きずき
 昨夜来の雨が少し残っていて、なんとなく肌寒さを覚える朝である。
きのうは穏やかな晴天だったし、少しばかり暇もあったので、昼過ぎに北野神社の献菊を見に行ってみた。
11月に入ると七五三のお参りがあるので、毎年、北野神社には近隣の愛菊家による献菊が展示されるのである。
展示されている大菊は、花びらがこんもりと盛り上がっている厚物と、大きく広がる管物だが、ここでは厚物が圧倒的に多い。
カミさんも近年、大菊を育てており、時たま手伝うこともあるが、やはり、年季の入った愛菊家によるものは、どれも見事というほかはない。















【菊 (きく)】

・菊(きく)科。
 Chrysanthemum : キク属
 morifolium : クワ属(Morus)のような葉の
 Chrysanthemum(クリサンセマム)は、ギリシャ語の
 「chrysos(黄金色)+ anthemon(花)」が語源。
・開花時期は、10/20頃~12/20頃。
・東洋で最も古くからある鑑賞植物らしい。
 平安時代に中国から渡来。改良が重ねられ多くの品種がある。
・「きく」は漢名の「菊」を音読みしたもの。
 また、「菊」の漢字は、散らばった米を1ヶ所に集める、の意で、
 菊の花弁を米に見立てたもの。
 漢名の「菊」は”究極、最終”を意味し、一年の一番終わりに咲く
 ことから名づけられた。
・大輪の菊はよく菊花展で見かける形で文化の日(11/3)前後が見頃。
 菊花展で見られるのは
   「厚物(あつもの)→ 大輪もの」と
   「管物(くだもの)→ 細い花びら」に分けられる。

(出典:「季節の花300」)