近事変々

思いつくまま、気の向くまま綴る「おとりん」のサイトです。
※表題の「変々」は字面の遊びです。(念のため)

梨の木も花盛り

2007-04-09 12:15:57 | 花好きずき
 うちにはかなり昔から梨の木があるのだが、親父がいなくなってからは、ほとんど手入れらしいことをしていない。
そんな訳で、なんという種類なのかいまもって判らずじまいだし、まともに梨の実を口にすることもほとんどない。
 そんな梨の木なのだが、ことしはいつもの年よりかなりたくさんの花をつけ、梨の木も花盛りといった具合になっている。
きょうは曇り空なので、ちょっと写真は暗めの感じだが、その雰囲気はわかってもらえると思う。










【梨(なし)】

・薔薇(ばら)科。
・学名 Pyrus pyrifolia var. culta
    Pyrus : ナシ属
    pyrifolia : ナシ属(Pyrus)のような葉の
   culta : 耕された,栽培の
  Pyrus(パイラス)は、ラテン古名で「ナシの木」の意味。
・4月頃、桜から1週間ほど遅れて 開花する。白い5弁花。
・風があると実が実らないことから「風なし」、これがしだいに
 「なし」になった。「梨」は漢名。
・「幸水(こうすい)」
 「豊水(ほうすい)」
 「二十世紀」などが有名。
 「二十世紀」の品種は松戸市でできて主に鳥取県で育てられたが、
 松戸市にはその由来から今でも「二十世紀が丘」の地名が残る。
・別名 「有の実」(ありのみ)。
 梨の音が「無し」に通ずるのを忌んだのでこの別名が生まれた。
・「杏一益、梨二益、カリン百益」の言い伝えが中国にある。

(出典:「季節の花300」)