近事変々

思いつくまま、気の向くまま綴る「おとりん」のサイトです。
※表題の「変々」は字面の遊びです。(念のため)

紅カナメモチの生垣も、なかなか趣きがある。

2007-04-27 16:29:35 | 花好きずき
 うちの近所で生垣に紅カナメモチを植えている家があるが、若葉の赤い色が陽射しに映えて、なかなか趣きがある。
泡を吹いたような白い花が咲くらしいが、花はいまだかつて見たことがない。









【紅要黐 (べにかなめもち)】

・薔薇(ばら)科。
・学名 Photinia glabra(要黐)
Photinia : カナメモチ属
glabra : やや無毛の
Photinia(フォティニア)は、ギリシャ語の
「photeinos(輝く)」が語源。
新葉が紅色で光沢があることから。
・開花時期は、 4/25頃~ 5/15頃。
・要黐のひとつ。3月から4月頃に伸びてくる葉がひときわ赤いため、
この名前になった。しばらくすると緑色に変わっていく。
・若葉が赤いのは、まだ柔らかく葉緑素も十分形成されていない若葉を
紫外線から守る、「アントシアニン」という赤い色素が用意されて
おり、これが若葉を日差しから守るサングラスのような働きをする
ことから。
・花は白色。泡を吹いたようです。
・生け垣としてよく植えられる。

(出典:「季節の花300」)