近事変々

思いつくまま、気の向くまま綴る「おとりん」のサイトです。
※表題の「変々」は字面の遊びです。(念のため)

うちの庭にも「白花タンポポ」が咲いていた。

2007-04-11 12:17:49 | 花好きずき
 そこかしこの草むらには黄色いタンポポが咲き乱れる季節になった。
うちの庭にもちらほらとタンポポが咲いているが、ふと、門扉の近くを見たら「白花タンポポ」が一株咲いていた。見つけたのが遅かったようで、花びらの縁が少し変色していた。
 去年、近くの草むらで「白花タンポポ」を見つけ鉢に移してみたが、葉は出ているものの、どうも花は咲きそうにない。
ついでなので同じ場所に行ってみたら、一株だけだが「白花タンポポ」が咲いていたので、それも写真に撮ってきた。
 ところで、タンポポを漢字で書くと「蒲公英」という、とてつもなく難しい字で、難読漢字ではよく出題されている。












【蒲公英 (たんぽぽ)】

・菊(きく)科。
・学名 Taraxacum : タンポポ属
  Taraxacum(タラクサカム)は、
   アラビア語の「tharakhchakon(苦い草)」が語源。
・開花時期は、 3/15頃~ 5/末頃。
・どこででも見かけるポピュラーな花。
・種子は風に乗って飛んでいく。
 耳の中に入れないように気をつけましょう。
・種子の冠毛が丸く集まっているようすが「たんぽ」
 (綿を丸めて布などで包んだもの)に似ていること
  から「たんぽ穂」と名づけられ、「たんぽぽ」になった。
 漢字の「蒲公英」は漢名から。
・英語名は「ダンデライオン」”ライオンの歯”。
 (フランス語の dent de lionから来ている)
  独特の葉のギザギザを、荒々しい獅子の歯並びにたとえた。
・関東タンポポと西洋タンポポの違い
   → 花のすぐ真下のところがベリッとめくれてるのが”西洋”、
     めくれないのが”関東”。
  都市近辺で見られるのは、ほとんどが帰化植物の「西洋タンポポ」。
  (花の下のところがめくれてます)
・黄色い花が圧倒的だが、白花のものもある。
・たんぽぽの蜜(みつ)は、春の花々が咲くまでの蝶の貴重な食料
 となる。
・比較的若い葉を水にさらしてサラダにできる。
  また、花は天ぷらにして食べられる。
  また、葉を煎じて飲むと利尿剤として効く。
  (古くから薬用として使われている)
・別名 「鼓草(つづみぐさ)」
  茎の両端を細かく裂くと、そり返って鼓のような形になるから。
   また、「たんぽぽ」の名は、この鼓をたたいたときの音の
  「たん、ぽんぽん」の略からきている、ともいわれる。

(出典:「季節の花300」)