君は転んで血を流す

もう僕は夢のあとが見たいから

LIVING HELL/ASPARAGUS 12.4.18

2012-04-30 04:12:01 | 今日の好きな歌





以前にTBをもらったブログに訪れたら、またいきなり消えていた。
もののみごとに。すっぱりと。
この突然何の挨拶もなしにブログを消すという行為は相当に無責任だと感じる。
それまで観ていた読者もいる訳で、更新を期待している読者もいる訳で。
まるで都合が悪くなってとんずらする大人や一日二日であっさりと辞める阿呆な小僧と何も変わらない
そんな人間が常識や悲しみを語っているのを見るとイライラするのもまた本音なんですよね。
無責任で簡単に人を裏切れる人間が何を語っても説得力がない
あなたの所為ですよ、としか言いようがない。

だから、自分は意地でも続けてやる、無責任じゃない大人を見せてやる、って
そういう気持ちでやっている部分は少なからずあります。
まあ、まだ頑張れるといえば頑張れるし。でも、途中で辞めるのも絶対に正しさはあると思います。
そこにケジメを付けるか付けないか、ただそれだけのお話。それをやるかやらないかでも随分印象は違うとは思います。





【第229回】 LIVING HELL/ASPARAGUS





【ここは生き地獄のど真ん中】

世の中はしがらみだらけで、自分の至らなさも大概で
真面目に生き地獄だ・・・って感じてしまう事が多々あります。
勿論そこには色々な理由も理屈もあるのは分かってる
それでもダメなんだなっていうか
人間のキャパには限界があるんだなって感じてしまうのも事実で、色々と苦し紛れの毎日です。
でも、そこで頑張れと言われるのと地獄だって言われるのとどっちを取るかっていうと
個人的には後者なんですよね。
苦しさだったり辛さを認めてもらうことによって
前に進める、そんな力も確かにあるし報われない想いの解放にも役立つし、
全てを消化しきった後で、頑張れってメッセージを受け取ればいい。要するに表裏一体である、と。
その意味で自分にとっては決定打だって思えるくらい必要な楽曲の一つです。
この曲を聴いてると今自分が抱えてるモヤモヤを承認してもらったような気分になって、気持ちが楽になるんですよね。
ギリギリの地点から嘆きを叫ぶ、ある意味最高のロックンロール・ナンバー。
練りこまれたアレンジと、
適度に尖ったギターフレーズもまた魅力的な一曲
そんなダークネスにもまた心惹かれる楽曲です。



カナリア/LOSTAGE 12.4.17

2012-04-29 09:16:57 | 今日の好きな歌





「かんなぎ」7巻の感想、アニメ感想よりもアクセスがあってビックリしました。
それくらい待望の新刊って事だったんでしょうか。再びあの漫画の感想が書ける事実が嬉しくて嬉しくて。
改めて6巻のアマゾンに書いた感想読み返してたら本当に力が入っているねえ(笑)。
3年半もブランクがあると離れちゃうのも仕方ないかなって思ってたけど
意外とまだまだイケそうなのも素敵ですね。これからも応援したいタイトルの一つです。

関係ないけど、昨日と今日の訪問者の数がピッタリ一緒でした。
珍しいからビックリしましたよ。
あ、別館の話ね。
滅多に無いから何故か嬉しかったりした、そんなようやく春らしくなってきたここ数日にちょっぴりご機嫌な夜の出来事でした。
必要以上に情報等を得ようと思わなくなった所為か、結構スッキリもしているここ最近でもあります。
触れすぎは、毒でもあるからね。





【第228回】 カナリア/LOSTAGE




【アレもアソコも綺麗になった それはつまらない つまらない つまらない】

始めの内からキレたテンションでリスナーの耳に襲い掛かるパンクナンバー。
攻撃的なエッセンスを端々から漂わせつつ、不機嫌なオーラの表現で一気に奮わせつつ
最後にはオルタナど真ん中のぬくいメロディーラインに変化する
そんな方向性の変遷も面白い一曲、
それまで尖ってたのが急に哀愁を帯び始めるその剥き出しな感じがリアルで素敵なナンバーです。
歌詞や歌だけではなく、どんどんと熱量を帯びて激しく煮えたぎるバンド演奏の凄まじさもまた大きな聴き所の一つ。
数年前に横須賀かぼちゃ屋で生で聴いたこの曲は冗談じゃなく振動で震えが来るくらいの迫力がありましたね。
そんなライブのハイライトにもなり得る力強いキラーチューンに仕上がってると感じる一曲です。


上記の引用させてもらった歌詞ですが、あまりにも優等生が過ぎると、無難なもので溢れかえると途端につまらなくなるっていう事ですね。
そうじゃなくて多少チープでもアナーキーでも衝動を感じるものが自分は好きなんだと。最大公約数とかクソ食らえって思いますね。表現に於いては。



さよならパーティー/エレファントカシマシ 12.4.16

2012-04-28 09:33:59 | 今日の好きな歌





情熱の無い人間の話なんて誰が聞きたがるんだろう?と最近は思います。
正直に言うと、今も昔も熱を持ってる人間がネット上では圧倒的に少ない気はしてて、だからこそつまんないっていうか
自分でやってる節は少なからずあるんですよね。どんどん時代がつまんなくなってるのを肌で感じてるので。
無感動、無気力、イエスマン、適当な受け流し、、、だからこそ、
自分だけのページを作ってる訳でもあって。
俺は誰にも従わないし、
それを侵されそうになったら全力で守るし。自分は異端者で良いと思いますね。見てくれてる方が居るってはっきり分かってる。
そんな見てくれてる人の為に、今後はより深く行動したいなと思います。ブレてちゃいけねえなって思う。

やっぱりねえ・・・個人的に正論であろうがなかろうが、何かを情熱的に語ってる方が好きなので(笑)。
しかも、本音で語ってる方が好きだな。すぐに意見がコロコロ変わる人は信用してないです。
ただ流されてたり、周りを気にして建前と本音を使い分けてるのなんて、正直アホかって思う。だからこそ、自分のページは本音しか載せたくないし、載せる気もなし。
作品に対して、自分の感情に対して一途な方が大好きです。もっと大げさなくらいに感じちゃって良いと思うんだ。






【第227回】 さよならパーティー/エレファントカシマシ





【もう抜けようよパーティー だってこんなのつまんねえ】

で、今はこういう気分です。
本当に「ココロってヤツはゴマカセねえな・・」って感じですね。
連帯感も、馴れ合いも、共通認識も今の自分には全く必要ないですね。
それよりも、もっと個人的な感情を、自分が感じたままに、思ったままに。
そういう風に生きていければ、と思いますね。
自分の感情だけは、自分が一番大切にしてあげなきゃっていう。
結局の所、本当に自分を救えるのは自分でしかないって事に気付いた後は、
やっぱりこういう曲に結構なシンパシーを感じてしまうのです。群れからハミ出ることや、少数派になる事を恐れないっていうかね。
メロディもポップだし、それでいてふとした瞬間にも口ずさみやすいし。何気なく偉大な反抗の歌ですね。




夏色キセキ 第4話「ユカまっしぐら」 感想

2012-04-28 04:21:57 | 2012年 春アニメ




お、今週は面白いねえ。





先週の感想も書こうとは思ったけど、どうにも気力が沸かずにやめたんですけど
先週は作画が荒れてた上に、やっぱり少年中心になっちゃうとこのアニメの意義って薄れちゃうんですよ。
ほら、基本女子だけの日常ものですから、そこに男子の介入っていうのは
どうにも無粋に思えるのもまた事実で。
まあこのアニメは青春ものでもあるのでそれ考えたらありっちゃあありではあるんですけどね。
でも、どう考えても女の子メインの方が楽しさは違う訳でもあってね(笑)。今週の出来は素直に素晴らしかったと思う。

やっぱり、ユカの心情描写が丁寧だったからかな。
後半のキス直前シーンなんて普通に泣きそうになったもの。
それはなんでかっていうと、いつも不真面目な彼女の真剣な悲しみ
現実逃避に気付いたショックの描写っていうのは
ここまでおちゃらけた場面ばっかり見せられてますから、そりゃインパクトもグッと来るものもあるよね、っていう。
そんな彼女の切ない恋心と現実とのギャップの描写に結構に魅せられてしまった、かな。あの結末こそが「自分の力で」っていうメッセージでもあると思うし。
これは私の持論ですが暗いだけの人間もいないし、明るいだけの人間もいません。そこから考えると
今週のユカの描写って言うのは非常に人間らしいなあ、いじらしいなあと思えて
それなりに良かったと思う訳ですよ。
まだ、完全に終わったって話でもないから希望も残ってるし。
あんまり構成に関して上手さは感じない作品でしたが、4話にして初めて素直に構成が上手いって思えたかも?

とにかく、今週は非常に面白かったので初期で離れた人も是非注目しましょう!って事で。
まだ、逆ダークホースになり得る可能性を捨ててはいないからな。自分は。





しっかし、百合的に考えると正直めちゃめちゃ美味しいアニメですよね!
既に百合カップルが出来上がってるやん。
結構にナメられてる印象も強いアニメですが、意外と侮れないよなって改めて思いました。
それだけに、お話にムラがあるのがちと惜しいッスね。それでも、このシンプルな思春期模様は好きです!密かに支持しますよ。
入れ替わりネタも、意外と個性出てて面白かったねえ。よく知らない姉の友達がいきなり軽々しく話しかけてくるとか、
普通に考えて「え?」って思いますよね。そんなシチュの作り方にも感銘を受けた回でした。
色々賛否は分かれてるけど、決して悪いアニメじゃないと思うな。



コンチネンタル/くるり 12.4.15

2012-04-27 03:50:40 | 今日の好きな歌





雑記や日記を本館で書かなくなったのは、個人的な事情や心境を晒すのが恥ずかしくなったから。
目に見えて数値が出てくると、なんか逆に恥ずかしいっていうね(笑)。
自分の暗さを大多数の人間に晒すのってちょっと怖くもあるから。
なので、今日書いたアマゾンレビュー復帰の雑記も結構に勇気を使いながら書いた文章だったのでした。本館の変遷も書いてるので
ある意味覚書的な記事にもなったかもしれません。
よろしければ、どうぞ。

まあ半分復帰してたようなものですけど、一応宣言はしときましょう、って事で。
10周年まで、あと4年。頑張って続けていきます。またよろしくお願いします。まだ、やれる。






【第226回】 コンチネンタル/くるり





【君たちは泣きながら理解に苦しむ】

この曲は、軽快なアンサンブルに爽やかなメロディが乗っかってる
聴きやすい一曲・・・ではあるんですけど
その分歌詞が結構に尖ってる一曲ではあって(笑)。爽やかに毒づくというか
そのギャップが非常に面白い楽曲であるのと同時に、ただ毒づいてるだけでもなく
結構に分かるなあ、って部分も存在するんですよね。
平行線はいつまで経っても平行線のままですから、
それに嘆く気持ちだったり
突き放したくなる気持ちだったり、
自戒の念だったり・・・
そう考えるとめちゃくちゃ人間らしい歌って感じもしてます。永遠に交わらないけど、交われないけど
確かに点は点として存在している、ある種そういう存在承認の歌であるとも思える、ポップな毒入りりんご的な一曲です。