君は転んで血を流す

もう僕は夢のあとが見たいから

魔法少女まどか☆マギカ 第2話「それはとっても嬉しいなって」 感想

2012-04-12 23:45:42 | まどか☆マギカ




この気持ち悪い違和感の正体は何だ?




ああ、また引っかかりたくない病が・・・
幸せバカって言い方は正直好きじゃないんですよね。
だって、今まで何一つ不幸を経験しなかった人間が不幸じゃないとは言い切れないでしょ?
恵まれてる人間に限って自殺とかしちゃうケースも多々ある訳で
傍目から観て不幸のあるなしで
その人の本質なんて絶対に分からないと思うんですよ。不幸なのに明るい人間もいるし
特に不幸がなくても暗い人間だっているし、あんまりそういう言い方とか概念って好きじゃねえなあ、と。

そんな事を今一度フラットに観てて感じちゃった訳なんですけど
このチャレンジ計画大丈夫なんだろうか(汗)。
大ヒット作品を気に入りたくて始めたのに、早くも引っかかってしまったのが実に不安ですが
まあここまでの回は布石と言えば布石ですから。
来週以降に注目、ですよね。それにしても、無機質な敵とアニメの融合ってのも個人的にはあんまり趣味じゃないかも。

なんてグダグダ言いつつ、絶対にフラットな感情は保ったまま、好きになる努力はしようと思ってます。
早くも頓挫しかけたけど、絶対にレビューは続けて行きますよ。
まあ自分なりに分析するとこの「違和感」こそが受けた理由なんだとは感じました。
突き落とすって割には
今観ると最初から不穏じゃんね?
そして二人とも安易に協力しすぎだよ!って思ったけど、まあ若いし好奇心のが勝っちゃったって事なんでしょうな。あとお礼。
そう考えるとただ単にマルチに引っかかった無知な女たちの話とも捉える事が出来そうで、そういう構図は新鮮といえば新鮮なのかな。



でも、強烈なオリジナリティは感じますね。この作品ならではのざわめきっていうか。





Flashlight&Flashback/a flood of circle 12.4.6

2012-04-12 21:35:39 | 今日の好きな歌




昔の作品なのでやろうか迷いましたが、結局やることにしました。アニメ「恋風」の各話感想。




今期も毎夜毎夜アニメ感想入れちゃって懲りない自分ですね(笑)。
特に週末から月曜日にかけては正直結構に神経使うレベルで頑張ってますけど
その分火曜日と水曜日は完全に休むつもりです。毎日は流石に無理ですだ。
金曜日も微妙ですけど、
取り敢えず今は個人的にダークホースだと思ってる謎の彼女Ⅹとニャル子の行方に注目って感じですかね。
その他の鉄板作品を眺めるのも相応に楽しみです。

で、合同ブログでやってる人気投票企画も新たに始まりました
今回は本館のプロフィール画像でお馴染み「とらドラ!」の大河を推したので良かったら投票よろしくお願いします。って事で。






【第217回】 Flashlight&Flashback/a flood of circle




【記憶の底に貼り付いて 離れぬのは悲しみばかり】

昨日の雑記を書いてたら、書き終わった後にこの歌詞を思い出して。
楽しい事、嬉しい事、いっぱいありました。けど何が一番残ってますか?って言われたら
絶対的に悲しみの記憶や絶望の思い出ばかりが蘇って来て
結局はそんな喜びよりも
常付き纏うのは悲しい記憶や経験ばっか、って事で
そう考えると結構に空しい気分になったりもするんですけど。だって、嬉しさはすぐに消えちゃうのに悲しみは望んでもないのに永遠に残る、っていう。
でも、だからこそ一瞬の輝きや喜びって尊いんだなって感覚、残らないからこそ必死に求めるんだなって気持ちもあったりして。

そんな風に解釈すると、ちょっとやる気も出てくるような。
ネガティヴの中に存在するポジティヴって方向性がとっても素敵な
メロディアスで勢いのあるひねくれロックチューンです。
最終的に、それでも生きることはやめないでと必死に叫ぶそのがむしゃらさもまたロール感たっぷりでグッと来ますね。



レオ/NICO Touches the Walls 12.4.5

2012-04-12 02:19:54 | 今日の好きな歌





今日とても良い事があって、ウキウキした気分だったんですけど
そんな時にふと、過去の自分の失敗を思い出しちゃって。それも唐突にですよ。
それまで良い事があって嬉しい気分だったのに
急に考え込んじゃって
なんか良い日だったのか悪い日だったのか全然分かんなくちゃったっていう。

過去の失敗って思った以上に厄介ですよ。
他人に言われる事がなくても、
自分の中じゃ永遠に生き続けるし、消そうと思っても消えてくんないですから。
お陰で散々憂鬱な気分になったわ。そんな自分もまた半分嫌だけど、こればっかりは仕方ないんだよね・・・。





【第216回】 レオ/NICO Touches the Walls





【誰もここに来られやしないけど】

この表現は正直良く分かる節があって、
結局自分を救えるのは、気持ちを解消してあげられるのは本当のところ自分でしかない
でも、そうだと頭で理解してても胸の中には絶対的な孤独感があって。側に誰もいないのに不安を感じて。
「ここ」っていうのは心の奥、本音の本音って意味合いだと思うんですけど
曝け出すのも怖いし
分かってもらえる保障もないしで
分かってもらえてる感覚も一切ないしで
「ああ、結局無理なんだな」って思ってしまう。そんな心境を見事に表せてる曲だなあ、と思いまして。

空気がピリピリしてるくらいシリアスでダークな歌とサウンドで
NICOの楽曲の中でもここまでネガティブな曲ってあんまないなって思うくらいに気持ちが完全沈下している、そんな曲で。
寒気がするくらいの孤独感と
そんな中でもきちんとポップに突き抜けてるメロディとの調和がたまらなく
当時から名曲だと思ってたし、この曲を褒めた記憶もあるんですけど気持ちが不安定だった今日改めて聴いてみたら
劇薬のように作用してしまったっていう。圧倒的な無力感や、自分は一人だってふと思ってしまった時に聴いてるとグッと来ちゃうような、
彼らの楽曲の中でも特に癖のある一曲ですね。
上記に引用させてもらったフレーズがこの曲の本質を表していると思う。はみだし者の為の歌。