最近、記事を書く前に結構考えちゃう癖がついて来て
普通に書けばいいのに頭の中でこねくり回してる内に時間が過ぎて結局書けないまま終わったり
とにかく無駄な時間が自分の中で多すぎるな・・・と痛感しています。
最初の内はもっと気楽に書けてたのに
段々練り込むようになると、途端にフットワークが重くなってしまうのは自分でも悪い傾向だなー、とは思う。
けど、折角文章を残すのならば少しでも自分の中で納得したいって欲求もありますし
その辺は色々と難しいですね・・・
まあそもそも最近は昔よりも最新の話題や作品に触れられてないジレンマもあったりするんですけどね(笑)。
ことアニメに関して言えば一応新作はまだ毎週感想で書けてはいるんですけど。
上手い事バランス取ってやっていきたいです。
世の中雑食=偉いとされてる節があるけれど、昔は自分もそう思ってたけど
今は割と雑食の人を見ると「で、この人何が一番好きなんだ?」って疑問に思うようになってしまった。
音楽でも物語でも何でもそうですけど、何でも好きだとその分八方美人にも見えちゃうっていうか。
分け隔てなくって概念がそこまで偉い、正しいとも最近は思えなくなりましたね。何故か。
でも、そんな事言ってる自分自身も人からどう見られてるか分かんないけどね(笑)。
【第212回】 ILLUMINATI/MALICE MIZER
この曲の音源を探してたら、カセットテープに一曲だけ入ってました。
ちょっと最近90年代のV系の良さを再確認中なので、密かに昔の自分に戻ったつもりで音楽を聴いてたり。
それは決して食わず嫌い云々って思想ではなくて、ただ単に元々聴いてたから
今改めて聴いていいなあって思っているだけで
要するに自分のルーツの一つである事をようやく認めようとしている、って感じなんですよね。断言しても良いけど20代後半の人間で
音楽好きで全く彼ら(V系)の音楽に影響を受けてない人間って正直そんなにいないって思います。
絶対小学校の時ある程度の洗礼は受けてるはず!
それを10年以上も経った今現在聴いても十分楽しめるって事は、人として変わってないのか、子供のままなのか、それともただ単純に飽き難いだけなのか?
そんな事を考えつつも、一つ断言出来るのは全然古くなってないって事なんですよね。
この曲個人的に大好きなんですが
世界観が~とか雰囲気が云々語る前に
単純に踊れるんですよね。それこそクラブとかライブハウスのDJイベントで掛けても全然通用するくらいに
繊細さだとか耽美さを前面に押し出してるように思えて、実は肉体的なロックでもあるんです。
それを異国情緒、っていうか西洋テイストを織り交ぜて鳴らせてるセンスだったり
きちんと歌モノとしても成立しているメロディのキャッチーさだったり
あらゆる面でレベルが高すぎる
一つのエンタメとしてはもう本当に文句の付け所が浮かばないくらい完成度の高いダンスチューンになっていて。当時の衝撃も凄かったんですけど
約15年経った今、サカナやVOLAと比べても全然劣ってない感覚はやっぱり褒めざるを得ないですね。
なんとなく吸血アニメのテーマソングになってもおかしくない一曲でもあります(笑)。やっぱ斬新なものはいつまで経っても斬新なんですよねえ。
【救われぬ身体で踊る仕草はセミラミスのように美しく】
身体は本当はくっついてる方の漢字なんですが出なかったのでこれで。
基本的にロックンロールとは無縁に思えて
でもこれってある意味ロックの精神そのものなんじゃないか、とも思える。救われない、報われなくても
好きなように踊って好きなようにもがいて好きなように叫んで、その姿こそが最も美しい。
個人的な解釈ですが、十分ロール感を受ける歌詞にもなってるかなあと感じますね。