君は転んで血を流す

もう僕は夢のあとが見たいから

(アニメ)黒子のバスケ 第1話「黒子はボクです」 感想

2012-04-10 23:53:49 | 2012年 春アニメ


一話だけ。



ああ、この頃は普通に面白い漫画だったんだよなあ。なんせ赤マルの読切のみで本誌に来た作品でしたもん。
とにかくアイディアが秀逸だし、キャラも好感度高いし、スラムダンクがあるからこそ能力バスケって選択もクレバーだと思うし。
なんか妙に懐かしさを感じつつも、この新しさだったら確かに様子見なくても連載になるよなあ・・・と
ぼんやりと数年前の事を思い出しました。
原作は結構絵柄が荒削りなので、スッキリと感じられるのもまたアニメ化の良い部分ですよね。

ただ、「あねどきっ」終了以降ジャンプ読まなくなってしまったので
今現在どうなのかは正直よく分からないっていう。最近パジャカノ+ニセコイのコンビで復活しましたが。
その点でも、お話の行方を確認する意味でも放送は毎週観て行こうかな。にしても何気にBL要素をブチ込んでくるあたり侮れない作品ですな(笑)。
まあ、テニスの王子様をちょっとリアルにした感じ?って要領で観ていけば普通に楽しめはするんじゃないかな、と。



基本的に原作付きの作品って話知ってても楽しめるのが良いアニメ化だと思える条件だと思います。その点だとこの作品は合格点でしたね。

揶揄/RADWIMPS 12.4.3

2012-04-10 22:19:04 | 今日の好きな歌




身内に不幸が2件も降りかかる夢を見た。何の罰ゲームなんだ・・・。




その内、片方は老衰関係だったんですが、起きてからあまりの衝撃に涙出そうになって。
こんなに酷い夢を見たのは相当久しぶりだった気がする。
ここ最近はそこまで悪い夢見てなかっただけに
久々の悪夢は本当にショッキングなものでゾクッとする最悪の寝覚めでした。頼むからもう勘弁してくれって願いたいくらい。

でもまあ、そろそろそういう目を背けがたい経験も徐々に徐々に重ねていくんだろうな。
それ考えたりするだけで鬱になったりするから困ります。
でもなんか逆に、
だからこそちょっと身内や親戚にはもうちょっと気を遣った方がいいのかな・・・って。改めてそんな風にも思ったり。






【第214回】 揶揄/RADWIMPS





【あなた今 歳はいくつ? 俺がいつ死ぬか知りたがる皆さんです】

こういう詞が書けるのって凄いですよね。
ある意味卑屈な詞なんですけど
思ってても普通ここまでストレートには出せないと思う。
単純に興味本位であったとしても
やっぱり年齢云々で判断しちゃいけない部分もあるし、年齢がその人の本質ではないですから。
若い大人もいるし、年食った子供もいるしで、肝心なのはその人自身って話で。

後は、例えばまだ若い云々思っててもあっという間に年重ねたり
気付いた時には手遅れになってたり
何か相手にしてあげたいって気持ちを先延ばしにしてると、それこそ後悔の原因になったりね。
大切なのは年齢云々じゃなくて、そこにあるはずのリスペクトの気持ち。
この部分をここまで掘り下げるのも何なんですが
ふと今日観た夢とこの歌詞が重なったので取り上げてみました。


まともな人間になりたかったのに、みんなと気持ちを共有したかったのに、それが出来なかった出来損ないの歌。
それはあまりに考えすぎて他人を拒絶してしまうって部分も含めて、
失敗してしまった人間の歌。
単純にメッセージ性云々よりも、この曲はやっぱりペーソスを共有する事で解消される気持ちを目的とした歌なのかなあ、と。
人間何だかんだ言っても一人で抱え込んでちゃ心が濁って行くだけですから
メソメソの時間も絶対に必要なんだ
怒りの放射も必要なんだ、と。
ファンキーなベースと皮肉たっぷりの野田さんの器用な歌と不器用な詞が絡まる、そんなフラストレーションを全解放させるようなひねくれたロックチューン。
RADWIMPSの毒の部分にユーモアも被せた彼らの曲の中でも特にノレる一曲に仕上がってるんじゃないかと。シングルにもちょっと向きそう。



Blossom/La'cryma Christi 12.4.2

2012-04-10 04:50:44 | 今日の好きな歌




ニャル子さんのあまりの可愛さにグッと来てしまった深夜。男性的に!




最近全然ライブ行けてなくて、尼さんでは出来ない事、アニメの各話感想とライブレポが当初の目標だった訳ですが
その片方が今現在機能してない状態なのが個人的には申し訳ない事の一つ。
個人的にも都合の問題でうずうずしてます。
特にノベンバとかロストエイジとか鉄板のバンドの公演に行けてないのは真面目にヤバいですね。
一方でNICOのライブにはもう今年だけで3回も行けてるんですが(笑)。この間ようやくCM観れたよ!爽やかでした。思ったよりバンド映ってない印象だったけど。

FoZZtoneの今度のツアーは録画録音が彼らの出演時のみOKっていう物凄いツアーだそうで。
地元千葉にも来るのでコレは是非行きたい・・・っ!そして最近ハマってるラクリマもまた関東公演たっぷりのツアーやるんだよなあ。
あの頃行けなかった分生で一度観てみたいって想いがヒシヒシと。後半からは巻き返したい気分。まだ一応前半だけど。

そんな訳で「ライブに行きたい熱」が最高潮に高まりまくってる今日この頃です。
インドアも大好きだけど、たまには外に出て思いっきり発散させたいものなんだぜ。
バクチクのフェスも気になってます。千葉市でやるって何気に体験するチャンスだよなあ。





【第213回】 Blossom/La'cryma Christi




そんなこんなで今日もラクリマ。
この曲はシングル「永遠」のカップリングなんですが
正直これをカップリングにしちゃうのか・・・っていう勿体無さが凄くあるんですよね。聴いてると。
普通にこの曲表題曲にしても売れそうじゃんっていうか、
未曾有の贅沢感がありまして。
事実、表題曲の「永遠」よりも他の方のライブレポを読む限りこの「Blossom」のが頻繁に演奏されてるっぽいです。
そんな手を抜くって事柄から離れまくってるラクリマの音楽の良さを再認識する今日この頃ですね。

サビのメロディもキャッチーだし、詞もスッと入ってきて好印象なんですけど
そんな美しくて耳馴染みの良い歌詞の中に密かに入ってる毒、矛盾の指摘だったり
最後には虚無感を匂わせて終わる部分も目立ったり
ただ単に耳障りの良い曲では決して済まされない気持ちの良い引っ掛かりが印象に残る曲でもあって
そんなひねくれ精神も正にラクリマらしい手間ひまが掛かってる感じで素敵な曲なんですよね。
更に言えば、
これまたラクリマらしいエキゾチックなテイストのギターフレーズが随所に鳴らされてるのもまた耳に残る部分の一つで
ヘッドフォン等でじっくり聴けば聴くほどこの曲の真価が理解出来て来る、そんな奥深い楽曲としても鳴ってる彼らの代表曲の一つです。
ちなみに表題曲だった「永遠」もちゃんとした名曲ですよ?って事も付け加えて置きます。一応。




【君も消える 僕も消える】

こういう虚ろなフレーズに逆に元気をもらう辺り、自分はやっぱり自分と重なる表現が好きなのかもしれません。
逆に消えるからこそ必死に生きなきゃ、楽しまなきゃ的な裏メッセージも感じるし。