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おんらく館~のこぎりものには福がある~

のんびり・ぼちぼち・気の向くままに・・・

のこぎりとハープ

2013-01-11 | のこぎり
今日仕事が終わってから、ハープ課の学生さんと1曲合わせました。
初合わせです。

演奏したのは「小さなロマンス第2番」という曲で、テルミン奏者の大西ようこさんが作曲家の今井重幸さんに依頼して作った曲です。
そしてこの曲が「テルミンとハープのための」という構成で作曲されたのでした。

昨年の夏、逗子でようこさんのコンサートを聴いた際、たまたま目の前の席にこの今井先生が座ってらっしゃいました。

休憩時間に恐る恐る(笑)声をかけ、自分がのこぎり奏者だというと、昔仕事で何度も聞いて(かかわって?)いたそうで、のこぎり演奏のことはよくご存知でした。
そして、この「小さなロマンス」も「のこぎりとハープでやったら合うんじゃないかな?のこぎりの方が合うかもしれないな」となんだか随分乗り気で喜んでくれました。ちなみに私はただ「弾いてます」と言っただけで、内容や実力のことはこれっぽちも話してません(笑)。。。

私も伴奏楽器としてハープは良いかも?とこのとき初めて気が付きましてちょっと興味をそそられました。

コンサート終了後、2人でようこさんに楽譜のコピーをお願いしたら、いつもの笑顔で承知してくれて、程なく送ってもらいました。

更に学校でたまたまその直後に出会ったハープの学生さんに話をしたら「私、そのコンサートでステマネをしてました」とのこと。
なんたる偶然!


が、それからが時間がかかりまして、、、


ようやく今日が初あわせとなったのでした。。。


さて、この曲、シンプルなんですが、意外に使用音域は広くて、のこぎりの方も「おぎ原SP」でないと弾ききれません。

そしてシンプルなんだけど、やってみると意外に難しい。。。

恥ずかしながら2人して終始しどろもどろ、って感じでした(苦笑)。。ハープも難しいらしい。。。


念のため26インチも持っていたので、途中1度それに持ち替えて合わせてもらいました。
メロディ自体はそれでも足りるのでオクターブの変化がつけられないけど一応一通りは26インチでも弾けます。

いやあ、やりやすかったですね。
学生さんからも「弾きやすそうだ」と言われてしまい、更には26インチのほうが音量が出ますね。

ハープならピアノより音量バランスが良いと思ってたんですが、結構ボリュームが出るようでして、「音量落としましょうか?」と気遣ってももらってしまいました。。。(^^;)
普通でいいです。とは言ったものの、若干絞ってくれてた感じ。。


26インチで全体を確かめなおしてから再度おぎ原SPで挑戦。
随分やりやすくなりました。
意外な効果発見です。


二つの楽器の掛け合いが見所の曲なようですが、残念ながらとてもそういうところまではいきませんでした。

何度か繰り返して、1時間ほど付き合ってもらいました。

なんとか雰囲気だけつかめたかな??


試験前だということで、そのままお開きといたしましたが、またあわせる機会はあるのかな?

でも、とりあえず合わせられたので、ようこさんと今井先生への義理は果たせたでしょうか???