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おんらく館~のこぎりものには福がある~

のんびり・ぼちぼち・気の向くままに・・・

特撮オタクな日

2017-01-09 | お出かけ
といっても自分は特撮オタクではありませんが・・・


昨日は朝から科学技術館へ出かけ、「スーパーフェスティバル」というのに行ってきました。



正直なんだかよく分からないで出かけたんですが、昨年初参加した「ワンダーフェスティバル」の(微妙な)ジャンル分け的なイベントでした。




じゃあ、何で出かけたのか?というと、きくち英一さんに会うためです。


このひと

実はきくちさんとは年末に一緒に飲んだんですが、恥ずかしいことに飲み方を間違えまして、2件目のときゲロゲロになってしまったんです。。。何年ぶりだろう。。。(-_-;)
で、ご迷惑をかけてしまったんでこれはお詫びをしなくては・・・
と、翌日持ち帰ったものを見てみると「スーパーフェスティバル」のチラシがあって、その中にきくちさんのトークショーが入っていたので、これは行ってこよう。と。(笑)



他にもいろいろトークイベントが行われました。



写真は井口監督と今度上映する「スレイブメン」という映画の主役の中村優一さん。
面白そうな映画ですね。(^^)


友人のブースもありました。



彼は主に海外のB級怪物、怪人を造形する人で清水さんといいますが、このとき彼から「スーフェス」と「ワンフェス」の違いを教えてもらいました。


「ワンフェス」は造形のの新作展示会だけど、「スーフェス」は「在庫棚卸し会」みたいなものだと・・・

まあただ、アニメロボ好きの自分としては、昔のレアなプラモやおもちゃが多く見られる「スーフェス」はなかなか面白かったですよ(笑)



途中いったん抜けて神保町の本屋さんをぶらぶらして再びスーフェスへ。再入場可なので。


なんだかんだと時間を過ごせました。



で、その後は、再び神保町へ。
今度は知り合いの早川さんが主催の特撮イベントへ。(なのでタイトルに特撮)

特撮バカプレゼンツ Vol.00 「超人会議 ~ウルトラサミット~」
【出演】
・切通理作
(作家 / 『怪獣少年の〈復讐〉70年代怪獣ブームの光と影』著者)
http://www.yosensha.co.jp/b253265.html

・白石雅彦
(作家 / 『「ウルトラマン」の飛翔』著者)
http://www.futabasha.co.jp/…/bookview/978-4-575-31205-8.html

・早川 優
(ライター・サントラ盤構成他 / 『ウルトラマン怪獣大名鑑』構成・解説)
http://www.neowing.co.jp/product/NEOBK-2024142



切通さんと白石さんが、ウルトラマン関係の本を出版されたということもあって、ウルトラマンメインに裏話などを繰り広げるというトークライブです。脱線多数。。。


先にも書いたように自分は特撮オタクではありませんが、こういう裏話系はジャンルを問わずに好きですね。(笑)
結局打ち上げにも参加して、終始楽しみました。(^^)


イベントでは最前列の端っこに座っていて隣が一つ空いていたんですが、20分過ぎくらいに若い女の子が入ってきてその隣に座りました。(そこが最後の空席だった・笑)

1人できて、初代ウルトラマンの裏話や怪獣の話に大きくうなずきながら本当に楽しそうに聴いているのが驚きで、休憩時間に尋ねてみました。

兄弟の影響か?と思ったら全然そうじゃなく、お芝居と歌をやっていて、大人になってからはまり始めたのだそうです。
昭和のヒーローものをカバーしてライブで歌ったりしてるらしいですが、まさに努力と勉強ですね!ビックリしました。

もう1人、打ち上げで隣に座ったのが25歳という若い青年で、彼の場合は父が特撮ファンだったので自分も好きになった。という2世!
小さいときからウルトラセブンが一番好きと言ってましたが、ウルトラシリーズに限らず、かなりの量の特撮ヒーローを見ていて、またその情報量の多さと記憶力のよさに驚きました。


伊福部百年記で特撮(好き)関係の人と沢山知り合って、この世界もまだ盛り上がってるんだな~とそれだけで驚いてましたが、昭和のヒーローが若い世代にダイレクトに引き継がれているというところでは、昨日の二人は衝撃的でしたね。
そういえば「科楽特捜隊」もそういう若い子たちだしな~。。。


そんな中、最近はCSとかで再放送してる昔の「ウルトラ」や「ミラーマン」をチェックして、製作陣の熱量を感じながら「確かに面白いな~」と思っている自分がいます。(^^)











本年もよろしくお願いいたします

2017-01-04 | お出かけ
早いもので年が変わってもう4日経ちましたね。
今年も残すところあと361日ですね~・・・(^^;)

さて、本年は喪中のため新年のご挨拶をご遠慮させていただいておりますが、それはともあれずい分更新をサボっていました。。。
年末年始、それなりに出かけたり何かあったりもしたんですけど、、、スイマセン。
今年もこんな調子でやってまいります。。。



さて、この正月は珍しく妻が家に居りまして、2日に妻の実家の栃木まで行って来ました。

義父、義兄の二人暮らしで、昨年義父も体調を崩したりしたこともありちょっと心配でした。
またずい分長いことご無沙汰もしてしまっていたので、ほんとに久々の訪問でした。


以前は犬猫等を片手では数え切れないほど飼っておったのが数年前には0になり、寂しいだろうなと思っておりましたら、やんちゃな二匹の猫が同居してました。
昨年の4月ごろに拾ってきたそうです。名前はまだない。。。(笑)

義父の足腰がすっかり弱くなった上に、ずーーーっと以前(我々の結婚当初)から言っている家の立替の話をまたしてきたので、「いつか、そのうち」で終わらせてる場合じゃないと思い、半ば無理やりに小山市内にある住宅展示場へ連れ出しました。

ところが展示ハウスの入り口の階段が上がれず、中の見学は出来ずじまい。。。
それでも良さそうな工務店を見つけることが出来たので、上手く話が進んでくれるといいな~と思っております。


小山市内で妻が最近カンブリア宮殿で紹介された酒蔵のことを思い出しました。

多くのところが精米歩合を50%だの40%に下げる中、逆に80%にとどめて旨みを追求しているというところ。

若駒酒造さん
http://www.paw.hi-ho.ne.jp/y-tsukii/wakakoma.htm


スマホで検索をして電話をかけてみました。本当は休日だったけど「御用の際はお問い合わせください」とあったので。
というワケでお休みのところを半ば強引に押しかけてしまいました。



創業万延元年(1860年)。
奈良の銘酒「風の森」で知られる油長酒造にて三年間修行の後、 蔵に帰ってきた六代目・柏瀬幸裕さんがそこでの経験を活かして丁寧に仕込む銘酒がこの「若駒」です。(HPより)


小山市内にいくつか酒蔵がありますが、その多くがこの若駒さんから独立したところだそうです。義兄が結構詳しく知ってました。


すごく飾らず、親近感のあるご主人が迎えてくれて、快く場内を見学させてくれました。








これはドラマ「JIN」の撮影で使ったところ。









有形文化財に登録されているということですが、全く補助とかないそうです。

地域で固まって登録されていたりすると、何十パーセントが補助される、とかあるみたいですけど、個人規模だと一切の補助はなく、一方で「守れよ」って圧力がかかることになるそうです。
国のやってること、なんだかな~というのを改めて思い知らされましたね。。。弱きをくじき、強きを助け。。。(-_-;)

それにしてもこの規模を現在5,6人で全てやっているそうです。
故にそんなに生産できるわけもなく、貴重なお酒です。

そしてそのお酒の試飲会。



僕は運転なので(非常に)残念ながら飲めませんでしたが、兄妹2人で「美味い、美味い」言いながらガンガン飲んでました。(笑)



この棚に並んでいるのがこちらで造っているお酒ですが、ほぼほぼ全部試飲してましたね。。。(^^;)酒豪兄妹。。。


2人が共通していっていたのが、
「これだけ種類が多くあったら、たいてい幾つかは口に合わないものもあるんだけど、ここのお酒は全部美味い!」

ちなみに銘柄によってお米の種類がいくつか違っていたけれど、どれも純米酒。
醸造用アルコール添加は1品もありませんでした。


我慢の甲斐あってか、義兄が4号瓶で4本買ってくれました!わーい!!
あと酒粕を購入。

昨日1本あけて飲みましたが、本当に美味かったです。
カンブリア宮殿で紹介していた精米歩合80%のお酒です。
程よい酸味と甘みと旨み。

ご主人いわく
「削っていくとみんな同じ味になっちゃうからね」


またこっちに出向く際には寄りたいですね。









東京散歩

2016-12-21 | お出かけ
「本日は冬至です」といってスーパーでゆずを売ってました。
今日もぽかぽか陽気のいい天気でしたね。


本日は都内で展覧会めぐりをしてきました。

ここ2年ほどで知り合いも増え、そこから発信されるSNSの力もあって以前より出かける機会が増えたなと思います。


まずは九段下のイタリア文化会館へ
マルコの世界 小田部羊一と「母をたずねて三千里」展


明日まで!


イタリア文化会館1階フロアを使って小田部洋一さんが描いたキャラクターの数々や描かれた原画の一部が展示されていました。

改めて線がシンプルです。
最小限の線でキャラクターが作られていますが、1人1人にちゃんと特徴があって見事に描き分けられています。

そう思うと最近のアニメキャラは線数ばかり多くて、顔はどれも一緒(髪型と色が違わなかったら区別がつかない)というものが多すぎる気がします。。。

「母をたずねて三千里」のようなキャラクターで、動きの方を重視して作る方が良い作品が出来るんだろうな~、、、などとしみじみ思いながら拝見しました。


出てから九段下まで歩きます。

隣の靖国神社の鳥居


一部だけしか見えませんけど、どっしりとした迫力がありますね。
まさに鎮守って感じですか?・・・


九段下駅から根津駅まで地下鉄に乗って移動して、弥生美術館に行く。というつもりだったんですが、あまりにも気持ちよい陽気なので、ついつい弥生美術館まで歩くことにしました。
途中神保町の本屋さんを少しふらふら立ち寄ったりしながら・・・


湯島付近で撮った建物。


そして上野公園不忍池の前。



こういう景色を眺めながら歩くのは楽しいですね。


弥生美術館でやっているのは「山岸凉子展

25日まで!


1969年にデビューした漫画家・山岸凉子は「アラベスク」や「日出処の天子」などの大ヒット作を生み出し、巧みな心理描写と画面構成で読者を魅了し続けています。

という漫画家さんですが(もちろんファン)、その原画は改めて緻密で美しい!

じっくりと堪能しました。

凛としたたたずまい、そして美しい衣装の模様。
キャラクター全体もそうなんですが、ペンに勢いを感じることなく、スーッと優しく必要な線を置いている感じですね。
模様も、手で描いたの?と疑いたくなるくらい丁寧に描かれ、しかもペンの流れが分かりません。

3階に常設展示の高畠華宵さんの女性画が展示してありますが、こちらの着物柄は(もちろん美しいのですが)やはり筆の勢いというものを感じます。

そういうところを比較してみるのも面白いな、と思いました。

またもう一方の竹久夢二展の方も、以前とは展示内容を一新していて、意外にもすごく面白かったです。
装飾デザイナーとしての夢二を楽しめましたし、100年前の本という、ある意味珍しいものをたっぷりと拝見できました。


ここで「第3回キャラクターアート展」というチラシはがきを見つけてしまいます。

明日まで。

そして会場は市ヶ谷駅前。


実は最初市ヶ谷で下車して、マルコ展まで歩いていったんですね。
つまりすぐ脇を知らずに通り過ぎていた!
ちょっと、いや、かなり悔しい。。。


でも半ばあきらめつつ、東大の中を歩きます。


実はここで以前借りた本を返そうと思って寄ったのですが、アポなしでしかも先方の所在不明になってしまっていて、目的を果たせず素通りという形になってしまいました。



その後牛丼を食べながら地図を確認。

こっから市ヶ谷、、、

歩けんじゃね?





ということで、勢いというのは怖いですね。

結局歩いて向かうことに。

途中



これは神楽坂通りから。





思った以上に面白かったです。
寄せ書きとツリーは写真撮っても良い、ということだったので撮らせてもらいました。


これも明日まで!




それにしてもよく歩きました。(^^)


そういえば、弥生美術館の1月3日からの展示が、平田弘史展。
行かねば!








お別れだヨ!全員集合

2016-11-23 | お出かけ
今日はまた寒くなりましたね。
正直言うと、今日より明日の天気が心配。。。無事に出かけられるだろうか。。。


毎日ころころ天気が変わりますが、昨日はよい天気でした。

午前中横浜で調律をした後、なつかしの桐朋学園にちょっと遊びに(?)行きました。
以前一緒に勤めていたMさんからあるものを貰いに(^^)

お互いの近況を報告しながら、本当だったらどこかに入ってゆっくりお話もしたかったんですが、あいにくMさんが体調悪いこともあり終業後すぐに解散。


そして今度は青山霊園へ向かいます。

作曲家たかしまあきひこさんの告別会に行きました。
それが「お別れだヨ!全員集合」
たかしまさんの代表作「8時だヨ!全員集合」にかけてのタイトルですね。




たかしまさんは毎年自宅屋上でバーベキュー大会をされてますが、一昨年たまたまご縁で参加させてもらいました。
お会いしたのはそのときの1回だけですが、年賀状はその後2回やり取りをさせていただきました。
おそらくそのご縁で招待状が届いたのだと思います。


少し遅れてしまったので会場の外で立って拝見していました。
弔辞までは済んでいてコンサートが始まったところでした。


祭壇向かって左手にマンドリンアンサンブルの方々。右手はポップスオーケストラ。

息子さんでやはり音楽家の高島康太さんの指揮で、たかしまあきひこさんの曲の幾つかを堪能しました。
ニュース番組のオープニングも何曲か作曲されていて、演奏が始まると「あ、これもか!!」とこっそり驚いてました。



お会いしたときの印象は、偉ぶらず、気さくで楽しい方でしたが、そのお人柄がよく出ていた送別会だったと思います。

ご冥福をお祈りします。









北斎漫画展

2016-10-17 | お出かけ
時々投函されているタウン情報誌で、「北斎漫画展」というのを見つけた。
場所は茅ヶ崎市美術館。



これは行きたい!
というわけで、友人を誘って行ってきました。昨日。。


それにしても、茅ヶ崎市美術館、自分も友人たちも誰も知りませんでした。。。(^^;)
http://www.chigasaki-museum.jp/

茅ヶ崎駅南口を出て歩いて数分。図書館の隣にありました。

かつてこの地にはオッペケペー節で知られる明治時代の新劇俳優・川上音二郎、貞奴夫妻の居宅(萬松園)が建てられ、その後、実業家・原安三郎が別荘を構えていました。現在、美術館のまわりは茅ヶ崎の古くからの景観を良く残す緑地公園となり、早春の頃には紅白の梅が美しく、四季を通して自然の豊かな市民の憩いの場となっています。
~美術館HPから拝借~

これだけで「へーっ」って感じですが、閑静な日本庭園の中にありました。

入り口



表札もあって、まさに別荘の雰囲気丸残しです。

この庭園は、これはこれでまたゆっくりと来て散策したいですね。

その中をちょっと歩いていくと、美術館が現れます。




そして入館料を払っていざ中へ。
ここからは写真禁止。


北斎漫画十五編を順番に並べて、その中身を額に入れて抜粋展示。
それでもすごい量です。

もともと画集本なので考えてみれば分かりそうなもんですが、1ページがだいたいB5版くらいのサイズでしょうか。思ってたよりずい分小さいです。
そしてその分細かい!

そして細かいながらも、デッサンがものすごくしっかりしていて、躍動感にあふれている。
何かをするしぐさなどは、腰の入り方をはじめ力の入れ具合がしっかり観察、表現されているので、動きとして説得力があります。

他に動物、昆虫、魚、草木、自然、建物、想像上の動物、怪物など本当に多岐にわたって描かれています。
なかったのは宇宙くらいかな?(笑)
でも「大爆発」なんてものもありましたよ!

「お供はつらいよ」とタイトルのついた絵は、主人が厠で踏ん張ってるその外で、家来たちが臭そうに鼻をつまんでる絵ですが、厠の中に「あいあいがさ」の落書きが書かれていて、そんなところにも驚きと感動を覚えてしまったのでした。


妻も一緒に行って、2人で大満足しまして、ついつい図録のほか、置いてあった関連書籍3冊も一緒に購入してしまいました。

高校の漫研の子たちも観に来て欲しいですね。。。
文化祭で展示を見たけど、自分たちの描きやすいイラストしか描いてなかったようなので。。。




その後は、駅前の居酒屋へ。



この秋刀魚の刺身は美味かったですね。


久々に飲み放題で飲んでましたが、これまた久々に二日酔いになりました。。。(苦笑)。。。