おんらく館~のこぎりものには福がある~

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東京散歩

2016-12-21 | お出かけ
「本日は冬至です」といってスーパーでゆずを売ってました。
今日もぽかぽか陽気のいい天気でしたね。


本日は都内で展覧会めぐりをしてきました。

ここ2年ほどで知り合いも増え、そこから発信されるSNSの力もあって以前より出かける機会が増えたなと思います。


まずは九段下のイタリア文化会館へ
マルコの世界 小田部羊一と「母をたずねて三千里」展


明日まで!


イタリア文化会館1階フロアを使って小田部洋一さんが描いたキャラクターの数々や描かれた原画の一部が展示されていました。

改めて線がシンプルです。
最小限の線でキャラクターが作られていますが、1人1人にちゃんと特徴があって見事に描き分けられています。

そう思うと最近のアニメキャラは線数ばかり多くて、顔はどれも一緒(髪型と色が違わなかったら区別がつかない)というものが多すぎる気がします。。。

「母をたずねて三千里」のようなキャラクターで、動きの方を重視して作る方が良い作品が出来るんだろうな~、、、などとしみじみ思いながら拝見しました。


出てから九段下まで歩きます。

隣の靖国神社の鳥居


一部だけしか見えませんけど、どっしりとした迫力がありますね。
まさに鎮守って感じですか?・・・


九段下駅から根津駅まで地下鉄に乗って移動して、弥生美術館に行く。というつもりだったんですが、あまりにも気持ちよい陽気なので、ついつい弥生美術館まで歩くことにしました。
途中神保町の本屋さんを少しふらふら立ち寄ったりしながら・・・


湯島付近で撮った建物。


そして上野公園不忍池の前。



こういう景色を眺めながら歩くのは楽しいですね。


弥生美術館でやっているのは「山岸凉子展

25日まで!


1969年にデビューした漫画家・山岸凉子は「アラベスク」や「日出処の天子」などの大ヒット作を生み出し、巧みな心理描写と画面構成で読者を魅了し続けています。

という漫画家さんですが(もちろんファン)、その原画は改めて緻密で美しい!

じっくりと堪能しました。

凛としたたたずまい、そして美しい衣装の模様。
キャラクター全体もそうなんですが、ペンに勢いを感じることなく、スーッと優しく必要な線を置いている感じですね。
模様も、手で描いたの?と疑いたくなるくらい丁寧に描かれ、しかもペンの流れが分かりません。

3階に常設展示の高畠華宵さんの女性画が展示してありますが、こちらの着物柄は(もちろん美しいのですが)やはり筆の勢いというものを感じます。

そういうところを比較してみるのも面白いな、と思いました。

またもう一方の竹久夢二展の方も、以前とは展示内容を一新していて、意外にもすごく面白かったです。
装飾デザイナーとしての夢二を楽しめましたし、100年前の本という、ある意味珍しいものをたっぷりと拝見できました。


ここで「第3回キャラクターアート展」というチラシはがきを見つけてしまいます。

明日まで。

そして会場は市ヶ谷駅前。


実は最初市ヶ谷で下車して、マルコ展まで歩いていったんですね。
つまりすぐ脇を知らずに通り過ぎていた!
ちょっと、いや、かなり悔しい。。。


でも半ばあきらめつつ、東大の中を歩きます。


実はここで以前借りた本を返そうと思って寄ったのですが、アポなしでしかも先方の所在不明になってしまっていて、目的を果たせず素通りという形になってしまいました。



その後牛丼を食べながら地図を確認。

こっから市ヶ谷、、、

歩けんじゃね?





ということで、勢いというのは怖いですね。

結局歩いて向かうことに。

途中



これは神楽坂通りから。





思った以上に面白かったです。
寄せ書きとツリーは写真撮っても良い、ということだったので撮らせてもらいました。


これも明日まで!




それにしてもよく歩きました。(^^)


そういえば、弥生美術館の1月3日からの展示が、平田弘史展。
行かねば!








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