調律師協会の技術研修会
「自分だけのアクションドライバーをつくろう!」というタイトルどおり、ドライバーを作る、という内容でした。
会場はプロミティー厚木

アップライトピアノのハンマーを土台に固定している「バット」というパーツ、これの付け外しというのは案外多いのですが、手前にジャックというパーツが覆いかぶさっていていつも難儀します。
今回はこれに特化したドライバー(勿論他の用途にも対応します)を作りました。
昨年秋に新木場の合板資料館に見学に行った際に、一部メンバーが既にこのドライバーの柄の木材を買出しに行ってました。
僕はそのとき漫画家の荒川三喜夫さんと待ち合わせの約束をしていたので買出しには参加できませんでしたが。。
そう、この時から今回の準備は始まっていました。
講師は同じ会員で、ひびきピアノ工房を立ち上げ、チューニングハンマーなどを作成している北村さん。
今回のために買い込んだ木材を柄の形に加工して、ドライバーも用意して、資料を作成して、と大変な準備をなさってくださいました。

市販のドライバー、プラス、マイナスそれぞれをまず壊すところから始めます。
柄を壊して軸だけにして、加工してオリジナルの柄に取り付けます。
プラスのほうはプラスチックの柄で、壊すのも簡単、そして柄の中の出っ張りを軽く削ってあとは差し込むだけ。比較的簡単な作業です。
ところがマイナスは、まず柄の破壊が大変でした。
電気工作用の軟質素材表面にまいた丸い形の柄で、これを壊すので僕を含め全員が四苦八苦!
後半に慣れた人があっという間に外しているのを見て、先にこれを見ていれば・・・と思いつつ感心してしまいました。
そして次は軸の加工ですが、まず先端を少し短くした上で、厚さと角度をグラインダーで加工します。
固定式のグラインダーを使って削っていきますが、今回北関東のメンバーが数名グラインダーを始めとする工作機械を持参して参加してくれて、おかげで大勢で作業が出来て大変助かりました。

この写真はもう終盤になって、みんな余裕が出来た中でわいわいやっているところ。
そして軸の加工ですが、もともとの軸がかなり太いので先端の形も独特のヘラのような形に加工しつつ径が細くなるようにひたすら削っていきます。
これがまた時間のかかる作業でした。
そして出来上がった2本。

我ながらなかなか良い出来です。(^^)
今度の週末に修理で使う予定なのでじっくり効果を検証したいと思います。
今日もちょっとしたところで使いましたが、感触は良かったです。
作業終了後は近くの居酒屋で懇親会。
ほとんどのメンバーが参加して、2次会まで大変盛り上がりました。
(今回本当は1次会で帰るつもりだったんですが、誘惑には勝てませんね。。苦笑)
毎回参加するたびに思いますが、この自分がいる3班はベテランから若手まで皆さん気さくで仲良くてとても居心地が良いです。
今回も一緒に作業できたこと、飲んでおしゃべりできたこと、全てに感謝です。
ただちょっと飲みすぎたな。。(笑)
「自分だけのアクションドライバーをつくろう!」というタイトルどおり、ドライバーを作る、という内容でした。
会場はプロミティー厚木

アップライトピアノのハンマーを土台に固定している「バット」というパーツ、これの付け外しというのは案外多いのですが、手前にジャックというパーツが覆いかぶさっていていつも難儀します。
今回はこれに特化したドライバー(勿論他の用途にも対応します)を作りました。
昨年秋に新木場の合板資料館に見学に行った際に、一部メンバーが既にこのドライバーの柄の木材を買出しに行ってました。
僕はそのとき漫画家の荒川三喜夫さんと待ち合わせの約束をしていたので買出しには参加できませんでしたが。。
そう、この時から今回の準備は始まっていました。
講師は同じ会員で、ひびきピアノ工房を立ち上げ、チューニングハンマーなどを作成している北村さん。
今回のために買い込んだ木材を柄の形に加工して、ドライバーも用意して、資料を作成して、と大変な準備をなさってくださいました。

市販のドライバー、プラス、マイナスそれぞれをまず壊すところから始めます。
柄を壊して軸だけにして、加工してオリジナルの柄に取り付けます。
プラスのほうはプラスチックの柄で、壊すのも簡単、そして柄の中の出っ張りを軽く削ってあとは差し込むだけ。比較的簡単な作業です。
ところがマイナスは、まず柄の破壊が大変でした。
電気工作用の軟質素材表面にまいた丸い形の柄で、これを壊すので僕を含め全員が四苦八苦!
後半に慣れた人があっという間に外しているのを見て、先にこれを見ていれば・・・と思いつつ感心してしまいました。
そして次は軸の加工ですが、まず先端を少し短くした上で、厚さと角度をグラインダーで加工します。
固定式のグラインダーを使って削っていきますが、今回北関東のメンバーが数名グラインダーを始めとする工作機械を持参して参加してくれて、おかげで大勢で作業が出来て大変助かりました。

この写真はもう終盤になって、みんな余裕が出来た中でわいわいやっているところ。
そして軸の加工ですが、もともとの軸がかなり太いので先端の形も独特のヘラのような形に加工しつつ径が細くなるようにひたすら削っていきます。
これがまた時間のかかる作業でした。
そして出来上がった2本。

我ながらなかなか良い出来です。(^^)
今度の週末に修理で使う予定なのでじっくり効果を検証したいと思います。
今日もちょっとしたところで使いましたが、感触は良かったです。
作業終了後は近くの居酒屋で懇親会。
ほとんどのメンバーが参加して、2次会まで大変盛り上がりました。
(今回本当は1次会で帰るつもりだったんですが、誘惑には勝てませんね。。苦笑)
毎回参加するたびに思いますが、この自分がいる3班はベテランから若手まで皆さん気さくで仲良くてとても居心地が良いです。
今回も一緒に作業できたこと、飲んでおしゃべりできたこと、全てに感謝です。
ただちょっと飲みすぎたな。。(笑)