今更ながら、デスノート

どうも映画化されたり、大ヒット！　と書かれると、距離をとりたくなる性格なのか、今までろくにチェックもせずにきました。
でもまあ、そろそろ読んでもいいかな、ということで。

とりあえず、４巻まで読みました。
初っぱなから、Ｌとキラの対決が始まってしまって、「なんで、いきなりここまで絞り込めるの？」と違和感を感じつつも読み進めていくと、二巻が終わることにはしっかり続きが気になる病にかかっていました。

確かに、Ｌがいきなりライトを疑うのは突飛なような気がしますが、そこに至るまでの過程を延々と書いていたのでは、商業誌では通用しないのでしょうね。
読者はせっかちです。
早く、二人が対決をして、滅びていくのをみたいのでしょう。
作者の頭の中には、もしかしたら０巻が存在しているのかもしれません。でも、あえてそこを省略するのがプロの技なのかな、と思いました。

いきなり核心に切り込んでいく力。それが、せっかちな今の世の中では求められているのかもしれません。特に、エンターテイメントの世界ではね。

ラストスパート

ノベル大賞に向けての作品が、いよいよラストスパートです。
とりあえず形にしないことには推敲も出来ないし、ページの調整も出来ません。というのも、ノベル大賞は９５枚から１０５枚というかなりシビアな募集要項となっているのです。
まあ、１００枚で書け。±５枚は許す。
ということでしょうか。
でも、上限なしとかいわれるより、こっちの方が書きやすいのは、ワナビ歴の長さ故か？

今月は別冊コバルトも出ているようなので、チェックしたいのですが近所の本屋で売っていないのでアマゾンをのぞきに行ったら、別冊は扱ってませんでした。


それにしても、最近ギスギスなスケジュールで動いているなぁ。
結果待ちですが（今週金曜が運命の日）、えんため大賞もぎりぎりで出したし、今度もぎりぎり。しかも、投稿と同時に試験勉強の遅れを取り戻さなければなりません。
一日一本、三日で三本のペースでリポビタンです。
体持つかなあ。

さくら

昨晩、サイトで公開しているアドレスに、いわゆる迷惑メールが送られてきました。まあ、いつものことです。
ただ、普段と違うのは、発信元が（偽装かもしれませんが）ａｕのドメインだったということです。そして、「ここをクリック！」みたいなＵＲＬも記載されていませんでした。
まあ、「掲示板を見て、おつきあいしたいと思いまして」といったような書き出しからして、出会い系のさくらであることは明白なのですが、面白そうなので取材を試みました。

まず、相手は闇雲にメールを発信しているわけですから、こちらの名前さえ知りません。そこをどうごまかして会話をする気なのかを試しました。
しかし、送られてくるメールは一方的な話ばかりでかみ合いません。
最後には、「ここじゃ、安心して話せないから、ここに登録して」というおきまりパターンです。
残念ながら、相手の性別を見分けることも出来ませんでした。
もう少し、取材になると時間を割いた甲斐があるというものなのですがね。
まあ、ＵＲＬをクリックしろの一点張りでは、もう取材は終わりです。
三通ほどメールが来ていましたが、無視していたらあきらめたのか、消えていきました。

松浦 進捗報告 で、あります！

夢にまで出てくる、課題の数々を無視して執筆したところ、進捗率が５７％に達しました！
っていうか、全速前進？
この調子でいけば、ノベル大賞の締め切りに間に合うのではないかと思われます。

しかーし。とてつもない障害が待ち受けているかもしれません。
というのは、エンターブレインのサイトをチェックしていたらこんな記述を発見しました。
次回更新予定の欄に、『第９回えんため大賞の一次選考発表！』

ここで、一次でも通過していれば執筆速度３倍。落ちていると、精神力が持つかどうか……。
この辺が、今回のプロジェクトの鍵になりそうです。

でもまあ、松浦は後ろ向きに用心深い男ですから。
当然、２２日までに草稿が完成するように、全力で執筆します。そして、完成しない場合は、サイトを見に行かない、気にしない、インターネットにつながない、の３ない運動を展開する予定です。

羽ばたき機、キタ――――！！

今日、『天空の城ラピュタ』を語らずして、いつこの話を書けようか。
思えば、生まれて初めて一人で観に行った映画がラピュタだった。ものすごい影響を受けた。

それまで人が空を飛ぶ姿といえば、ドラえもんのタケコプターで、のび太がふわふわと高度３０メートルほどを飛ぶ姿しか思い浮かばなかった。
それが、ブレイクスルーしたのである。
空賊たちが、シータを救うために羽ばたき機で編隊を組んで、時折ジェット加速を使いながら飛行するシーン。しびれました。
牧場の柵、木々などの景色が、高速で流れていくスピード感。
微妙に、上下する羽ばたき機の動き。
あの飛翔シーン以上のアニメを、未だに松浦は発見できずにいます。

そんな、松浦向けのおもちゃが登場しました。
その名も、羽ばたき飛行ラジコン「Ｒ／Ｃメカトンボ」です。
これは、改造してラピュタ仕様にするしかないでしょう。

待ち遠しい

というか、じらさないでください。
エンターブレイン主催の、「えんため大賞」の話です。

毎週金曜日に、ファミ通文庫の公式サイトが更新されるのですが、今日も選考については更新なしでした。応募総数も明らかにしていません。
締め切りが４月末日。すでに、６月も半ばです。こんなんで、本当に８月に選考結果を発表できるのかなぁ。
選考過程については、サイトにて報告していくと明記しているのだから、そろそろ一次選考の結果くらい発表してくださいよー。
とここでいっても、詮無いことですが。

人は紳士に生まれるのではなく、紳士になるのだ

以前、同じようなはなしをブログで書いてしまったかもしれません。でも、どうにも不愉快なので、やっぱり書きます。

今日、電車内にて、一見ごくふつうの老人男性が座席に座っておりました。すし詰めというほど混雑はしておりませんでしたが、立っている人も結構いる状態です。
しかし、この老人、小さなからだを精一杯広げて１．５人分ほどのスペースを使っています。
そこで、「失礼」と声をかけて隣に座り、反対側にもう一人座れるように座席を詰めたところ、なにが気に入らないのか、こちらをにらんできました。
当然、優しく微笑み返してあげます。
老人、目をそらして沈黙。
こういうのを餓鬼を呼ぶのでしょうね。

今、教育再生だとかが話題にあがっていますが、『まとも』だったとされていた時代に教育を受けたはずの人間ですら、このざまです。
人は生きながらにして腐るといいます。
教育はきっかけであり、常に世間に出るということについてある程度の緊張感を持っていなければ、あっという間に元の木阿弥でしょう。

老人＝人徳がある
という図式をぶちこわす、いい小説の材料が手に入りました。

ビスタに完全移行できないわけ

まあ一言でいってしまうと、使っているソフトがビスタに対応していない、ということなのですよ。
面白そうだとは思うし、新しいものは使ってみたい。
しかし、今より不便になってしまうのならば、お金を払う意味はない。そんなところでしょうか。

最終的には、一太郎２００７で原稿を書いているので、それは問題なし。というか、ビスタの方がデザインに統一感があってよい感じです。しかし、プロット作りは、VerticalEditorというフリーソフトを使っています。
これがビスタに対応しないことには、残念ながら完全移行は無理です。
まあ、アイディアプロセッサーには他にもよいものがたくさんありますから、VerticalEditorにこだわる必要はないのですが、この上ないシンプルなシステムのおかげで、Ｗ－ＺＥＲＯ３に入れてあるＷＺエディタとの相性もいいのです。

ビスタで安心して使える、いいエディタ（アウトライン表示機能付き）はないかなぁ。

新作メガネ

メガネを新調しました。

最近、文字が二重に見えることがあるので、もしかして乱視が入ったかなと思い、眼鏡屋へ。
測定の結果、乱視ではなく、たんなる疲れ目だと判明。
しかし、度が進んでいて、さらに左右の視力に差があることがわかり、新しいレンズを買うことにしたんです。
そりゃ四六時中パソコン作業をしていれば、目も悪くなって当然か。

で、気づいたことが一つ。
このメガネをレンズ交換に出してしまうと、手元には運転用の強烈なやつしか残りません。あの度数で手元を見ていたら、頭が痛くなりそうだ。
という流れで、フレームも買うことに決めました。

お金がぁ～！
作家になれたら、メガネは経費になるのかなあ。
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痛すぎる人間観察

帰宅途中の電車内でのことです。
月曜日ということもあって、少々疲れていました。普段だったら小説に活かすために、人間観察をしたり、活字を追ったりするのですが、今日はそんな気にもなれませんでした。

ところが、一人の男が松浦の３５分間をすべて塗り替えてゆきました。
車内に響く、ひときわ大きな声。
はじめは、知的障害者が車内アナウンスのマネなどをしているのかな、と思っていましたが、どうやらそうでもないようです。しかし、注意してみてもその男は一人バイトの愚痴を言い続けているだけなのです。
『会話』ではありません。合いの手がないのです。
５分ほど観察して、ようやく事態が飲み込めてきました。
この男、すぐ脇にいる女性に話しかけているようです。男の発言を分析するに、どうやらバイトの先輩と後輩という関係のようでした。
しかし、この女性、

一　言　も　発　言　し　ま　せ　ん　。

男の方は、気を惹きたくて一生懸命ですが、女性は「はやく、このうるさい男と別れて、一人で帰りたい」というセリフが顔に書いてあります。

今日は、２０前後のモテない男の、痛い行動パターンを観察させてもらいました。