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松庵

シナリオライター
&絵コンテマンな
松浦の軌跡。

人は紳士に生まれるのではなく、紳士になるのだ

2007-06-14 18:39:06 | なんでもない日々
以前、同じようなはなしをブログで書いてしまったかもしれません。でも、どうにも不愉快なので、やっぱり書きます。

今日、電車内にて、一見ごくふつうの老人男性が座席に座っておりました。すし詰めというほど混雑はしておりませんでしたが、立っている人も結構いる状態です。
しかし、この老人、小さなからだを精一杯広げて1.5人分ほどのスペースを使っています。
そこで、「失礼」と声をかけて隣に座り、反対側にもう一人座れるように座席を詰めたところ、なにが気に入らないのか、こちらをにらんできました。
当然、優しく微笑み返してあげます。
老人、目をそらして沈黙。
こういうのを餓鬼を呼ぶのでしょうね。

今、教育再生だとかが話題にあがっていますが、『まとも』だったとされていた時代に教育を受けたはずの人間ですら、このざまです。
人は生きながらにして腐るといいます。
教育はきっかけであり、常に世間に出るということについてある程度の緊張感を持っていなければ、あっという間に元の木阿弥でしょう。

老人=人徳がある
という図式をぶちこわす、いい小説の材料が手に入りました。
コメント (2)
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