「捨てる力」がストレスに勝つ (集英社文庫 さ 28-5) (集英社文庫)斎藤 茂太集英社このアイテムの詳細を見る |
あれだね。
どうも、最近の書店売り上げランキングをみていると、人生の実用書(?)とでもいうべきか。そんな本ばかりが目立っているようですね。
ストレスに勝つ! とか、ビジネスで勝ち組になる!! とか。
で、この本なんですが。
まあ、著者の斉藤(斉の字は正確ではありません。正しくは、アマゾンの表記です)さんはすでに亡くなっています。いない人のことを悪くいうのは反則だな、と思うのですが、医者っていうのはのんきですな。
ましてや、開業医の御曹司の発想にはついて行けません。
なんでも持っている人は、そりゃね。捨てることから始まる未来もあるでしょう。
でも、こっちはチャンスを拾い集めることで精一杯なんですよ。
さすが精神科医。読んでいるうちは、なるほどな、と思いますよ。でもね、実践できる環境にいる人なんて、そうそうはいないんじゃないかなぁ。
少なくとも、松浦には無理です。
財布と鞄には余裕がございますが、あいにく心にはこれっぽっちも余裕なんてございません。
あたりからブームが起きているのでしょうね。
本当に捨てたくないモノを捨てかけたとき、
(命とか、親とか)
捨てることから始まる未来なんて言えなく
なると思いますょ。
PS
今年は逆チョコが流行っていたので、
男子から2個貰いました。
ホワイトデーで返さないといけない
もともと、PHP出版なんかがニッチにやっていた種の本だと思うのですが。なんだかこぞって、
これなら売れる!
と業界が食い荒らしている。
読む方も、文芸でテーマを探るんじゃなくて、手っ取り早く答えを知りたいから、この手の本にすがりつく。
やな構図だなぁ。
PS
年賀状の数で、誤配されてきた隣のおばさんに負けたのにつづいて、連敗です。
まあ、お返しの苦労もないですけどね。